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「旅人美容師」 桑原淳 − 彼の人生に迫ってみた(後編)

こんにちは。TRiPORTライターのKenjiです。今回は「旅人美容師」の桑原淳さんの人生に迫ったインタビュー記事の後編として、彼の尊敬する人物などに触れながら、その信念や思いを紹介します。 淳さんが美容師を目指したきっかけや、東京での美容室勤務時代、その美容室を辞職してからの日本一周旅行についてなどは前編をご覧ください。

“尊敬”はまず直接会ってから

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―淳さんの尊敬する人物についてお話いただけますか?
はい。もちろん美容師としてすごい方っていうのはたくさんいると思うんですけど、ぼくが尊敬する3人の美容師さんは、全員直接お会いしたことのある方たちなんです。 会ったことのない人は尊敬するもなにもって感じで、まずは会って話を聞いてみないとわからないなって。
1人は東京で勤務していたときの先輩で、一度辞職した後に頼って再就職した人です。一番長く一緒に仕事した美容師の方ですね。とにかく仕事に真剣でアツくて、かっこいい人です。
もう一人は、今シンガポールで美容室のオーナーをしている日本人の方です。ぼくは日本で働きながら海外進出を考えていたときに、シンガポールに目をつけていたんです。それで調べていたら、そういう日本の方がいるって知ったので、仕事の夏休みを使って、シンガポールの美容室にアポなしで突撃しました。 日本、カナダで美容師をしたり、沖縄でバーの経営をしたりと、転々としながらも幅広く仕事をされている方ですね。
最後の一人は、今カンボジアのシェムリアップで働いていて、日本人として初めて美容室オーナーになった方です。この方は日本人相手ではなく、カンボジア人を相手に1500円という、現地価格の10倍の価格で勝負をしています。今ではカンボジア発のアイドルのプロデュースなどもしているみたいです。

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―では、美容師以外の方で尊敬する人はいますか?
高校時代バイトしていたそば屋の社長ですね。高校時代はポンコツだったし、よく怒られてたんですけど、すごくよく面倒をみてくれました。 東京に出てきてからも地元へ帰るたびに挨拶しに行ったり、仕事で悩んだときは東京から相談しに行ったこともあります。いつも同じことを言って安心させてくれるんですよ。

―社長はいつもなんとおっしゃるんですか?
「人と同じことしてんなよ」ってことと「10回飲み会に誘われたら一回断れ、その一回でお金を貯めろ」ってことです。 その人自身、若いときにそば屋として独立して、やっぱり大変だったみたいなんですけど、シビアに経営しながらお店を繁盛させて、今では地元の超有名店なんです。

―そういったことを踏まえて、今後はどのような活動をされるのでしょうか?
まず世界一周の旅の終わりは、オーストラリアでワーキングホリデーをしながらカットしようと思っています。 英語と欧米人の髪の切り方をもう少し勉強するつもりです。 帰国後は、海外から日本に来ている人が来やすい美容室をできればいいなぁと考えています。

桑原淳の言葉

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