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太っ腹価格で、太っ腹のボリューム! “たこや気分”を満たしてくれる、福岡の“たこやキング”

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県外では意外と知られていない!? 福岡のグルメ街

ライターの松鵜(マツウ)です。

今回ピックアップするのは、白金&高砂エリアの穴場。老舗、中堅、新店とどの層の店も充実していて、A級グルメでもB級グルメでも食いしん坊たちの欲望を満たしてくれるこの界隈。昼はお洒落な隠れ家レストランがマダムを迎え、夜は仕事終わりのスーツ族のオアシスのごとく、酒場に明かりが灯っています。

県外にその名は知れ渡っていないと思うけど、“食都”福岡のなかでもウマい店がひしめくこのエリアで食事を楽しむことを、近隣では“プラチナ飯”なんて言っているとか、いないとか!?

と、期待を煽りに煽ったうえで、オススメする店のジャンルが「たこ焼き」です。と言うと「ちぇっ、残念」なんて思う人もいるかもしれないから、あえて前置き。飲んだ後の〆にも、小腹が空いた時の救世主的おやつにも、技あり手土産にも、パーティの手軽な一品追加メニューとしても大満足な「(私的)福岡のたこやキング!!!!!!!!!!」でございます。誰かにオススメして「ウマい!」の一言をいただいた時には、片眉毛ピクリで口元ニヤリ、「だろ!?」てなもんですよ。

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場所は、白金エリアの南の端。直接この店を目指すならば、薬院駅よりも、その次の平尾駅からのほうが近いです。平尾駅を出たら、一本西を走る百年橋通りへ。「白金二丁目」の交差点を左折してすぐの交差点で右を振り向けば、「た」「こ」「や」「き」の提灯がそれぞれ風に揺れています。

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サービス精神まっしぐら!!で一箱400円

店名は「蛸Fuji」。もともとは斜向いに店を構えていたのですが、3年ほど前に今の場所にお引っ越し。たばこ屋の居抜きで、「たばこ」の「ば」の字をタコのイラストで隠して「たこ」にした、洒落の効いた看板にも座布団一枚です。
そしてそして、ピンクの看板にドンと書かれた「たこ焼き」の文字の下に注目。はい、きました〜っ!!! お財布にっこり! 空きっ腹万歳!!の「14個入り400円」の文字。しかも、まるっと大ぶり。タコもごろんと入って、抜かりはございません。

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採算度外視の理由は「焼くのに時間がかかって迷惑をかけてしまうから、少しでも安く提供しています」だそうですが、なにをおっしゃいますやら、焼き時間の長さはおいしさを追求した結果じゃありませんか。

生地は熱の通し方で味が深まるもの。こんがりと焼かれているから外はカリッ。直接鉄板に触れていない部分はモチモチと伸びがあって、芯に近い部分はトロりと生地が溢れてきます。嗚呼、このリズムのある食感♪一口で頬張りたいところだけども、熱々をパクりといっちゃうとお口の中が大惨事になってしまうから、食べる側にもテクニックが必要。できるだけガブリを心がけつつ、熱で味が分からなくならないほどの絶妙の量だけ口に頬張り、ハフハフしながらホフホフしながらウマさを堪能。

で、また一口、また一口と楊枝使いも達者になって、気が付けばあっという間にペロリでございます。

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生地が技あり!! さすがは本場仕込み

さてさて、たこ焼きを焼いてくれるのは大阪出身の清川幸二さん。故郷の味であるたこ焼きを家で振る舞ったところ、その味が評判で、「よっしゃ! せやったら」と腕まくりをして、そのまま店を始めちゃったそうです。

そんな清川さんのたこ焼きの特徴は、生地そのものがウマい!ということ。昆布やサバ節、イワシ節などのダシを効かせて、さらに企業秘密のだという「海の物いろいろ」がおいしさの素になっているのだとか。「卵を入れすぎると、モサッと固くなってしまうから」と、280個分の生地に対して卵をひとつしか入れないというのも意外な工夫。つまり、これだけの分量を作らなければ、家庭では味わえない食感というわけです。

清川さんオススメの食べ方は、生地のおいしさをダイレクトに味わえる「素焼きを焼きたてで」。確かにあのカリッとしたこんがり感は、ソースでしなっとなった普段のたこ焼きとは別物ですね。生地に仕込まれた醤油のやさしい風味も、う〜ん、大人の味。

ただ「ソースなしじゃあ、、、ねぇ、、、(苦笑)」と二の足を踏んでしまう人もいるかもしれないので、ここでちょっと脱線トリビアをひとつ。そもそも本場大阪でも、たこ焼きは素焼きで食べられていたようで、今でも発祥の店ではソースも青のりもかけていないそうです。てことで、このあっさり味は、飲んだ後の〆にもってこい。ただし、酔っぱらった勢いでガッついて、舌を火傷しないようにご注意あれ。

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テイクアウトでおいしさが変化!

とはいえ、やはり定番のソース味が一番人気。常にソースを温めてくれているので、その場で熱々をぜひ。

お持ち帰りはお持ち帰りで、ほどよく熱が冷めていて、一口ガブリの豪快喰いも可能だし、しんなりとなったたこ焼きはモチモチ感が増して、ひと味違ったおいしさに変化! マヨネーズをかけてももちろんグッドで、福岡ではあまり見かけない(と思う)ソースなしのマヨネーズのみなんて食べ方もおもしろいですね。

さらに、激辛ソースもあるけれど、こちらは勢いで頼む前に、自身の辛口耐久レベルを再確認すべし。某カレーチェーン店の4辛くらいは平気でペロリな筆者も、ハァハァ言いながら、水を片手に休み休み食べました。ビールのお供には最高なんですがね!ちなみにどの味もすべて400円です。

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一番の調味料は、のんびり食べること!

無性にたこ焼きが食べたくなる“たこや気分”の日ってありませんか?そんな日においしい味を求める“たこや期待”を裏切らないのが、この『蛸Fuji』。焼き時間に20分ほどかかるけど、事前に電話注文しておけば全くノープロブレム。それに店先のベンチで季節の風に吹かれながらのんびり待って、でき上がったたこ焼きをニコニコと頬張る姿なんて、今時ではなかなか見かけなくなった光景ですよ。

たっぷりとかかったカツオ節を風に横取りされてしまうこともあるけれど、そんなワンシーンに身を置けるのもご愛嬌ってことで。

お店情報

蛸fuji(たこふじ)
住所:福岡市中央区白金2-11-24 白金ハイツ1階
電話:092-521-5260
営業:昼過ぎ〜売切れ次第終了(生地があれば24:00くらいまで)
定休日:不定休

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書いた人:
山内淳

福岡の出版社で書店営業をしていたはずが、いつの間にやらフリーランスの編集・ライターへと転身。福岡をはじめ九州・山口のグルメ・ショッピング・旅行などに関する情報を、節操なくさまざまな媒体にて発信する。

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