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【独占記事】映画『エクスペンダブルズ』シリーズ最新作が中国からの出資を獲得

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ニュー・イメージ傘下の制作会社ミレニアム・フィルムズによる新作映画『Expendables 4(原題)』と映画『Security(原題)』が中国に向かっている。両作品は、映画『ゴーストライダー』や映画『TEKKEN -鉄拳-』を手掛けたスティーヴン・ポールのSP・インターナショナル・ピクチャーズ(SPIP)と契約を締結した。ポールはSSXH北京とマックス・スクリーン・フィルム・ディストリビューション(MSFD)の代理人である。

契約内容には、この2作品への出資と中国での配給権が含まれる。どちらの作品も、いくつかのシーンで中国ロケを行う予定だが、完全な米中合作映画と呼ぶには中国側の要素が少な過ぎる。

アクション・スリラーとなる『Security(原題)』は、ブルガリアにあるニュー・イメージのスタジオで制作が始まった。映画『ニトロ』を手掛けたアラン・デロシェールが監督を務め、映画『マスク・オブ・ゾロ』や映画『デスペラード』のアントニオ・バンデラスと、映画『ガンジー』や映画『シンドラーのリスト』のベン・キングズレーが出演する。予算は1500万ドルとみられている。

映画『エクスペンダブルズ』シリーズの最新作となる『Expendables 4(原題)』は2016年に撮影を開始し、2017年に公開する予定だ。監督や出演者はまだ発表されていないが、前シリーズ同様、すべてアクション俳優で揃える手法は変わらないようだ。制作予算は1億ドルを超えるとみられている。

この2作品の中国での取引は2500万ドルを超えた。ニュー・イメージのアヴィ・ラーナーやトレヴァー・ショート、ジェフリー・グリーンスタインらと、SSXH北京とMSFDの代理人であるポールとSPIPの間で交渉が行われた。

SSXH北京とMSFDを傘下に持つ、上海クワイル(快鹿)インベストメント・グループの社長のドクター・シー・ジャンシャンとポール(映画『ゴースト・ライダー』、映画『ベイビー・トーキング』、『TEKKEN -鉄拳-』は、エグゼクティブ・プロデューサーとしてこ2つの映画に名を連ねることになるだろう。なお、ドクター・シーは中国国家主席の習近平がアメリカを訪問した際の代表団の一員だった。

『エクスペンダブルズ』シリーズは中国市場において最も成功したインディペンデント系映画となっている。ライオンズゲート・フィルムズが配給した映画『エクスペンダブルズ3』の北米での興行収入は3920万ドルに終わったが、中国では実に7800万ドルに達した。

「中国で望まれているものは、”敵を倒す”という、古き良きスタイルのアクション・エンターテインメントのようだ」と、ポールは本紙ヴァラエティに語った。

ポールのSPIPは米ソニー・ピクチャーズと配給協定を結び、中国において最も成功しているインディペンデント系のハリウッド企業の一つとなった。カンヌでは、SPIPが映画『High Speed(原題)』と『TEKKEN -鉄拳-』の最新シリーズで中国のファイナンシング・シティおよびC2Mと契約を結んだと発表した。7月には、SPIPはタイのグッドタイムズ・フィルムズと著名なビジネスマン、ピモン・スリヴィコン(映画『Tekken: Kazuya’s Revenge(原題)』)と資金面でパートナーシップを結んだと発表した。

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