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社内における所持品検査は許される?

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Q.

 私物の持込禁止規定が就業規則で定められていて、そのために所持品検査を行うことも就業規則に定められています。

 社内で盗難が発生したために、所持品検査を行うことになったのですが、これを拒否することはできるでしょうか?

(1)拒否できる
(2)拒否できない

A.

正解(1)拒否できる

 所持品検査は、社員のプライバシー権を侵害するものですから、これが無条件に許されると考えることはできません。しかし他方において、企業防衛上の必要性から、所持品検査をすべて認めないとすることも問題です。

 そこで、検査を行う合理的理由の存在、検査方法の相当性、社員に画一的に実施されること、就業規則等による明示の根拠があることを要件として、所持品検査が認められています。
 就業規則等による根拠については、検査目的も定める必要があります。つまり、就業規則で定めた所持品検査の目的以外の目的をもってなされる所持品検査は許されないことになります。

 そこで、私物の持込禁止を目的とした所持品検査規定があっても、盗難に基づく盗品発見又は犯人発見を目的としてなされる所持品検査は許されず、社員はこれを拒否することができます。

元記事

社内における所持品検査は許される?

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