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【連載:映画で分かる女の本音】恋愛と結婚は別もの!?~『プライスレス 素敵な恋の見つけ方』~

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彼氏が欲しいなぁと思いつつも、なかなか「この人!」という人と巡り会わずにお一人さまを貫いていると(決して貫きたいわけではないですが……)、周りから言われることがあります。「どんな人がいいのか、具体的に条件を挙げてみなさい」と。
 
年収は最低このくらいは必要だとか、こんな趣味の人がいいとか、子供好きな人がいいとか……とにかく思いついたことをピックアップして書き留めていく。全部の条件に叶う人はいなくても、そうやって自分が何を求めているのか認識することで、そのいずれかを満たす人が目の前に現れたときに「ピン!」とアンテナが立つそうです。
 
なんとなく「この人、いいなぁ」ではなく「あ、この人は私が求めている人かも!」と合致することで次につなげやすくなる、結婚を意識しやすくなる。とは言っても、人は感情の生き物。感覚で恋をしてしまう癖がついてしまうとなかなかそこから抜け出せなくなってしまうので要注意です。
フランスのラブコメディ『プライスレス 素敵な恋の見つけ方』のイレーヌ(オドレイ・トトゥ)の条件はものすごくシンプルです。彼女の夢はお金持ちの男性と結婚すること、そう玉の輿。自分よりもうんと年上であろうとお金持ちならOKとする、その割り切り方、徹底ぶりはあっぱれです。
 
恋愛感情優先ではない彼女にとって、高級ホテルに泊まり、シャネルやエルメスを身にまとい、相手が自分にどれだけお金をつぎ込んでくれるかで相手の愛情の大きさを測っている、というわけです。ところがある日、出会ってしまうんです。お金以上に気になる相手に──。
イレーヌはホテルで出会ったジャン(ガッド・エルマレ)を億万長者だと思い込んで一夜を過ごすものの、従業員だと知ってあっさりサヨナラを告げます。でも、彼女に恋をしてしまったジャンは振り向いてもらいたくて頑張っちゃうんです。
 
彼女にしてみたら彼は全く条件に見合わないわけですから、どれだけ彼が頑張っても、お金を使っても、報われることはないわけで……。そして彼は彼女と同じ道、お金持ちの未亡人の恋人になることで彼女と対等になろうとする。
 
そんな意外な発想で彼女に近づいていきます。そして同じ境遇になることで会話がはずみ、一緒にいる時間が楽しいものになっていく。そう、恋のはじまりです。
しっかりと自分のタイプを見極めることはたしかに大切で、それが結婚への近道になるのかもしれませんが、よく言う「恋愛と結婚は別もの」とは思えないですし、やっぱり恋愛を経て結婚したいと思ってしまうわけでして……。だから感覚=フィーリングを最優先させてしまう。
 
でも、そればかりを追い求めるといつまでたってもお一人さまということもあるのもこれまた事実。自分の本音と向き合うのはなかなか難しいのですが、イレーヌの小悪魔っぷり、正直さ、大胆なところはぜひ真似てみたいと思うのです。

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