ガジェット通信

見たことのないものを見に行こう

一度きりの人生をパワフルに。88世代、フリーランス女子の生き方

DATE:
  • ガジェット通信を≫

今年で27歳になる1988年生まれの「88世代」
バブルがはじけて、物心ついたときには不景気のどん底。そして学生時代は就職氷河期にもまれ、やっとの思いで社会に出たら「ゆとり世代」なんて呼ばれはじめる……。
なんだか踏んだり蹴ったりな気がしますが、不安定な世相を生き抜いてきたからこそ、そのバイタリティにはすさまじいものがあります。
仕事もしっかりこなせるようになり、プライベートも含め、自分なりのスタイルが確立してきた。しかも、まだまだ活気に溢れている! 女性にとって一番「いい」時期である27歳のいまだからこそ、88世代の夢や野望を聞いてみたい!
そんな気持ちから、いままさに夢の道をひた走っている88世代、アニヴァーサリープランナーのMARIさんとフリーライターの榧野文香さんのふたりにお話を伺いました。

ぜんぶ自分で答えを出す、フリーランス女子の仕事観

201510101_88_4.jpg
榧野さんもMARIさんも、大学卒業後一度は企業に就職しましたが、現在はフリーランスとして活動しています。ちなみに、インタビュアーの編集部・岩瀬も88世代の27歳。
転職、結婚、出産……これからどんな人生を歩んでいくかがガラッと変わる転機がリアルに考えられる年齢だからこそ、彼女たちの仕事観や恋愛観に迫ってみたいと思います。
ーー おふたりとも、フリーランスで活動されていますが、いまの仕事をはじめたきっかけって何だったんですか?

MARIさん(以下、MARI):きっかけは、友だちとのクリスマスパーティ。そのとき、お部屋の飾り付けやテーブルのセッティングをしたことがとても楽しくて。張り切ってやっていたら、友だちに「そういうの仕事にしてみたら?」って言われたんです。そのひとことがきっかけで、パーティに関わる仕事がしたい!って思い始めて。それで見つけたのがパーティプランナーっていう仕事でした

榧野さん(以下、榧野):私は、会社に務めていたとき、働きすぎて体調を崩したことがあって……。それがきっかけで「今回倒れたのは自分だったけど、もし会社が倒れたら、私には何が残るんだろう?」と考えはじめたんです。それで、じっくろ自分と向き合って、何がしたいのか考えたとき、出てきたのが「書くこと」でした。人生一度きりだから、どうせなら好きなことをしたいなと。

ーー 実際、会社を辞めるってなったときの、周りのひとの反応が気になります。

MARI:実は、会社に勤めていたときから、こっそりアニヴァーサリープランナーになるためのスクールに通っていたんですよ。辞めるときになって初めてその話をしたので、すごく驚かれましたね。「パーティって、芸能人がやってるやつ!?」って(笑) 新しいスタートだったので、自分としては、すがすがしい気持ちで辞めました

榧野:私は、いつかは辞めるだろうと思ってたんですけど、ある日朝起きたとたん「あ、辞めるの今日やわ!」って思い立って(笑) それですぐ上司に話したら、意外とトントン拍子で辞められました

ーー 会社員からフリーランスになって、その違いに苦労したことはありますか?

MARI:会社員のときは、上の人がメールの文面ひとつですら気にかけてくれて、転ばないように支えてくれてたんですよね。それに気付いてから、前の会社の人にはさらに感謝するようになりました。フリーランスは、常に自分でベストを尽くして、自分なりに正解を出さないといけないので……。いつも誰かが客観的に見ていてくれる環境ってありがたいですよね

榧野:上司や先輩もそうだけど、会社のときの同僚みたいな仲間がいないから、そのありがたさに気付きますよね。たくさんの人が支えてくれてたんだなって。あとは、ボーナスって魔法のようやな!って(笑) 確定申告とか、自分でやらなくちゃいけないことが増えるので、かなりパワーがいるなって思います

ーー フリーランスで働いて、仕事への姿勢は変わりましたか?

MARI:どんな小さなことでも、自分に仕事を頼んでくれることに対して感謝の気持ちが強くなりましたね

榧野:私は、周りの人の目をそんなに気にしなくなりました。これが好き、これをやってる自分が好きっていう基盤がしっかりできてきたから、仕事も含め、胸をはって生きていけるようになりました

人の言葉も、自分の心の声も、やりたいことを見つけるヒント

20151001_88_3.jpg
ーー いまの仕事を始めて、友だちとか彼氏とか、プライベートな部分ってなにか変わりましたか?

