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結局どうなの?“a”と“the”の違いについてあなたが知っておくべきこと

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※本記事はDMM英会話ブログより転載・編集した記事です

こんにちは、まいるす・ゑびすです。

英語の勉強をしている方の中でもよく質問に出るのが、“a”と“the”の違いについて。この記事をお読みのあなたも、どういうときに“a”が付いて、どういうときに“the”が付くのか疑問にお持ちでしょう。

なぜ単語によって“a”が付いたり付かなかったり、“the”が付いたりするのか、それには割と簡単な秘密があるのです。今回は、英会話学習という長い道のりにおいてあなたが知っておくべき至極重要なポイントをご紹介しましょう。

“a”がぼくらに示してくれるもの

“a”が付く単語はたくさんあります。

a bird
a fly
a person
a student
a girl
a boy

などなど、例を挙げればそれだけで原稿の制限文字数を簡単に上回ってしまうほど切りがないのですが、世の中には“a”が付く単語と付かない単語があるのです。

では、どんな単語に“a”が付くのでしょうか?
そしてどんな単語に“a”が付かないのでしょうか?

先ほどは“a”が付く単語を羅列したので、今度は“a”が付かない単語を羅列してみましょう。

water
people
Japan
money
fun

などがその良い例になるかと思います。

これらに共通しているものはなんでしょうか?

英語という言語は、数に対していやらしいほど神経質な言語です。
対象となるものが一つなのか、それとも複数なのか、日本人にしてみたらどうしてそこまで執拗にこだわる必要があるのかと小一時間問いただしたいくらいにとても厳格です。

そして“a”が付く単語は「その対象となるモノが一つである」ということを示しています。その反対に上に例で挙げたような“a”が付かない単語は、「一つ、二つ、三つと数えられないものである」、という共通点があります。たとえば上に挙げた“water”は「水」という意味ですが、水は一つ、二つと数えられないですよね。

つまり“a”が付くか付かないかは、その対象となるモノが数えられるかどうかが判断基準となります。その対象となるものが一つである場合、“a”が付くわけですね。

日本人にはピンと来ないかもしれませんが、英語においてモノの個数、少なくとも、それが一つなのか複数なのか、というのはとても重要で、とても大切な情報であり、英語のネイティブスピーカーの人たちは無意識的にその区別を付けているのです。

なので英語をマスターしたいと考えているあなたは、今あなたが会話のネタに持ち出そうとしているモノが数えられるかどうか、そして二つ以上そこにあるかどうかについて常に的確な判断を下す習慣を身につけておく必要があります

日本人がとても不得手とする部分かも知れませんが、この数の正義においてmaybeはありません。YesかNoかのどちらかで、「数えられるのか」、「一つなのか複数なのか」、という質問に答えなくてはならないのです。
そして数えられるものであり、一つである場合に限ってそこにめでたく、もしくは無感情に定食メニューの隅に置かれた一輪のパセリのように“a”という単語が添えられるわけです。

“the”がぼくらに示してくれるもの

では逆にどんな時に“the”が付くのか、という質問が今にも聞こえてきそうですが、“the”が付く場合とそうでない場合にも明確な線引きがあります。

まずどんな時に確実に“the”が付くのかというと、一番分かりやすいのは、それが正式名称である場合です。

例えば、“The Beatles” だとか “The Boom” はどうして? という次元ではなく、“The”が付いた状態が正式名称なので確実に付きます。“The United States of America”の場合も同じです。あと“the earth”の場合も他に地球は存在しないので、同様と考えていいでしょう。

それ以外の場合、“the”が付くかどうかは特定のモノについて話しているかどうかによって決まります。それはつまり、一つの文章だけを見て“the”が付くか付かないかが判断できず、その文脈次第、それまでの会話の流れ次第になるということです。

例えば、“That’s a dog.”と言うと「あれは犬です」という、日本語でも日常会話では使わない文章になってしまいますが、“That’s the dog.”と言うと「あれが(さっき話していた)犬です」という意味になり、話し手と聞き手はそれまでに既に犬の話をしていて、「その話に登場した犬がこれである」と言った内容の会話になります。

要するに、この犬でなくては会話が進まない状態なので、“the dog”と特定の犬を指しているわけです。

“a”と“the”以外のものたち

いつも引き合いに出されるのは“a”と“the”の違いについてですが、名詞の前に付けることができる単語は他にもたくさんあります。

例えば、“my”や“your”など、所有者を示す単語を付けることもよくあります。“This is my umbrella.”などの場合は“a”も“the”も付かず、その代わりに自分のものであることを示す“my”という単語が使われています。

また“some”(いくつかの)や“many”(たくさんの)など複数であることを示しながらも数を特定しない便利な表現も数多くあり、これらをカジュアルに使いこなせるようになれば、より円滑な会話をすることが可能になります。

どこを目指して英語を勉強しているのか?を今一度確認しよう

ここまで真面目に“a”と“the”について書いてきましたが、はっきり申し上げてしまうと、これから英語を学ぼうとしているのであれば現段階で“a”や“the”で悩む必要はありません

他に覚えるべきことはたくさんあります。ネイティブの人でも駆け出しのローカル新聞記者くらいのレベルだとまだまだ間違ったところにtheを付けて、編集者に直されたりしているのではないかと思います。

つまり“a”と“the”の問題は、「英語しかできない人で、かつ書くことを仕事にしている人でも間違えるような問題である」ということです。我々日本人が“a”と“the”の使い方を間違えたところで何も恥ずべきことではありませんし、本当に“a”と“the”の区別を明確に理解したかったら、TOEICで900点くらい取ってからでも遅くはありません。

言って見れば九九が出来ない人に分数の割り算を教えるようなものです。なので、あまり細かいことは気にせずに、この問題について悩む時間があったら、英語で映画の一本でも見て、その映画に出て来たフレーズを一つ記憶したりしながら、人生を楽しんでください。

そして、次の日には「I saw a film yesterday.」と見た映画を会話のネタにでもしてみてください。長い目で見ればそちらの方がきっとあなたの人生の中では役に立ってくれるはずですから。

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Plluto編集長うららのひと言
aとtheの違い、特定できるかそうでないかの違いだったんですね。「an apple」と「the apple」のニュアンスの違いも、これで使い分けることができそう。

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