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ブラック介護施設の見分け方 施設見学時にチェックすべき点

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 ホームページで「入居金0円」「スタッフ研修が充実」「24時間スタッフ常駐」などを謳い文句にしていた「Sアミーユ川崎幸町」。だが、現実には連続転落死事故や介護職員による虐待など深刻な問題が相次いだ。

 親あるいは自分自身が入居する際には本当に安心できる介護施設を選びたいが、どうすれば「ブラック介護」が横行する危険な老人ホームを見分けることができるのか。

 入居を決める前に実際に施設を見学にいくのは絶対条件だが、その時にチェックすべきポイントについて介護ジャーナリストの小山朝子氏はこう語る。

「まず施設の入り口や壁を見てください。そこに何もなかったら良心的な施設とはいえないかもしれません。良い施設では、例えば『苦情ボックス』のようなものが置いてあり、利用者や家族の声をくみ取っている。また、それにどう対処したかを、家族が来た時にそれが見やすい場所に掲示してあります。そうした情報公開が何もないような“閉じられた”施設は危険です」

 施設によっては月に1回など定期的に利用者家族の懇談会が開かれているところもある。それも“開かれた施設”かどうかの目安になる。

 ロビーに施設で行なわれた行事やイベントの楽しそうな写真が飾ってあれば、普段の雰囲気を知るうえでの参考になるだろう。

 施設案内が始まったら、まず廊下を歩く際に、天井を注意して見ることが大切だ。Sアミーユ川崎幸町では「入居者の自由」を理由に監視カメラが設置されておらず、それが結果的に転落事故の真相究明を妨げている。

「自由というのは安全が確保されてこその自由です。施設の事故防止のために必要な監視カメラは設置されてしかるべきです」(前出・小山氏)

※週刊ポスト2015年10月16・23日号


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