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ミニマムな焚火を楽しむネイチャーストーブ『MI-NATURE』で遊んでみた

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秋も終盤、キャンプするにはちょっと寒いのですが、逆に”焚火”の楽しさは三倍増しになる季節です。

と、いうわけで筆者も前から欲しかった”焚火系アイテム”を買ったので、ちょいちょいレポートしてみようと思います。

『MI-NATURE』(マイ・ネイチャー)

正直、前から焚火グッズの『solo stove』(ソロストーブ)が欲しかったのですが、すでに『スベア123R』も持っているので、なるべく購入は控えていた筆者です。

しかし!

あの『solo stove』と非常に似た『MI-NATURE』(多分、マイ・ネイチャーと発音するはず)なるストーブを発見!

それでも、どうせだったら本家の奴が欲しいと思いつつ、悶々とした日々を送っていたのですが、久しぶりに『Amazon』を見たら、なんと

『ネイチャーストーブ』(2250円)

みたいな激安価格を発見し、マッハでポチった次第で御座います。

レビューによると”五徳”(鍋を乗せる部分)の強度に不安があるようですが、一応はちゃんと”二次燃焼”はキッチリしてくれるらしいので、これはレビューせざるを得ない案件です。

そして大事な事なので最初に説明しておきますが、一般的には”ネイチャーストーブ”と言うと『ユニフレーム』の『ネイチャーストーブ』を想像してしまうので、この記事では『MI-NATURE』と表記させて頂きます。

”激安中華キャンプ道具”は地雷が多い件

”激安中華キャンプ道具”で数々の涙を流して来た筆者ですが、今回も正直ドキドキでした。

しかし、そんな筆者の不安と裏腹に、割とまともな商品が届いて一安心です。

特に『Amazon』で紹介文が怪しいブツは、下手をすると中国本土から送ってくるので色々な意味でドキドキです。

忘れた頃に荷物が届いたり、届いた荷物の中身が違っていたり、不良品だったりする事もチョイチョイあります。

しかし、今回はどこぞに代理店があるらしく、発送も素早く商品もしっかりしていました。

思ったよりも高品質だった件

これはメーカーに失礼かもですが、思っていたよりも”工業製品”として、しっかりしていました。

目立ったバリもなく、購入してすぐに使えるクオリティです(当たり前なんですけどね)。

若干、確かに”五徳”部分の溶接が微妙だし、強度的な不安はありますが激安価格の”2250円”なので、壊れたとしてもダメージは少な目と割り切りましょう。

重さはこんな感じです。実測383グラムでした。付属の袋を使わなければ、もうチョイ軽くなると思います。

ちなみに焚火だと煤(すす)やヤニが半端ないので、付属の袋よりもビニール袋と新聞紙で包んだ方が、周りの荷物を汚さないのでオススメです。

収納時の大きさは、直径135mm、高さ70mmでした。

しかし、微妙な製品のバラつきも有り得るので、少しは余裕を持ってスタッキングする事を考えた方が良いかもですね。

商品の説明には”直径130mm”になっていますが、折り返しの部分も含めると直径は135mmだったので要注意です。

筆者の”5合炊き丸型飯盒”だと、こんな感じ。

筆者のお気に入り『チェコ軍メスキット』だと、こんな感じです。

どちらにも余裕を持って収納する事が出来ました。スタッキング信者なら、もっとギリギリの線を狙いたいかもですが、新聞紙で包んで収納するには適度な隙間も必要かと思われます。

4つの部品で構成されるシンプルさが良い

中身は全部で4つのパーツに分けられます。

土台となるパーツに”燃焼室”を乗せて……。

上から”底網”を入れて、最後に”五徳”の部分を乗せて完成です。

この”燃焼室”の横にある四角い穴から外気(酸素)を取り込んで、燃やした小枝から出る煙(の中の燃焼ガス)を再び燃やし、燃焼効率を向上させるシステムです。

気になる燃焼室の大きさですが、深さは約100mmありました。なので使用する燃料となる”小枝”は100mmくらいに折って使う必要がありそうです。

『MI-NATURE』を実際に使ってみた

と、言う訳でスペックを調べたら、今度は実地試験です。

本来は湯を沸かしてコーヒーを入れたり、ちょっとした調理に使う程度がベストかと思われますが、せっかくなので炊飯に挑戦してみました。

そして、米を浸水させる30分間を使って『MI-NATURE』で焚火してみます。

まずは燃料の調達。

前日に雨が降ったので、ちょっと湿った小枝しかありませんが、仕方ありません。杉の木の小枝を適当に集めてベースに戻ります。

メタルマッチで遊んでみた

あとは小枝にライターで火を付ければ、恐らく任務完了ですが、それでは味気ないですね。せっかくの火遊びなので、ココは格式高く、

『マグネシウムファイアースターター』(119円)

