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【パリッコ】粋な大人の街に名物ママのソウルフルな歌声がこだまする、四谷・荒木町の「スナック藤」

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こんにちは、パリッコです。今回も調査という名の飲み歩き活動にいそしんでいきたいと思います。

先日、メシ通スタッフM氏との打ち合わせ中に、こんな話がでました。

M氏「居酒屋もいいけど、スナックの潜入記事なんかもおもしろいかもしれませんね」

パリッコ「あ〜スナック! ディープですもんね。僕もそんなに経験があるわけじゃないし」

M氏「じゃあ次回のテーマはスナックにしますか!」

パリッコ「そうしましょう!」

というわけで、さっそく取材させてもらえるお店を探し、ご協力頂けることになったのが、タイトルにある「スナック 藤」さん。今回は、当連載初のスナックに潜入取材を敢行します!

ドアを開ける瞬間のドキドキ感がスナックの醍醐味

お酒が好きでよく居酒屋には行くけれど、スナックにはあまり行ったことない、なんて方は多いんじゃないでしょうか? 居酒屋のようにビールがいくら、煮込みがいくらという単純明快なシステムでもないようだし、扉を開けるのがちょっとこわいなんてイメージもあるかもしれません。

そこで今回は、僕が実際に行ってレポートし「スナックってどんなところなの?」という記事を書かせてもらおうと思ったんです。はい、思っていたんです。

……が!

ちょっとスナック藤での体験が強烈すぎた。そして藤のママが素敵すぎて、僕が大ファンになってしまった。そもそも藤が「スナックってどんなところなの?」なんて一般論にあてはめられるようなお店ではなかった。なのでちょっと方針を変えまして、今回は、素晴らしいお店、スナック藤のご紹介、そしてママから聞けたありがた〜いお話の数々について書かせてもらえたらと思いますのでご了承ください。

「藤」があるのは東京・四谷、荒木町。最寄駅は東京メトロ丸の内線「四谷三丁目駅」で、新宿から皇居方面へと伸びる大通り「新宿通り」に面して入口があり、界隈に一歩足を踏み入れると、昭和の面影を残すネオンきらめく飲屋街が広がっています。

ここが入口。

都会に取り残された幻のような町……。

真の粋人たちが集まるエリアであり、僕などは来るだけで背筋が伸びてしまうほどです。「藤」があるのは、そんな荒木町の最深部。

有名なとんかつ屋さん「鈴新」を越え、

石畳の道を進むと、

あった!

この情報量の少なさ、いや〜スナックだな〜。

このドア、一見で開ける勇気ありますか?

今回は取材をお願いしているのですんなりと入れますが、ふらふら飲み歩いてて「どこかスナックでも入ってみよ〜」なんて思ってここを発見した場合、勇気が出るまでお店の前を何往復もしちゃうだろうなぁ。まぁそのドキドキ感がスナックの楽しさのひとつでもあるんですが。

絶品おつまみ+飲み放題で男性4,000円、女性2,000円。良心的すぎる料金設定

では、おじゃまします!

おぉ!

渋い! かっこいい!

こじんまりとした店内は、歴史を重ねたがゆえのレトロ感満載ですが、すみずみまでピカピカ。壁に沿ってソファー席が並び、それ以外はテーブル席が少しあるのみでゆったりとした空間になっていますね。

ソファー席では若い女性3人が楽しそうに飲んでおられます。みなさんカジュアルな服装で、誰がお客さんで誰が店員さんかはわかりません。スナックって、なんとなくおじさんたちの聖域のようなイメージもあるので、いきなり意外な展開。すると、その中のひとりが調理場にいたママを呼んできてくださいました。

とりあえずビールを頂きます。

ふぅ、うまい。僕はフロアにあるテーブル席につき、なんとママと一対一でお話をさせてもらえるという状況。贅沢ですね。ここからは、伊藤利子さん、通称“藤ママ”に伺ったお話を中心にお伝えしていきたいと思います。あまり顔写真が出るのは恥ずかしいということだったんですが、小柄で、お肌がツヤツヤで、ほがらかな笑い声が魅力的なママ。それでいて毎日お客さんの誰よりも先に酔っ払ってしまうほどのお酒好きだそうです。

