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潜在意識が「ネット上だけの友人関係に陥る人」をつくる?

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日本の高校生の7.6%が「ネット上だけの友達」が100人以上

国立青少年教育振興機構などが、日本とアメリカ、中国、韓国の4カ国で実施した意識調査で、日本の高校生の7.6%が「ネット上だけの友達」が100人以上いると答えたそうです。ネットの危険性は90.4.%が認識していたとのことです。

現代は、インターネットを外した生活は考えられなくなっています。特に若い世代の人たちにとっては、生まれたときからこういった環境があったので、生活の大部分は「ネットに支えられている」と言っても過言ではないでしょう。ですから、人間関係がリアルだけでなくネットで築かれていることも仕方がないように思われます。中には「ネット上だけの友達関係しかない」という若者もいるようです。

相手に合わせる能力が減り、組織に属すことが難しくなる可能性も

ただ、ネット上で知らない人たちとつながることで、犯罪などに巻き込まれたりする危険性はあるわけです。最近のニュースなどから考えられる危険は、次のようなものがあります。

・性的犯罪に巻き込まれる。
・詐欺や悪質商法の対象にされる。
・誹謗中傷の対象にされる。
・パスワードなどを利用される。
・コンピューターウイルスに感染する恐れがある。

さらに、ネット上だけの友達関係で完結することの危険性として次のこともプラスしたいと思います。

・対面の人間関係を構築しないことで怠惰になる。
対面の人間関係ではやることが多く、まめに体や心、脳などを使わなければなりません。ネットだけだと楽をするため、人間が怠惰になります。

・相手に合わせる能力が減り、組織に属したりすることが難しくなる。
ネットは自分の都合で声をかけたり返事をしたりできるため、自分のペースで人間関係を進めることができます。相手に合わす必要があまりないため、社会で組織に属することが大変だと感じるようになるでしょう。

ネットやリアルで人間関係をつくっていく現代の若者

最初に書いた調査結果では、ネットの危険性は多くの高校生たちが認識しているということでした。ネットでの人間関係には、たくさんのメリットもあります。危険性を認識しながら、ネットやリアルでバランス良い人間関係をつくっていくことができるのも、現代の若者たちなのではないでしょうか。

ネット上での友達関係をつくっていくときには、自分の生活をしっかりやっていくことができれば、それほどひどい問題は起こらないものです。逃げたいこともあるでしょうが、勉強や社会生活を前向きにこなしていける自分をつくることが大切です。そのためにも、人から言われる前に自分から動けるようになりたいものです。

最後に、ネット上だけの友達関係を構築している人たちをつくっているのは、私たちの潜在意識です。対面での人間関係を面倒くさがったり、マイペース過ぎたりしている自分がいるときには、「ネット上だけの友人関係に陥る人たち」をつくっていることに気づきたいものです。

(安藤 はま子/心理カウンセラー)

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