通称”メタルマッチ”を使った方が趣があるかと存じます。コイツはマグネシウムの塊を削って、付属の火打石で着火するロマン溢れるアイテムです。

と、言う訳で慣れないメタルマッチで悪戦苦闘する筆者……。

いや、正直コイツを使うのは30年振りなので、すっかり使い方を忘れていました。

ちなみに筆者が使った事があるのは米軍の四角いタイプで、当時は結構良い値段だった記憶があります。

思ったよりも火が付かない件の是非

この日はナイフを持って来なかったので、マグネシウムを削るのに苦労しました。

付属の金属板のノコ刃部分で削るのですが、イマイチ粉が溜まりません。

と、言う訳で「面倒な事は一切、NO!」と言うストイックなライフスタイルを貫く筆者としては、粉を削るのを諦めて

「手数で勝負する!」

と言う愚行に踏み切りました。結果、逆に難しくなった模様……。そこで最終兵器の登場です。

この謎の棒はなんと”フェロセリウム”で出来ています。

と、偉そうに言ってみたものの”フェロセリウム”とか意味不明なのでググってみました。

「ライターの火打石として使われているモノ」

みたいなのが、筆者にも薄っすらと理解出来ました。要するに筆者が手にしているのは巨大な火打石だぞと。そういう話ですよね?

と、いうわけで再チャレンジ!

最初は削って粉を出してみたものの、やはり面倒になって再び手数で勝負します。

お世辞にも”華麗に着火”とは言えませんが、炊飯前の余興には十分なパフォーマンスかと思われます。

暇なので焚火してみた

まだ炊飯を始めるには浸水時間が足りないので、とりあえずバーベキューコンロで使う炭や枝に火を付けます。

ちょっと適当過ぎますが、こうやって『MI-NATURE』を使って、どんどん火口を広げてやるのも一興です。

おかげで今回は新聞紙や固形燃料を使わずに、サクッと焼肉モードに突入する事が出来ました。

写真で見ると燃焼室の横から四角い炎が出ているのが確認出来ます。煙突効果で温度の上がった煙に含まれる可燃性物質を”再燃焼”させているのは間違い無さそうですね。

炊き込み御飯を炊いてみた

まあ、家でも『チェコ軍メスキット』を使って炊飯しているので、筆者的には余裕です。

『MI-NATURE』は湯を沸かすだけの火力はあるので、当然”炊飯”も出来ます。なので、失敗するか成功するかは個人のスキルによるって感じでしょうか?

結果、こんな感じで炊飯は無事成功です。

秋なのでキノコ系で”炊き込み御飯”にしてみました。米にコダワリは無いので”無洗米”を使用し、さらに麦を3割くらい足した麦飯仕様で御座います。

『MI-NATURE』 総評

若干、商品名が『ネイチャーストーブ』(ユニフレームと同じ?)とか『MI-NATURE』とか何種類もあり微妙な感じですが、製品としては問題なく使用出来ました。

パクり感全開の中華製品と言う事で、相当にネガティブな印象を与えがちですが、実際に使用してみると製品としての問題は見当たりません。

”二次燃焼”についても確認出来たし、3時間ほど燃やしまくった後も”燃えカス”はこれだけでした。

つまり、ほとんどが”灰になるまで綺麗に燃え尽きた”って事になります。

筆者的には、底の網と言うか穴が少ないので、目が詰まって酸欠になるかと思っていたのですが、そのような事態には陥りませんでしたね。と、言う事は

「少ない燃料(小枝)で効率良く調理出来る」

って事になると思われます。大きさ的にもソロで火遊びするには丁度良いアイテムですね。

また、形状が”ほぼ円筒形”なので熱による変形にも強そうです。

ガンガンに燃やして家でゴシゴシ洗って、再びスタックしてみましたが変形した様子は有りませんでした。これなら”五徳”の部分が壊れるまでは、使いまくる事が出来そうですね。

と、言う訳で筆者のような”エリートボッチキャンパー”に超オススメな『MI-NATURE』でした。この大きさなら”渓流釣り”に持って行っても良いですね。裸日で焚火するより環境に優しいし安全です。

とにかく値段が安いので、ちょっと気になる人はポチっと買った方が幸せになれると思います。

それでは、是非みなさんも『MI-NATURE』でミニマムな焚火を、イージーに楽しんでみて下さい。

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