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日本のパエリアは歯が立たない?魅力的なスペイン料理パエリア

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Photo credit: aitary「情熱プリーズ!好き勝手にスペインひとり旅!【バルセロナ編】

TRiPORTライターのヤマガミです。

2015年9月13日に、スペインのバレンシアで第55回国際パエリアコンクールが開催されました。日本代表として参加した札幌のバル・エスパーニャが入賞を果たしましたが、世界との差を感じるような大会となったのかもしれません。

パエリアの本場スペイン

パエリアはスペインを代表する料理の一つ。発祥の地はスペインの米どころとして知られているスペイン東部のバレンシア地方です。お米と野菜、魚介類や肉などを炊き込んだ、旨みたっぷりの料理で、非常に人気が高く、本場のバレンシア地方ではお祭りもあります。

起源としてはスペインのこの地方に稲作文化を持ち込んだアラブ人に由来しています。西暦9世紀以降、アル=アンダルスのムスリムの生活の中で作られてきた料理なのです。元々パエリアと言う名称は、スペイン語でフライパンを意味します。本場のバレンシア地方から外部に伝わる中で、調理器具の名称ではなく料理の名称として浸透していったと言われています。

現在は実に様々なパエリアが楽しめますが、伝統的な味としては大きく2種類。一つはバレンシア風のパエリアであり、もう一つが漁師風パエリアです。いずれも一人で楽しむ料理ではなく、大勢で集まってシェアして食べるというのが伝統的な楽しみ方と言えるでしょう。

山の幸のパエリアもおいしそう!

パエリアはパエジェーラと呼ばれる専用の鍋を使って作ります。好んで使われる食材はありますが、材料にこだわらず、たっぷりの具を炒めて米と水、サフランを加えて炊き上げるのが一般的です。炊きあがりについては地方によって若干好みが分かれるようで、本場のバレンシア地方ではパスタのアルデンテのようにわずかに芯が残る炊き上げ方が好まれます。本場では汁気が残ったり、米が柔らかすぎるものが嫌われる一方で、他の地方では柔らかく炊き上げるのがポピュラーなところもあります。

使う食材に関して、それほどこだわりがないのが、また魅力になっています。白身魚やエビ、ムール貝、イカなどの魚介類を使用したパエリアが日本では有名ですが、バレンシア風のパエリアはウサギ肉や鶏肉、トマト、インゲン豆、パプリカ等をつかった山の幸の料理となっていることもあります。サフランと塩以外の調味料を使わないので素材の味わいを楽しむことができ、その地域ならではの味があることも。

そんな奥深いパエリアは、日本でもスペイン・バレンシアのスエカ村で毎年行われる「国際パエリアコンクール」への出場権を争う「豊洲パエリア」というイベントが開催されているほど人気。ここで毎年、パエリア日本一決定戦が行われます。日本の料理はおいしいと世界的に評判ですが、冒頭で紹介したようにパエリアにおいてはまだまだ歯が立たないようです。スペインに行ったときはぜひ本場のパエリアを食べてみてください。

ライター:マリアヤマガミ

Photo by: aitary「情熱プリーズ!好き勝手にスペインひとり旅!【バルセロナ編】

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*aitary「情熱プリーズ!好き勝手にスペインひとり旅!【バルセロナ編】

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