職場の「ハロウィンパーティー」に困惑する人々 「仮装がマジ嫌だ」「メディア主導のブームやめて」

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職場の「ハロウィンパーティー」に困惑する人々 「仮装がマジ嫌だ」「メディア主導のブームやめて」

今年も10月31日のハロウィンが近づき、街中でカボチャや魔女の飾りを見かけるようになってきた。最近は友人間だけでなく、職場でハロウィンパーティーを開催するところもあるようだ。

しかし、ただのパーティーならともかく、ハロウィンとなると仮装もしなければならない。準備の手間もかかるし、何より気恥ずかしさを感じる人もいるだろう。ツイッターには、10月に入ったごろから困惑するつぶやきが多数寄せられている。

「今週末、会社でハロウィンパーティーあってさ。仮装出来たらしてねーって言われて、全力で心が拒否してる」
「金曜日、会社でハロウィンパーティーあるらしく仮装しろと言われたがマジで嫌だ」

独特の「パーリーピーポー感」が苦手という人も

ハロウィンの仮装衣装は数千円から、気合いを入れて臨む人は数万円かけることもある。気乗りしない人からすれば、できるだけ安く済ませたいところだ。

そのためヴィレッジヴァンガードで、映画「13日の金曜日」に出てくるジェイソンのホッケーマスクを380円で購入して「乗り切ることにする」という人もいた。ハロウィンには相当うんざりしているよだ。

「ハロウィンとかホントやらなくていいから。メディア主導のブーム作るのやめて。それに乗る奴もダメ」

仮装だけではなく、ハロウィン特有のノリ自体が嫌いという人も少なくない。「昨日は会社のハロウィンパーティーだったんだけど、あのパリピ感が苦手で3000円無駄にした気分」という声も寄せられていた。

日本ではこの数年で一気に普及した感のあるハロウィンだが、舶来物ということもありノリも欧米的だ。仮装しながらパーティーをして、その様子をFacebookとインスタグラムでシェア。まさに「ウェーイ!」という感じのため、リア充でない人にとっては居心地が悪いようだ。
経済効果でバレンタインデーを抜く見通し

パーティー以外でもハロウィンに困惑する声がある。この時期、小売店などではハロウィンキャンペーンなどといって店を盛り上げるために、従業員が魔法使いの帽子を被ったりしているが、これも気恥ずかしいという。

「バイト先で変な帽子かぶらされてるからハロウィンきらい」
「明日もバイト。ハロウィンの帽子かぶるのかあ… 知り合いに会ったらアウト」

それでも、日本国内でのハロウィン市場は年々拡大している。一般社団法人日本記念日協会は、今年のハロウィンの市場規模は前年比約11%増の1220億円と推計する。2011年の560億円から、4年で2倍以上になった。

ちなみに、今年のバレンタインデー市場は1250億円。ハロウィンは家族や子ども同士でも楽しめるので消費も増えやすく、近くバレンタインを抜くと見られている。ツイッターには、

「日本人には、ハロウィンは似合わないと思うが、バレンタイン以上の経済効果があるなら、いいかなと思う。で、会社に仮装して行って、ボーナスくれなきゃイタズラするぞ!っていうのはどうだろう?」

なんて声も挙がっていた。

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