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VAMPS主宰「HALLOWEEN PARTY」神戸の夜に響いた2日間の狂宴

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VAMPSが主宰する国内最大級のハロウィンイベント「HALLOWEEN PARTY 2015」2日目が、10月18日に兵庫・神戸ワールド記念ホールにて開催された。

初日に続き秋晴れに恵まれたこの日も、午前中から開放されているフリースペースでは、傷だらけの白雪姫や双子の巫女、親子の吸血鬼らが大勢集い、互いに血糊を塗りあったり、写真を撮りあったりしている。クロークスペース横のお手洗いのBGMもHALLOWEEN JUNKY ORCHESTRAによる「HALLOWEEN PARTY」だったりと、会場エリアに脚を踏み入れた途端、ハロウィン気分が一気に盛り上がる。

「俺たちがトップバッターのBREAKERZです!」

初日に引き続き2日目のトップに登場したBREAKERZは、DAIGOがCMキャラを務めるゲームのキャラクターに扮して登場。その見事なハマり具合に、「かっけぇ!」という声が場内から響く。昨年、ソロで出演した際もDAIGOは同じキャラに扮したが、去年と違い今年はスポンサーのオフィシャル衣装。そんな逸話を話すDAIGOはいつも通りサービス精神たっぷりだが、この日のBREAKERZは、新曲「YAIBA」を皮切りにヘヴィなロックチューンを立て続けにプレイ。ロックバンドとしての底力をしっかりアピールした。

総合司会のやまだひさしの進行によるHALLOWEEN PARTY恒例の仮装ファッションショー「HALLOWEEN COLLECTION」では、HYDEデザインのキャラ、手作りチュパカブラの着ぐるみ2人組や死神&花嫁など、予選を勝ち抜いたハイレベルな仮装姿のオーディエンスが登場。最後に明希(シド)と柩(ナイトメア)もステージに登場したが、偶然にも2人ともが「東京喰種トーキョーグール」のカネキ姿。場内の笑いを誘う。

そんな偶然に驚いていると、なんと、この日がHALLOWEEN PARTY初出演となるMY FIRST STORYのボーカル、Hiroもカネキ姿だ。「The Story Is My Life」など、冒頭からノンストップでハードなスクリーモチューンを連発するうち、口元のマスクとアイパッチを外してシャウトするHiro。少年のあどけなさが残る繊細さと、それに反する力強いスクリーモとバンドサウンドに当初は圧倒されていた観客たちも、その迫力に魅了され、徐々に両手を挙げてリアクション。「もしかしたらアウェイかもと思ってたけど、俺らのこと受け入れてくれてありがとうございます」

そうMCで告げたHiroが、ステージを去る間際、イヤモニを外し、今度は生声で会場に向かって再度、「ありがとうございます!」と叫ぶと、場内から大歓声と拍手が沸き起こる。多ジャンルの強者(モンスター)が競い合うこの異種格闘技感もまた、HALLOWEEN PARTYならではの魅力だ。

キョンシー風ダンサーを引き連れ、キャットウォークステージでロリータ・デスボイスとヘドバンをぶちかましてみせたのは、この日のスペシャルパフォーマー、椎名ぴかりん。アイドルスマイルでジャンプしたかと思えば白目をむくメンヘラ風パフォーマンスに、最初はあっけにとられていた観客たち。だが、突如アリーナに突入して観客の額にお札を貼ったり、土下座をしたファンの上を歩いて行くパフォーマンスや幾度とヘドバンをするその度胸の良さに、いつしか誰もが笑顔とヘドバンでレスポンス。

お待ちかねのVAMPSは、カノンが流れる中、黒髪のK.A.Z、Ju-ken、JIN、ARIMATSUはクールでゴシックな世界観で人気の二次元キャラクターに扮し、耽美なタキシード姿で登場。

最後にステージに現れたHYDEのアイパッチ姿がスクリーンに映ると、会場からは歓喜と感嘆の声が響き渡る。場内に轟く切迫したバンドサウンドは、いつもながら熱量の高いヘヴィサウンドだが、衣装のせいか、演奏するメンバー全員の佇まいがいつにも増して繊細かつサディスティックに映る。ムチを手に見下すような目線で歌うHYDE(静)と、フライングVを回し弾くK.A.Z(動)のコントラストも絶品だ。

K.A.Zがひざまずいてギターを奏でた美しくも切ないバラードチューンでは、ハロウィンが死者の魂が蘇る日であることを再確認させるドラマティックな物語を披露。その切なくも美しい余韻に、曲が終わりメンバーがステージを去った後も、場内のざわめきが止まらない。

そんな圧倒的なステージの後は、会場中が打ち上げ気分で楽しめるHALLOWEEN JUNKY ORCHESTRAの時間だ。HJOのメンバーであるVAMPS、BREAKERZ 、明希(シド)、逹瑯(MUCC)、Tommy heavenly6 、柩(ナイトメア)を始め、kyo(D’ERLANGER)、ROLLYとanis(MONORAL)、そしてMY FIRST STORYのHiroと椎名ぴかりんも参加。この日の「Rhythm Game」恒例の罰ゲームは、初日と異なり例の箱のゲームに変更。最初の犠牲者は、「ダメだわマジで!」とビビるHiroで、お次はkyo。

しかし「kyoさんがやるなら俺が」とHYDEが立ち上がると、「開演前に今日HYDEが罰ゲームになったら俺が行くとkyoさんが言ってた」と司会のやまちゃん。kyoとHYDEが連れ立って箱の中の可愛い中身におびえ、会場が大熱狂した後は、kyoとHYDEのツインボーカルで、HYDEの愛するD’ERLANGERの「an aphrodisiac」を熱唱。

演奏は、ROLLYと柩(ナイトメア)とTeru(MY FIRST STORY)によるトリプルギターにベースは明希(シド)、ドラムはMAKOTO(BREAKERZサポート)というスペシャルバンドだ。「これはHSやな。ハロウィン(H)最高(S)!」というHYDEの言葉の後、出演者全員がステージに登場して「HALLOWEEN PARTY」を披露。神戸の宴はにぎやかに幕を下ろした。

今週末、千葉・幕張メッセ国際展示場9・10・11ホールにて開催される「HALLOWEEN PARTY 2015」3aysでは、GACKT presents 神威♂楽園や氣志團らが出演。各日の出演アーティスト数も増え、さらにスケールアップした宴が催される予定だ。幕張の会場にも、クロークやフォトブースといったさまざまなアトラクションやグッズ販売ブースなどを設置。一日中ハロウィン・ムードが満喫出来る、最高のエンターテイメント・ショウが楽しめそうだ。

文:早川加奈子
撮影:今元秀明、緒車寿一、田中和子

HALLOWEEN PARTY 2015
10月18日(日) 神戸ワールド記念ホール
VAMPS / BREAKERZ / MY FIRST STORY / HALLOWEEN JUNKY ORCHESTRA /
椎名ぴかりん[スペシャルパフォーマー]
HALLOWEEN JUNKY ORCHESTRA参加アーティスト:VAMPS / BREAKERZ / MY FIRST STORY / 椎名ぴかりん /明希(シド)/ anis(MONORAL)/ kyo(D’ERLANGER)/ 逹瑯(MUCC)/ Tommy heavenly6 / 柩(ナイトメア)/ ROLLY

HALLOWEEN PARTY 2015特設サイト
http://www.halloweenparty2015.com/

関連リンク

「HALLOWEEN PARTY 2015」オフィシャルサイト:http://www.halloweenparty2015.com/

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