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大人になったおそ松くん兄弟がクズ過ぎる 「就職なんかめんどくさい」「働きたくない」

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10月5日から始まった「おそ松さん」(テレビ東京系)は、昔大人気だったアニメ「おそ松くん」の6つ子兄弟が大人になってからの姿を描いたアニメだ。ほのぼのしていた元祖「おそ松くん」の要素はありながらも、深夜アニメならではのブラックユーモアが効きまくった内容が反響を呼んでいる。

放送2回目の10月12日は、いい歳しても無職でプラプラしているおそ松兄弟が、就職を試みるというもの。6人はハローワークに行くが、対応した職員を困惑させてしまう。(文:みゆくらけん)
イヤミも「とんでもないモンスター」と呆れる

希望の職種を問われて「希望はビック」と答えたり(おそ松)、「ショクシュ(職種)」の意味を勘違いして「できるよ触手」と両手をウネウネさせてみたり(十四松)。トド松は担当の女性職員をナンパし始めた。あまりにもバカ過ぎる。

一松など「みんなに付いてきただけなんで」とやる気のなさを全面的にアピールし、「自分はクズでゴミ。生きる気力のない燃えないゴミ」と開き直るなど散々たる態度だ。

これでは職員にサジを投げられるのも当然だ。登場人物のイヤミもこんなことを言っていたが、ほんと同感である。

「まったく子どものころチヤホヤされたせいで、とんでもないモンスターに育ってしまったザンス!」

6人兄弟はハローワークを出たあと、飲み屋に行って反省会をするが「別に就職なんかしなくてよくない? メンドクサイよ」(トド松)とホザき、飲んだ後はお金もないのにパチンコに向かおうとする有様だ。
ブラック企業で「これが社会」と洗脳されるが

そんな兄弟たちが、ひょんなきっかけで就職することになった。しかし、その勤務先はブラック企業。何を作っているのか従業員に知らせもしない工場で「社畜」と言われながら、延々作業をさせられる。

「会社は神」と張り紙された暗い工場で、「これが仕事! これが社会! 大人になあれ!」と合唱させられ、洗脳されていく。

「お前らはシャバでの就活に負け、今ここにいる!」
「お前らにできることはただひとつ。働くことだ!」

このブラック企業で働いた体験から「一番大切なことに気づけた」というおそ松たち。それは「焦らなくていい。少しずつでいいから頑張って働く」ということだった。過去の怠惰な生活を反省し、気持ちを入れ替え再度仕事に向けて頑張る――かと思いきや、ヤツらはやはりとんでもないクズだった。

「10分経ったよ、交代」

中華料理店で働きながら、10分交代で外で待機する兄弟とすり替わって働く彼らであった。「6人でひとつなんだから」と。顔が同じという6つ子の特性を活用したわけだ。
視聴者も「無職キャラも六つ子となると破壊力すげーな」

いくらアニメといえど、おいオッサンら、いい加減にせえよ、と叫びたくなる。昔おバカながらも見る者をほっこりさせてくれていた愛すべきおそ松くん死亡、である。「ドラえもん」ののび太も、大人になった姿はまぁまぁマトモになっているのに。ネットでも、兄弟のクズっぷりが話題となっているようだ。

「無職キャラも六つ子となると破壊力すげーな(笑)」
「ハロワからの居酒屋からのパチンコの流れはやばい。クズ萌にはたまらん」
「20過ぎて6人ともニートで昼間から酒盛りとかクズすぎだろ」
「おそ松さんは『クズ松さん』に改題したほうがいいよね」

一方で、辛い現実社会と直面している人からは「ハローワークへ通うおそ松さん達を見て、妙な親近感と焦燥感が(汗)」「ブラック工場が昔働いてた職場を思い出してそこだけ笑えんかったわ…」といった声も。とにかく、現在社会を風刺しまくっている「おそ松さん」。今後も兄弟のクズっぷりに期待してしまう楽しみなアニメである。

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