スナック藤は、そんな藤ママが20代の頃に始め、今年でオープンからなんと37年。営業時間は19時〜深夜2時までで、男性は4000円、女性、学生は2000円で何時間いても飲み放題。飲み物はビール、焼酎、ウイスキーなどがありました。おつまみの代金も先ほどの金額に含まれていて、自動でどんどん出てきます。もちろん追加料金などは一切なし! 価格設定からして、すでにこのお店のとんでもなさが表れてますよね。

枝豆。

漬物。

芋煮。

特に山形出身の藤ママの故郷の味である芋煮は絶品で、野菜や肉から染み出たダシがとても味わい深く、しみじみと美味しいです。ちょっと濃いめの味付けで、お酒も進むけどご飯にもよく合いそう。

また、トマトをたっぷり使うのと、企業秘密のルーがポイントという特製カレーも名物で、他にも焼きそば、野菜炒め、冷やし中華などが定番料理。藤ママはとにかくお客さんをお腹いっぱいにさせたいという方針のようです。これまた、つまみは乾き物が中心みたいなスナックのイメージがくつがえってしまうポイントですよね。

ビールの次は、焼酎の水割りを頂きます。

麦焼酎「中々」

藤ママ直々に作って頂きます。ありがたや

24歳で未亡人に。藤ママ、波乱の半生

ここで藤ママの話をじっくりうかがってみることに。

−−−−お店を開いた経緯はどのようなものだったんですか?

藤ママ「もともと東京に憧れてて、山形から出てきてこっちで結婚したんです。親戚筋のお見合いでね。そしたら主人が4年で亡くなってしまって。2才半の子供をかかえて、銀座に駆け込んだ。そういえば銀座でホステスやってる友達がいたわと思って電話したら、すぐ雇ってもらえたんです。はじめは「なんで私が水商売なんか」とも思ったけど、他に仕事がなかったんですね。主人は保険もかけてなかったし。昔の人って保険嫌いだったんですよ。「俺を殺す気か!」なんて。本当に死んじゃったけどね(笑)」

ーーーーずいぶん明るくお話しされてますが、当時は大変だったんでしょうね。

藤ママ「それはもう絶望なんてもんじゃない。24歳でね。どうやって生きていくんだって。死んでしまいたいとも思った。でも私は根が明るいのね。よくしゃべるし。それと山形弁をしゃべるのもおもしろがってもらえたのか、当時のママやお客さんにずいぶん可愛がってもらえてね。銀座に4年いて、それから自分のお店を始めたんです。場所はここじゃなくて、荒木町のもうちょっと表通りの方だったんですけど」

ーーーーママにとっての天職だったんですね。だけど37年間もお店を続けてこられて、色々とご苦労もあったんじゃないですか?

藤ママ「それはもう。バブルがはじけて一度お店辞めたんですよ。どこも交際費が使えなくなっちゃったでしょ? 全然ダメになったんで。それで他の仕事探したんだけど、高卒でさ、雇ってくれるところもないからしばらくブラブラしてたんだけど、なんだか寂しいのよね。それで、この場所を見つけてまた始めたの。でもやってて良かった。こんな素晴らしい人たち(スタッフやお客さん)に出会えるんだから。若い人たちに」

−−−−みなさんとても仲が良さそうで、本当に楽しそうですよね。

藤ママ「楽しいですよ、毎日が。しまいには女の子たちとケンカしてるから! ハッハッハ(笑)。こんな楽しい仕事ないですよ。私の老後って素晴らしいと思います。こんなに楽しく生きた人いないと思うよ。毎晩飲んで、毎晩笑って。今死んでも幸せな人生。色んな人に会えるし。防衛省が近いから、その関係の偉い方なんかも来てくれるんですよ。もう歌って踊って大変! 最近女性のお客さんも多くなって、フリーで女性の方がパッと入ってきてくれたり」

