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介護博士が提言「高齢者はガスコンロではなくIHを使うべき」

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 高齢の親を持つ人にとって、安全に生活しているかどうかは、大きな心配事となる。たとえば、年老いた親が天ぷら鍋に火をつけたことを忘れて出かけてしまったら──そう考えるだけで背筋が凍る。確かにキッチンは火の元。体の衰えとともに「防火対策」は万全にしなければならない。「介護博士」として知られる高室成幸氏は、キッチンの片付けの重要性をこう説明する。

「毎日の食事を作る場所だけに、散らかっていたり使い勝手が悪いと料理をするのが億劫になって健康的な生活に支障が出ます。逆にいえば、キッチンがきれいに片付いていることは、高齢者の元気にもつながるんです」

 キッチンの片付けのポイントは3つある。まず最も欠かせないのが防火対策だ。

「高齢になると注意力の低下は避けられません。できればガスコンロは使わず、電磁(IH)調理器に切り替えてください。湯沸かしも電気ポットや電気ケトルを使えば、火を扱わなくていいので安心です。ガスコンロならば、火の消し忘れを防ぐタイマーや、高温になると自動で火を消す自動消火装置、ガス漏れ警報器も設置すべきでしょう」

 コンロまわりにふきんや調味料などの可燃物を置かないようにすることも大事だ。「物をためこむ」のは高齢者の習性なので、どうしてもコンロまわりが食材や調味料、キッチンペーパーなどで雑然としがちだが、引火だけは絶対に避けなければならない。高齢者の生活を守るためには、こんな工夫も必要だ。

「食器用洗剤などは専用の収納ボックスにまとめましょう。決して食品と一緒に置いてはいけません。洗剤などを食品と間違えて口に入れてしまう誤飲事故は少なくありません。また、加齢によって視力が衰えると調理に支障が出てくるばかりか、ガスの火がついているかどうかも見えにくくなります。食品や洗剤などの注意書きがちゃんと読み取れるようにするためにも、今まで以上に照明を明るくしましょう」(高室氏)

※女性セブン2015年10月8日号


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