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フジテレビ 内村光良を連日同時間帯で起用の奇策で復活期す

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 視聴率低迷が続くフジテレビは10月改編も大々的に行なった。苦戦していた日曜日は19時台から21時台までの3時間の枠を「日曜ファミリア」と題しスペシャル番組を放送するなど、ゴールデン帯には全曜日で4本もの新番組が登場する。

 そのなかで、11月スタートの新番組『優しい人なら解ける クイズやさしいね』(火曜19時57分~)には大きな期待がかかっている。雨や曇りを表現するにあたり、「ぐずついた天気」という表現がなぜ生まれたのか、など、「優しさ」が込められた問題を出題し、最終的には司会のウッチャンこと内村光良が「優しいと思った人」を優勝とさせる。ちなみに「ぐずついた天気」という表現が使われる理由は、雨を歓迎する人もいるからだという。9月26日(土曜)23時台放送のパイロット版では、視聴率8%台を獲得。深夜帯にしては十分過ぎる数字だ。フジテレビ関係者が話す。

「最近のフジは、ゴールデン帯で8%を取れる番組自体が少なくなってきている。久しぶりに局の期待が高まってきています。タイトルを観ただけで、番組内容がすぐにわかる点も高視聴率につながったのでは」

 制作は月曜20時台の『痛快TVスカッとジャパン』チームが担当し、MCも月曜と同じく内村を据えている。

「『スカッとジャパン』は視聴率2ケタを獲得するなど、フジにしては好調な番組です。ただ、ゴールデンで月火と連続で任せることで、スタッフに負担がかかり、共倒れにならないかという心配もある。また、同じ局の同じ時間帯で、2日連続同じMCというのは異例。ウッチャン側もよく受けてくれたなと思います」(同前)

 フジの命運を託された内村は、番組タイトルにも含まれている“優しい人”というイメージ通りの人柄だという。制作会社スタッフが話す。

「ADや若手の放送作家にも、丁寧に『ありがとう』とお辞儀をして接してくれる。局のプロデューサーだろうと、制作会社のADだろうと同じ態度で接してくれるので、スタッフから信頼は高いです。特に、ADは普段過酷な状況で仕事をしているので、小さい頃からテレビで見ていた内村さんのような有名タレントに優しくしてもらえると、『もう少し頑張ってみよう』とパワーが湧いてくるんです」

 内村はスタッフの地位や名誉に関わらず、分け隔てなく接する。このことは、制作サイドにも好影響を与えるのだという。

「番組において、ADや若手放送作家の存在は小さいように見えて、実はかなり重要な位置を占める。ADが不貞腐れたり、気がきかなかったりすれば、ディレクターに負担がかかり、番組のクオリティが数段落ちる。また、クイズ番組の場合、若手作家がいかに面白いクイズを作れるかが、番組の命運を左右するケースも少なくありません。

 今回、ゴールデン帯で2日連続同じスタッフが制作するなかで、またしてもウッチャンにMCを頼んだことも納得できます。ウッチャンの番組は、高視聴率番組や長寿番組になりやすい。細やかな気配りが、番組を成功させているひとつの要因だと思います」(前出・フジテレビ関係者)

 月曜、火曜のゴールデン帯を同じスタッフで制作し、同じMCを起用するという奇策に出たフジテレビ。内村がその期待に応えることができれば、フジテレビ復活の狼煙となるかもしれない。


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