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世界のドローン19 ベルリン開催のIFA会場で見えたヨーロッパのドローン人気

ヨーロッパでもドローン市場はまだまだ人気のようだ。

ドイツのベルリンメッセで開催された国際家電見本市「IFA2015」では、ネットワーク家電やオーディオ機器と並んでドローンの展示エリアが設けられ、「Parrot」や「DJI」、「YUNEEK」など、ドローン市場を牽引してきたメーカーがブースを出展していた。コンシューマ向けの業界見本市としては、アメリカのラスベガスで開催されるCES(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー)と並ぶ規模のIFAには、今年、世界50カ国から1,645のブースが出展し、9月4日から9日の開催期間中に24万5千人もの来場者が訪れた。ビジネスだけでなく一般や家族連れの来場者も多く、IFAでは会場で製品を直接購入できるということもあって、ドローンのブースはいずれも多くの人で賑わっていた。

全体的に見ると、プロと初心者のあいだを狙った中級者向けの製品を出展しているところが多く、ただ空を飛ばすだけのガジェットから、4KやHDの高画質アクションカメラを搭載し、ドローンならではの迫力ある空中映像が撮影できるツールとしての位置付けを目指そうとしているのが感じられる。

たとえば、DJIは撮影用ドローンとして人気のPHANTOM 3に、スタンダード、プロフェッショナルに加え、アドバンストという中級者向けのタイプを追加し、カメラも用途に合わせて固定焦点やズームなどが選べるようにしている。コントロールシステムも、ターゲットの周りを自動で周回して撮影するなど、5つの自動運転モードを追加し、空中動画撮影の楽しさが増えそうだ。以前から実施してきたパイロット研修も全世界に拡大するとしており、撮影した動画を投稿できる「Perspectives」というサイトも新たに公開。ドローンを販売した後のサポートや周辺サービスが着々と充実してきている。

世界のドローン19 ベルリン開催のIFA会場で見えたヨーロッパのドローン人気
世界のドローン19 ベルリン開催のIFA会場で見えたヨーロッパのドローン人気
中級者向けモデルの追加や、撮影のための自動運転システム機能を高める方向に力を入れている「DJI 」。その動きは他のメーカーでもみられる

同様に、ドローンの撮影機能を上げようとする展開は、中国のZeroTechのドローンブランド「XIRO」 の展示からもうかがえる。Xplorerシリーズは、シンプルで機能性の高いドローン本体に加えて、グリップ感の高いコントローラーに大きめのスマートフォンを組み合わせられるようにして、操作性と空中撮影のしやすさの両方を高めているとスタッフは説明する。”スマートドローン”と同社が呼ぶ自動運転システムは追尾撮影機能もあり、オンラインにユーザーコミュニティーを立ち上げるなどしてユーザー同士の情報共有にも力を入れている。プロ向けのマルチカメラが搭載できる撮影専用ドローンも展示しており、映画やテレビ制作会社への売り込みを進めている。他にもポラロイドブランドのドローンが登場するなど、ドローンとカメラの関係はより密接な方向へと進んでいる。


「XIRO」では撮影用の高機能ドローンも展示されていた


ポラロイドブランドのドローンも登場。ドローンとカメラメーカーの関係はますます密接になっている

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