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HTC がSIMフリースマホを投入!まずは2機種から

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auへの端末供給などで知られる、台湾の大手スマホメーカー「HTC」の日本法人「HTC NIPPON 株式会社」(以下、HTC)が、SIMロックフリースマホ2機種を発表しました。

今回発表されたのは、ミドルスペックの「HTC Desire 626」と、セルフィーのしやすい防水スマホ「HTC Desire EYE」の2機種。両端末の特徴とイベントでの発表内容について紹介します。

 

HTCってどんな会社?

HTCは、10年ほど前にウィンドウズ モバイル(現:Windows Phone)対応スマホを発売しているほか、2009年にはドコモ向けに日本初のAndroidスマホ「HT-02A」を発売。スマホ市場の黎明期を支え、その後もau牽引してきた老舗メーカーの1つと言えます。

大きなインカメラが特徴的な「HTC Desire EYE」

名前に「EYE(目)」と付いている通り、このモデルはカメラ重視のスマホです。メインカメラ・インカメラともに1300万画素カメラを搭載し、さらにLEDライトも完備。暗い室内などでのセルフィー(自撮り)も綺麗に撮影できる「至高のカメラスマホ」となります。

カメラ機能では、他にも自動シャッター機能や音声シャッター機能を搭載。これによりスマホに触らなくても撮影が可能です。スポーツやレジャーのシーンで活躍が期待されます。もちろんメインカメラ・インカメラの両方で対応しているとのこと。

 

さらに注目したいのは、SIMロックフリースマホでは珍しい防水・防塵対応モデル。他国の市場と異なり防水機能が当たり前だった日本市場にとって、購入時の判断では重要な要素となっています。SIMフリースマホ市場において後発にあたるHTCですが、戦略的なモデルをだしたことで市場を制覇するチャンスもあるのではないでしょうか。

なお、販売価格は5万円台半ばを想定しているようです。

ポップなデザインのお洒落なSIMフリースマホ!「HTC Desire 626」

 

ミドルスペックのDesire 626は、使いやすい5インチスマホに仕上がっています。防水防塵や、1300万画素フロントカメラは搭載していないものの、HTC独自のカスタマイズやサービスに対応。重量配分により手に取ったとき軽く感じるように工夫しているとのこと。また、フロントデュアルスピーカーを採用したことにより動画・音楽の鑑賞時に臨場感あるサウンドが体験できます。

 

海外で販売されている同じモデルはRAMが1GBですが、日本向けには2GBに強化。ゲームプレイ時も快適に動くようにしたとのこと。販売価格は3万円前後を想定。値ごろ感の仕上がりと言えそうですね。さらに、オプションとして専用カバー「HTC Dot View」も発売予定。こちらは両方のモデルで用意されているとのこと。

 

 

予約は10月1日より開始!販売時期は10月中旬ごろ

 

Amazonなどのネット通販や、全国の量販店(当初約80店舗)、HTC e-SHOPでの販売を予定。面白い取り組みとしては「SIMはどれを買えばいいの」というユーザー向けに、HTC e-SHOPではHTCがSIMの契約も取り持つとのこと。スマホに合わせてSIMも同時購入でき、悩まなくていいようにしたいとのこと。

HTCで提供するSIMは、当初「OCN モバイル ONE」を提供するそうですが、「どこかに限定するものではない」としています。また、SIMの提供価格やプランについては現在調整中で「ユーザが迷わないように極力シンプルなプランにしたい」とのことでした。

サポート体制もバッチリ!ハイスペックモデルの投入は?

 

SIMロックフリースマホで心配なのは、「買う前や買った後にどうすればいいの」という点。ドコモやauとは違い、キャリアショップがないので不安を感じてしまう人も多いことでしょう。

HTCではそうした不安を払拭するため、専用のコールセンターを用意するとのこと。購入前、購入後に関わらず、スマホの操作から故障の判別まで多様な相談に対応するのでスマホ初心者でも安心して利用できそうです。

サポートで忘れていけないのが、故障時の修理・交換についてです。HTCでは端末の修理について全国どこでも5日~7日で修理・返却を可能とする体制を実現したとのこと。「スマホを修理に出している、使えない期間が長いと不便」とはHTC NIPPONの玉野社長の弁。また、対面で相談したい場合は、大手家電量販店などと組んで、窓口を充実させていきたいという意向もあるそうです。

今回発表したモデルは、海外で実績のあるミドルスペックのモデル。HTCとしては、ハイエンド(高性能)スマホはドコモやauなどのキャリアが引っ張っている市場と考えており、現状はミドルスペックのモデルを出すべきと判断したようです。しかし、今後は日本市場の動向も見極めながらハイエンドモデルの投入を考えていきたいとのこと。

 

※左:HTC CORPORATION 北アジア統括代表取締役 ジャック・トン氏、右:HTC NIPPON株式会社 代表取締役社長 玉野浩氏

現在、SIMロックフリースマホは日本では「格安スマホ」と呼ばれていて、安いスマホと認識されている部分があります。HTCでは、「格安スマホ」ではなく、安心して使える高品質なSIMロックフリースマホを提供していきたいとのことでした。日本市場でSIMフリースマホで成功を掴み取りたいというHTCの冒険は始まったばかりです。

(文:布施繁樹)

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