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日本の技術力の極み!? 「SUUMO」×「海洋大」がヤドカリの新居を開発!

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自動車、精密機械、家電製品など、世界に誇る技術力を持つ“モノづくり大国”日本。その技術力がなんと、海辺にいるあのヤドカリの“新居”にまで発揮されていたことはご存知だろうか?

9月30日、リクルートの「SUUMO(スーモ)」と海洋生物の専門家である東京海洋大学が、共同プロジェクトとして、ヤドカリのために貝殻に替わる人工的な住まいを開発する様子をウェブ動画で公開した。

ヤドカリは、体の成長に合わせてより良い住まいを求め、人生の大部分を住み替えに費やすと言われている。そんなヤドカリに快適な住まいを提供すべく、両者が試行錯誤の末にヤドカリにとって理想の住まいを作りあげたという。

完成した新居は貝殻形状ではなく、丈夫さと軽さを両立する「繭型形状」を採用。また、通常の貝殻よりも室内を広くすることで、ヤドカリのやわらかい腹部を傷つけず、ゆとりのある快適な住まいを実現した。素材は片栗粉で作られているため地球環境にも優しい。
こうした新居開発の背景には、地球の環境変化にヤドカリの貝殻不足があげられる。ペットボトルのキャップなどを住まいにするヤドカリもいるほどだという。東京海洋大学増殖生態学研究室・濱崎准教授は、プロジェクトを終えこう話す。

「オカヤドカリは、浜に打ち上がった貝殻を宿とするので事実貝殻不足な状況はありましたが、実際に引っ越しが行われたときは感動しました。生態系のバランスの問題など、議論が必要な部分もありますが、今回のプロジェクトは、将来的にはオカヤドカリ類の宿不足を解決していく第一歩になったと思っています」(濱崎教授)

プロジェクトはほんの序章に過ぎない。今回は沖縄で実施されたものだが、もし世界中にこの技術が広がっていけば、ヤドカリが“終の住処”にメイド・イン・ジャパンを選択する日も近そうだ。

▼リンク

プロジェクトサイト
http://suumo.jp/edit/brand/shellwemove/

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