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【ライヴレポ】杏窪彌、代官山の畳の上で“まった〜り”ワンマン

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杏窪彌のワンマン・ライヴ〈来来!! 不夜城アンアミンリリースパーティー〜畳できこうアンアミンの会〜〉が、9月20日(日)、代官山・晴れたら空に豆まいてにて行なわれた。

この日のライヴは畳仕様(!?)ということで、ライヴハウスの床部分に畳が敷き詰められていた。以前も温泉の畳の上でライヴ・イベントを行なうなど、杏窪彌のライヴはどこかほっとゆっくりできる場所が多い。この日も、お客さんたちは腰をおろして、くつろぎながらライヴを観ることができるようになっており、ライヴハウスという感覚はいずこへといった趣に。この日のために用意された台湾のマンゴープリンを、売り子さんが歩いて売ってまわるなど、まったりとした空間のなか、1部と2部にわかれてライヴは行なわれた。

「ようこそ杏窪彌王朝へ。時を忘れて観光気分でお楽しみください」。このライヴの案内役である肉まんドラマー幹のトークののち、ヴォーカルのMINとパンダの仮面をしたパンダ仮面が登場しトラックを流すと「歴史DE DANCE」を歌いはじめた。途中で仮面をかぶった他のメンバーも登場し、一緒に振り付けをして歌い終わると、再びMINとパンダ仮面の編成へ。MINが中国語でMCをすると、ステージ脇のモニターと壁に映ったスクリーンに日本語訳が写し出されていく(以下、MINの発言は中国語を訳したもの)。

2曲目の「不夜城アンアミン」以降は、バックトラックに乗せてMINが歌い上げていくスタイルに。4曲目では「新曲をプレゼント」というトークの後、「巧克力、巧克力、チョコレート」を披露。打ち込みトラックに生ギターが重なり、セミ・アコースティックのようなスタイルで、どこか懐かしい歌謡チックな楽曲にお客さんたちはほっこりする。その後、入場時に配られたせんべいの話に。「私は先ほど10枚ほど食べてのどがかわいています。パンダ仮面さん、お茶をください」というと、渡されたお茶を飲みまったりし、「ホッと茶のうた」へ。お客さんにもお茶を配りながら、さらにまったりした雰囲気のなか同曲を歌いあげた。そして「箱根にしようか」、激辛ソング「トムヤムクンに片思い中」を歌い、第1部は終了した。

10分の休憩の後スタートした第2部は、一転バンドセットでの演奏スタイルに。会場も少し暗い照明になって、ライヴハウスよりの仕様へと変わっていく。とはいえ、畳でほっこりは変わらない。「はじめてのチュウ」の替え歌風ではじまる「はじめての中華」を歌うと、「愛・アイヤー」「チャイナタウン抗争、恋愛沙汰」と続いていく。「9月22日には、YMOの細野晴臣さんもライヴをしたことのある中華街の同發新館でライヴをします。よかったら来てください」とMCで話すと、台湾を思って作った歌という「台湾海峡、冬景色」。演歌のような哀愁漂うメロディにお客さんたちはじっくりと聴き入る。最後は1部でも歌った「不夜城アンアミン」のバンド・バージョンで疾走感とともに駆け抜けてライヴは終了。

止まない拍手に応えてアンコールに出てきた4人は、「なまえのうた」を歌う。人名を歌詞にした同曲だが、途中の間奏では巻物のような紙を手にしたMINが、そこに書きつめられた名字をがんばって読んでいく。途中、読めているのかどうなのかという部分も乗り越えつつ、すべてを読み上げると会場から拍手が起こった。そして、最後は杏窪彌の代表曲「ジャイアントパンダにのってみたい」。MINの合図に従って、お客さんたちは畳の上に総立ち。サビでは一緒に振り付けをして大団円。こうして、〈来来!!不夜城アンアミンリリースパーティー〜畳できこうアンアミンの会〜〉は幕を閉じた。

ライヴハウスなのにライヴハウスっぽくない。お座敷なんだけど、スピーカーなどPAシステムはライヴハウス仕様といった会場は、杏窪彌の雰囲気を伝えるのにとてもマッチしているものであった。MCでは中国語を話しながら、曲では日本詞を歌うMINという存在も気になりつつ、もはや畳の上で横になって楽しみたいくらいにまったりとしたライヴであったことは書き残しておきたい。

MCのなかで語っていたように、9月22日には、横浜中華街 同發新館(どうはつしんかん)で〈杏窪彌(アンアミン) 企画 at CHINATOWN〉も開催される。気になった方はぜひ足を運んでみてほしい。ほっこり、まったり、心地いい体験が待っているだろう。(西澤裕郎)

写真 : 佐々木恵理&喰田佳南子

〈来来!! 不夜城アンアミンリリースパーティー〜畳できこうアンアミンの会〜〉
2015年9月20日(日)晴れたら空に豆まいて(畳仕様)
■セットリスト
・第1部
1. 歴史DE DANCE
2. 不夜城アンアミン
3. セプテンバー台湾
4. 巧克力、巧克力、チョコレート
5. ひみつのみつ
6. 東京ぽくない東京
7. ホッと茶のうた
8. 箱根にしようか
9. トムヤムクンに片思い中

第2部
1. はじめての中華
2. 愛・アイヤー
3. チャイナタウン抗争、恋愛沙汰
4. 台湾海峡、冬景色
5. 夏天
6. 不夜城アンアミン
・アンコール
7. なまえのうた
8. ジャイアントパンダにのってみたい

〈杏窪彌(アンアミン) 企画 at CHINATOWN〉
2015年9月22日(火)横浜中華街 同發新館(どうはつしんかん)
料金 : 前売り 2,500円 / 当日 3,000円
出演 : 杏窪彌(アンアミン) / 藤岡みなみ / KiRiKo / 細身のシャイボーイ

・杏窪彌 / 来来!!不夜城アンアミン
発売日 : 2015年7月15日(水)
曲目 :
1. 不夜城アンアミン
2. senpai
3. ひみつのみつ
4. 歴史 de DANCE
5. セプテンバー台湾

・杏窪彌にメール・インタヴューしたら母国語で返事がきた!!(OTOTOY特集ページ)
http://ototoy.jp/feature/2015052405

・杏窪彌 オフィシャル・サイト
http://www.un-amin.com

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