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赤塚不二夫『レッツラゴン』 娘もファンレター出す魅力とは

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J-WAVE土曜の番組「RADIO DONUTS」(ナビゲーター:渡辺祐・山田玲奈)のワンコーナー「TOKYO GAS LIFE IS A GIFT」。9月26日のオンエアでは、漫画家・赤塚不二夫さんの一人娘であり、株式会社フジオ・プロダクション代表の赤塚りえ子さんが登場しました。

赤塚不二夫さんは、2008年に亡くなられましたが、今年の9月14日には生誕80周年として、渋谷CLIB QUATROで「バカ田大学祭」という音楽イベントが開かれ、スチャダラパー、三上寛、電気グルーヴなど豪華なメンツが出演し、チケット即完売の大盛況のイベントになりました。

『おそ松くん』『ひみつのアッコちゃん』『天才バカボン』『もーれつア太郎』など、数々の名作漫画を生み出した赤塚不二夫さんですが、娘の赤塚りえ子さんは、数ある作品の中で『レッツラゴン』という作品が好きだそうです。

「私は漫画少女じゃなかったのでそんなに熱心に漫画を読むことはなくて、でも家に赤塚作品があるのでチラチラとは読んでいたんです。しかしイギリスに留学してたときに、読んだのが『レッツラゴン』という作品があるんですけど。読んだときは、『うわパパすごいな!』って初めて思いまして。ギャグセンスが私と同じだったんですよ(笑)」(りえ子さん)

さすが親子(笑)。りえ子さんは父の漫画をこう分析します。

「『レッツラゴン』という作品は何にも意味がないんです。赤塚不二夫の漫画というのはそもそも意味をぶっ壊してる漫画なので、限りなくシュールなギャグの世界をものすごいスピードで駆け抜ける作品なんです。だから読んだあとに何も残らない。だけどお腹から笑ったっていう気持ちよさだけが残るんです」(りえ子さん)

『レッツラゴン』を読んだりえ子さんは、イギリスから父に向けてファンレターを書いたとか。そして、一時帰国した際には、こんなやりとりも。

「一時帰国したときに、『パパ、「レッツラゴン」読んだけど、あれすごいね。私大好き!』って言ったら、うちの父も『だろ! 俺もアレ大好きなんだよ。俺ね、アレね、もう好きなこと全部やったの! 思いっきり好きなことをやったんだ! だからねぇ、連載切られちゃった』ってすごい嬉しそうでした(笑)。あの漫画を読むと、父が本当に気持ち良く漫画を描いている感じがすごく伝わってくるんですよね。私も物を作るアートをやってるので、羨ましくなるくらい、作品と父の距離がまったく無いんですよ。だから父も描いてて相当気持ち良かったんだと思います」(りえ子さん)

そんな赤塚不二夫さんの誕生日である9月14日に、赤塚不二夫さんと親しかった人が70年代のエピソードを語る『赤塚不二夫の「バカ」に学ぶ』、赤塚作品の中から実験的なものを集めた『赤塚不二夫 実験マンガ集』が発売されました。今なお愛される赤塚作品。当時のファンも、知らない方も、この機会に赤塚作品を手にとってみては?

【関連サイト】
「RADIO DONUTS」オフィシャルサイト
http://www.j-wave.co.jp/original/radiodonuts/

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