猫と犬のシアワセ同居。キャットウォークが巡る家

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犬と猫のシアワセな家

ペットも大切な家族。楽しい毎日を送ってほしいし、人間も快適に過ごしたい。そして家づくりは、工夫次第でペットとの暮らしをもっと楽しくできるチャンス。ここでは、猫と暮らす先輩が建てた家のアイデアを紹介しよう。
猫と犬が同居するためにキャットウォークが大活躍

今回取材をしたのは、猫2匹・犬1匹と暮らすTさんの家。みんな仲良しだが「いつでも遊びたがる犬に対して、猫は構ってほしくないこともあるから」と考えたTさんは、建築家の石川淳さんに設計を依頼。それぞれの快適な居場所がある家を建てようと決めた。上下運動が好きな猫のために設けたのが、家中の壁面に巡らせたキャットウォーク。ここを通れば、猫は床に降りることなく、部屋から部屋へと思いのままに移動できる。では、具体的にTさんの家の猫と暮らすためのアイデアを見ていこう。

【画像1】キャットウォークとらせん階段でくつろぐ猫たち。ここがお気に入りの場所(写真撮影:和田真典)

【画像1】キャットウォークとらせん階段でくつろぐ猫たち。ここがお気に入りの場所(写真撮影:和田真典)アイデア1.キャットウォーク

壁面には家中をぐるりと巡れるキャットウォークを設置。階段部分は猫が歩きやすいサイズを考え、踏面を幅20cm、奥行き35cm、高さ20cmに設定。小物やアートを飾るスペースにもなる。

【画像2】階段部分をゆっくりウォーキング(写真撮影:和田真典)

【画像2】階段部分をゆっくりウォーキング(写真撮影:和田真典)アイデア2.猫のためのドア

猫のベッドがある寝室と、ごはんがあるキッチンの出入口には、猫だけが通れるドアを設置。小さな開口部は犬が通れないので、猫は落ち着いて眠ることができ、犬にごはんを食べられることもない。

【画像3】猫だけするっと通り抜けられる(写真撮影:和田真典)

【画像3】猫だけするっと通り抜けられる(写真撮影:和田真典)アイデア3.のぞける窓

キッチンは小窓付きのセミオープン型に。リビングから見えないクローズド型と、ダイニングとのやりとりがしやすいオープン型の良さを両得できる。当初、猫用につくったものではなかったが、猫たちも愛用する小窓として大活躍。作業中、猫があいさつに来ることもあるとか!

【画像4】ダイニングからキッチンを覗く猫のいご君(写真撮影:和田真典)

【画像4】ダイニングからキッチンを覗く猫のいご君(写真撮影:和田真典)アイデア4.猫だけの通り道

家全体に巡らされたキャットウォークは、壁、天井、屋根裏から寝室にもつながり家中ぐるりと回遊できるようになっている。

【画像5】猫だけが通れる特別な道。ここを通って寝室に行くことができる(写真撮影:和田真典)

【画像5】猫だけが通れる特別な道。ここを通って寝室に行くことができる(写真撮影:和田真典)

ペットと暮らす人にとっては、ペットも人間も楽しく快適に暮らせることが大切。住まいには、そのためのアイデアがたくさんあり、家づくりはそれらを取り入れる最大のチャンス。Tさんのように、ペットの特性を考え、みんなが楽しく暮らせるアイデアを取り入れてみよう!

取材・文/前川ミチコ●取材協力
・石川淳建築設計事務所

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元記事URL http://suumo.jp/journal/2015/10/21/99316/

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