【第12回】女性と話すことが苦手で出会いがない!~占い師ニコラシカの『お悩み相談』

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不定期でお届けしている、ニコラシカの『お悩み相談』。
今回は女性と話すのが苦手だという男子からのご相談です。

女性との出会いがありません。
その理由は女性と話す時に緊張してしまってあがってしまうからだと自分では思っています。
女性だけでなく、人前で話すと同じようなことが起こります。
そのせいで自分から話にいくことが少なく、女性との会話や出会いがまったくありません。
どうしたら良いのでしょうか?
(10代/男性)

えー、まだ10代なのに!? とびっくりしてしまいましたが、10代だからこそのお悩みかもしれませんね。
現状に『死神 逆位置』が出ていることから、変わりたいのに変われないもどかしさを感じている様子がうかがえます。
補助として引いたカードには、『聖杯エース 逆位置』、『剣3 逆位置』と出ました。
また、周囲の状況や環境を表す位置に『太陽 逆位置』が出たことから、周囲が彼女を作ったり、女友達と気安く話している姿を見て、コンプレックスが刺激され、うらやましくなってしまった、自分はずっとこのまま彼女を作れないんじゃないだろうかという不安を抱えているのではないでしょうか。

何故、そんなに女性と話すことが苦手になってしまったのでしょう。
過去の位置に『吊るされた男』、『剣9 逆位置』、『剣エース 逆位置』というカードが出たので、おそらく以前、がんばってコミュニケーションをとろうとして失敗してしまい、女性と気軽に話すことを諦めてしまった経験があるのでは?

しかし今、あなたは自ら変わろうとしています。
潜在的な意識の中に、『審判』のカードが出ていますから、このままではいけない、自己改革をしようとする思いが芽生えているようです。

それはとても良いことなのですが、顕在意識を見ると『正義』、そして『剣7 逆位置』。
もしかしてユーモラスで気が利いたトークができるようにならなければと考えてはいませんか?
これまでにできなかったことが、「変わろう」と思うだけで、いきなりできるようになるでしょうか。まず無理です。

そもそもあなたの性格的なものを示すカードは『隠者』でした。
他者とにぎやかに交わるよりかは、自分の世界を大切にするタイプなのでは。
自分の本質と全く違う人間になろうとするには、大変な努力と意志の強さが必要になりますし、ストレスもたまります。

そうした間違った思い込みで自己改革を進めようとすると、未来の位置に出た『魔術師 逆位置』、『棍棒4 逆位置』、『剣8』というカードが示すとおり、がんばっているのにうまくコミュニケーションがとれないことで、コンプレックスがますます深まり、不必要な見栄をはるためにウソをついてしまうかもしれません。さらには、そのウソがいつバレるかと精神的に不安定になり、自分で自分の首をしめるようなことにもなりかねません。

では、どうすれば良いのでしょうか。

問題解決の希望は『女帝』のカードにあります。
自分から積極的に話をしなければいけない、という思い込みを捨てること。
そして、どうぞ“聞き上手”になってください。
聞き上手になることは、話し上手になるよりも難しいかもしれません。相手の話を親身にきく、余計な口をはさまない、けれど聞き流すのではなく、きちんとフォローの言葉も伝えてあげなければならない……ハードルは高いです。
しかし、話し上手よりも聞き上手な相手を求める女性は多く存在します。

自分から上手に話そうとするから、余計に緊張してしまうのです。
「話を聞くよ」という受け入れの姿勢を見せれば、あなたがたくさん話す必要はないのですから、緊張する必要もありません。
女性に限らず、誰に対しても同様です。

潜在意識の補助のカードや、問題解決のキイカードに『金貨9』、『聖杯9 逆位置』が出ていることから、「誰かが気の合う女の子を紹介してくれて、話も弾むようにセッティングしてくれないかなぁ」という願望が、あなたの心のどこかにあるのかもしれません。
しかし、そんなにおいしい話は、なかなかありません

まずは周囲に対して聞き上手になること。そうしてあなた自身の人柄を認めてもらって、初めて女の子を紹介してもらったり、グループで遊びに行くなどのコミュニケーション上の喜びをつかめるでしょう。

結論の位置には『世界』そして『聖杯8 逆位置』のカードが出ました。
可能な範囲での理想を追求していくことで、同性異性を問わず友達が増え、ゆくゆくは特別な存在が現れるでしょう。

がんばってくださいね。

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