−−−−それはツワモノですね〜

藤ママ「前までは年寄りばっかり相手してたんですけど、特にあそこにいるミヤさんが来てくれるようになってから店が変わった。飲み屋で知り合ってね」

ミヤさんとは、この日来られていた常連さん。ちなみに先ほどの3名の女性は、このミヤさんと、お友達の通称ダンゴさん、それからスタッフのユカさんと判明。お客さんと店員さんという感じではなく、本当に友達同士のように飲まれており、とても良い雰囲気です。ここで、ミヤさんにも少しお話を伺うことができました。

ミヤ「ママのことは近くのバーでよくお見かけしていたんです。だいたい夜の11時とか12時くらいに、すでに酔っ払った状態で入ってきて、店員さんにすごい悪態ついたりしてるんですよ(笑)。それで店員さんに「いっつも大暴れしてるあの素敵な方は、いったい誰なんですか?」って聞いたら「お向かいのスナックのママですよ」って」

藤ママ「ハハハハ!」

−−−−藤ママが飲みに行く時は、お店はスタッフの方に任せて?

藤ママ「はい、そうですね」

ミヤ「ウソ! 鍵閉めちゃって「向かいのバーにいます」ってドアに貼ってるじゃん!」

−−−−(笑)藤ママは荒木町の色んなお店に行かれるんですか?

藤ママ「行きますね〜。お酒飲めるっていいですね。ストレス溜まらない! どんどん冴えてきて、朝5時までなんて普通ですよ。こないだも朝まで飲んで、気がついたら、そこの道のとこで寝てた。 アッハッハッハ(笑)」

ミヤ「え? 危ない危ない! ソファーで横になれるんだから、お店まではちゃんと帰ってきてくださいよ」

藤ママ「それが立てなかったのよ。それで、ジーっとしてた。誰か知り合いが来たら「助けて〜!」って叫ぶつもりだったんだけど、不思議と誰も通らなくて。まぁ飲み慣れてるのよ! 飲んべえで有名だから。みんな「あいつは飲んでない時がない」って言ってますよ」

−−−−お酒、毎日飲まれるんですか?

藤ママ「そうですね。飲まないのは日曜日くらいかな? でもやっぱり夏は飲んじゃいますね。ビールくらいは。 ただビールはあんまりたくさん飲めないから小ちゃいのでね、それからワインとか」

−−−−日曜も普通に飲んでますね。

藤ママ「二日酔いしないの。朝パリッと起きるし。でもやっぱり私はこれ(ウイスキー)ね。水割りで。大好きですね〜。これさえ飲んでれば二日酔いしない! だからこの仕事、長くできてるんだと思います。ちゃんと体の検査もしてますので。どこも悪くない。(頭を指差し)ちょっとここがやられてるくらい(笑)」

藤ママのお気に入りはスコッチウイスキーの「バランタイン ファイネスト」。お酒が入ればもう独壇場で、ママがしゃべっているだけで引き込まれてしまうし、この場にいるみなさんの表情を見ても本当に藤ママが愛されてるんだなぁということが伝わってきます。

ママ、従業員、客の垣根がほとんど存在しない店

ここで、今夜のもうひとりのスタッフであり、バンド「絶対忘れるな」のメンバーとしても活躍する、セルラ伊藤さんが出勤されてきました。


来るなり普通にビールを飲み、芋煮を食べ始めるセルラさん。

−−−−このお店はスタッフさんもあまり「接客!」という感じがなくて、そこがいいですよね」

セルラ「そうですね。私バイトなのに、食べて飲んで帰るだけみたいな(笑)。お客さんとの差がほとんどないです」

−−−−確かに。

セルラ「私が都合で突然遅刻してしまったり、休んでしまうこともあるんですけど」

藤ママ「いいのよ、そんなの。あなた重役なんだから(笑)」

セルラ「ありがとうございます。そういう風に言ってもらえるから私も続けられていて、普通のお店だったら許してもらえないんだろうけど」

−−−−今、スタッフさんは何人くらいいるんですか?

藤ママ「6人かな? 東大の大学院の娘がいたり、上智大に通ってるしょうちゃんって男の子がいたり」

−−−−優秀な方が多いんですね!