MARI:うーん、友だちとの付き合いかたは変わったかも。会社員のときのように決まったスケジュールじゃないので、飲みに行こうにも予定が合わないとか。でも、新しく出会う人がたくさんいるので、人の輪は広がりましたよ

榧野:私は男性の好みが変わりました(笑) 前はいわゆる「俺様タイプ」が好きだったんですけど、いまは考えが深い人と付き合っていきたいなって思います。もちろん、男性だけじゃなく女性も、そういう人と出会いたいですね

ーー 27歳って、結婚ラッシュじゃないですか。おふたりの結婚観について教えてください!

MARI:結婚願望はあるんですけど、いまは仕事や自分のやりたいことに打ち込みたいなって気持ちが強いです

榧野:私は、最近結婚願望が出てきたんですよ。自分の大切なものがなにかわかったからこそ、「大切な人を大切にしたい」って気持ちになってきました

ーー 世の中には「やりたいことがわからない」って人もいると思うんですよ。自分のやりたいことを見つける秘訣ってなにかありますか?

MARI:私実は、この仕事をはじめるまで、趣味とか特技とかなかったんです。でも、友だちのひと言を本気にして行動を起こしたので、思い込みって大事だなって。人から「すごい!」って言われた言葉は心にとどめておいた方がいいと思います。大人になるとなかなか素直に受け入れられないですけど、そこから自分のやりたいことが見つかることもあるんじゃないかな

榧野:定期的に「自分会議」をすることですかね。「なにが好き?」って聞かれたとき、意外と答えられない人って多いんですよね。だから、好きなものをどんどん思い浮かべておくようにしています。きっかけは自分でつくらなきゃいけないと思っていて。好きなものはなにか見つめ直す時間がないと、なかなか見つからないと思います

インタビュアーの岩瀬を含め、同じ時間を生きてきたぶん共感できるところがたくさん。とはいえ、会社員からフリーランスへという大きな決断をしたMARIさんと榧野さんは、見ている未来も少し違って、素直に尊敬してしまいました。

一度きりの人生をパワフルに突き進む

20151001_88_1.jpg
おふたりのお話を聞いて、自分のことを振り返ってみると、ずっとぼんやりしていた自分の夢や人生について、この年齢になってはじめて、思いっきり向き合って、色濃く、強く考えるようになっていることに気付きました。
ーー 最後にこれからどんなことをしていきたいか、教えてください

MARI:パーティをたくさんの人に広めたい。人生は一度きりだから、楽しい時間を増やしてほしいんです。パーティをもっと気軽にできるように、いろいろなところでレッスンをしたいと思っています。同世代の女の子にはとくに、特別な日にお気に入りのワンピースを選ぶような感覚で、パーティのデコレーションをしてもらいたいな

榧野:私は、書けたらそれで幸せなんですよね。前は「有名なメディアで書きたい!」って野心に燃えてたんですけど、いまはとにかく言葉を紡いでいけたらいいなと思ってます

20151001_88_5.jpg
きっと、いまの20代ってどんなことも諦めたくないし、やる気に満ちあふれて、強欲なくらいパワフル。失敗を怖れずにつきすすんでいく遺伝子は、88世代だけでなく、20代女子全員に組み込まれているはずです。
人生は一度きり。自分の夢に突き進んでいく姿勢を、いつまでも忘れたくないと思います。
MARI(まり)
アニヴァーサリー・プランナー。「Mary’s party couture」にて、バースデーパーティやブライダルシャワーなど、大人女性に向けたパーティプロデュースを行っている。一般社団法人日本アニヴァーサリー・プランナー協会認定プランナー。
榧野文香(かやの・あやか)
ライター。インタビューやエッセイを中心に、ひとの数だけある「生き方」や「想い」を世の中に伝えている。前職は人材系の法人営業。
Interviewer 岩瀬智世 Editor 近藤世菜


(グリッティ)記事関連リンク
明日、もっとレディな私になる
ゴロゴロ、ショボショボ。目が疲れてきたら、見えすぎなのかも?
この秋、おいしいアンチエイジング始めました

カテゴリー : 生活・趣味 タグ :
グリッティの記事一覧をみる ▶
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。