藤ママ「私だけ高卒で、どうなってんだこれ? って。でも楽しいですよ〜。みんなで飲んでね」

セルラ「ママはこのあたりでは有名な酔っ払いなんです。自分で水割り作ってるとどんどん濃くなって、最後はほとんどロックになっちゃうので、私たちがあわててお水を足して」

藤ママ「私、盗み酒もするんですよ(笑)。みんなそうやって気遣ってくれるんだけど、だんだん「うるせ〜!」ってなって。「オレに酒飲むなっていうのか!」って」

セルラ「でもものすごく強いから二日酔いしないんですよね。しかも翌日、朝から『なか卯』で親子丼食べてたり」

藤ママ「ハハハハ! しょうちゃんとね。そしたらあいつ、鰻なんて頼むから「おい、お前そんな高いもん食うな!」って(笑)」

セルラ「学生だからお金なくて、ここぞとばかりにね(笑)。でも週5とかで連れていってあげてるんだよね?」

藤ママ「オレがまだ寝てるのに、自分が腹減ったからって、ドア叩いて「ママ、飯食おうぜ〜!」って。このすぐ近所に住んでるんですよ」

いつからか一人称が「オレ」に変わっている藤ママ。酔いが加速し呂律も怪しくなってきましたが、セルラさんいわく通常運転だそうです。

お酒は色々ある。

セルラさん差し入れの燻製卵「スモッち」

しっかりと燻製の香りがするのに黄身が半熟で絶品!

「ここはお客さんも色々な人が来てくれるんですよ。有名な政治家の方とか、リリー・フランキーさんがいらしてくれたこともあって」とセルラさん。

リリー・フランキーさんからも指摘されるママの飲みっぷり

セルラ「リリーさんが来た時もママ、ベロッベロになって」

藤ママ「その日私、昼間は別の飲み会してたんですよ。その前も朝8時くらいまで飲んでましたもんで、もうベロンベロン。リリーさんに抱きついちゃってね。気持ち良かったよ! 細〜い体で(笑)」

セルラ「怒られるよ! でもリリーさんはママの酔っ払いっぷりにも全然動じず、ママの歌が素晴らしいっておっしゃられてて」

藤ママ「そのあとリリーさんが出てる舞台も見に行ったもんね!」

セルラ「そうなんです。つかこうへいさん作の「ストリッパー物語」という舞台を一緒に見に行って」

藤ママ「そしたらね、私山形出身でしょ? 舞台の中で「山形の貧乏百姓が」みたいに、すごく悪く言うんですよ。私集中してたから、ムカついて、「山形はそんな貧乏じゃねぇぞ〜!」って客席で叫んじゃって! アッハッハ(笑)」

−−−−ま、まさか観劇中も酔われてたんですか?

セルラ「シラフだったよね」

ーーーそれだけお芝居にリアリティがあったということですね!

藤ママ「はい、素晴らしかったんですよ〜!」

おせんべいや、

実家っぽい甘いお菓子なども出して頂く。

リリー・フランキーも大絶賛した、藤ママの歌声

−−−−それにしても藤ママ、こうやってたくさんの若い方に慕われて、本当に素晴らしいですね。人徳なんでしょうね。

セルラ「以前ママと一緒に老舗のジャズバーみたいなところに行ったことがあるんですけど「年寄りばっかだな」って文句言ってましたから(笑)」

藤ママ「だって年寄りはさ、病気の話ばっかりしてるんだから。持病が多い方が偉いんだよ? 何なのこの世界って。だから若い人大好き!」

セルラ「以前は年配のお客様の方が多かったし、今よりも暇だったこともあって、やさぐれたママがお店をほったらかして飲み歩いてた時期もあったらしいんですよ」

藤ママ「な〜んか違うんじゃないかと思って。もうどうでもいいや〜って飲み歩いてたの」

−−−−それが先ほどのミヤさんとの出会いにつながるわけですね!

藤ママ「そうそう。私、今の方が楽しい! 昔なじみのお客さんもたまに来てくれるしね。「ママ、死んでなかった〜」って(笑)」

−−−−客層が若返っちゃって、また末長く続けていかなくちゃいけなくなりましたね。

藤ママ「アッハッハ、本当だ。楽しいじゃないそれ!」

さて、ここで酔いの加速する藤ママから「流しを呼ぼう!」とのご提案。なんでも荒木町には今でも流しの歌い手さんがいて、電話ひとつで来てもらうこともできるんだそう。是非是非! というわけで……

荒木町の新ちゃん登場!

こちら、流しの「荒木町の新太郎」さんは、かつては北海道から九州まで全国各地を回り、今は荒木町を拠点に活動される、この道57年の大ベテラン。3年前に弟子入りされた“歌う漫画家”こと「ちえ」さんと一緒にやってきてくれました。

お値段の目安は2,000〜3,000円ほどで、数曲+ちえさんの特技でもある似顔絵を描いてもらったりもできます。飲みながら流しの方の生演奏を聞く機会なんて滅多にないですし、荒木町に来たら是非体験したいことのひとつですね。


1曲目はママの十八番「無錫旅情」

かのリリー・フランキーさんも絶賛したという藤ママの歌声は、音程、リズムといった概念を超越したソウルフル極まりないものであり、そこに新太郎さんが熟練の技で臨機応変にギターを合わせていく。あまりに素敵な光景で、ちょっと目がウルっとしてしまいましたよ。

藤ママが1曲歌い終わると、いつの間にか

ちえさんが描いてくれた、

僕の似顔絵

が完成していました。自分で見てもすっごい似てる。嬉しい!

ていうか目が潤んでるとこ見られてた!

さらに新太郎さんのオリジナル曲「荒木町の新太郎」、藤ママが歌う「喝采」と、合計3曲を演奏して頂きました。わびさびのあるアコースティックギターの音色に生演奏ならではの味わいがあり、すごく良い時間だったなぁ。新太郎さん、ちえさん、ありがとうございました!

さて、引き続き絶好調な藤ママは、お店のカラオケで

「ゲゲゲの鬼太郎」を熱唱!

しかも泉谷しげるバージョンでオケが妙にファンキーです。一方、僕はというと、実はこの日もう10回くらい藤ママからかけてもらっていた「ご飯も食べませんか?」のお言葉に応じて、

芋煮のおかわりとご飯を。

藤ママ熱唱による「ゲゲゲの鬼太郎」を聴きながら食べるというカオスな状況。お米は山形産だそうで、めちゃくちゃ美味しいのがまた笑えてきます。これを全て平らげ、超〜満腹。今夜はそろそろおいとましましょう。どうもありがとうございました!

というわけで、本当に良いお店だったな〜「スナック藤」。

冒頭にも書いたように「スナックってこういうところですよ」という参考にはならないぶっ飛んだお店だったけど、むしろそれこそがスナックの本質なのかもしれませんね。全てのスナックにはその店ならではのカラーがあり、もっと変わったお店も、落ち着いたお店もあることでしょう。その中から自分が心底くつろげる場所を見つけられたなら、それはその人にとっての大きな財産となるに違いありません。

偶然にも今回出会った「スナック藤」は、僕にとってのそういうお店のひとつとなり、藤ママの明るいキャラクターが大好きになりましたし、「今死んでもいいってくらい、今が一番幸せ」という言葉にはとても感銘を受けました。

とはいえ、この世には他にも素晴らしいスナックがまだまだあるはず。スナック道、今後も精進するぞ〜!

エコーのかかった藤ママの「もう取材もへったくれもね〜や! ハハハハハハ……」という笑い声が荒木町の夜に響く。

お店情報

スナック藤
住所:東京新宿区荒木町10-14 伍番館ビル1F
電話番号:03-5367-5788
営業時間:19:00〜深夜
定休日:日曜日


書いた人:
パリッコ

DJ/トラックメイカー/漫画家/居酒屋ライター/他。FUNKY DANCE MUSIC LABEL「LBT」代表。酒好きが高じ、雑誌、Webなどの媒体で居酒屋に関する記事を多数執筆中。 Twitter:@paricco 公式サイト:パリッコのホームページ

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