ガジェット通信

見たことのないものを見に行こう

ベルギービールのプロに聞く!約100種類が集う、さいたまの野外ビアフェス「ブリュセレンシス・ビアフェスティバル」の楽しみ方

DATE:
  • ガジェット通信を≫

夏が去ってしまいました。
花火、祭り、BBQ、海、プール、○○フェスと、皆さんこの夏は満喫できましたか?
言い換えると、夏のビール、満喫できましたか?
メシ通読者の皆さんの多くが社会人(だと勝手に思ってる)なので、なんてことはない普通の1カ月だった人も多いでしょう、そうでしょう。
でも、秋の気配が感じられる今日この頃、聞いてほしい話があるんですよ。
ビールの季節は終わっちゃいない!
終わっちゃーいないんですよ!
むしろ、ビールはこれから味わいが増す季節。
大手ビールメーカーからも「コク」や「旨味」を強調した秋限定ビールが登場し、じっくり味わうタイプのビールが好まれる季節です。
そして味わい豊かなビールといえば、ベルギービーーーールッ!

小さな国土に100以上の醸造所と800もの銘柄があるといわれ、それぞれのビールが特徴的なビール大国ベルギー。中世に修道院の僧侶が造り始めたことに始まるベルギービールは、フルーティーなものからスパイシーなもの、自然酵母を使って数年間熟成させるものや、ゆっくり楽しむハイアルコールなものまで、日本のビールの常識では計り知れない奥深さをもっています。一度味わうと、その奥深い世界の虜になるというベルギービールの世界。
近年人気が高まり、ベルギー専門のビアパブや、全国7都市で開催中のベルギービールのイベント「ベルギービールウイークエンド」でも手軽に飲めるようになりましたが、今回はもうひとつ、この秋に押さえておきたいイベントをご紹介します。

 

ブリュセレンシス・ビアフェスティバル2015

~小さな醸造所が作る偉大なるビールのお祭り

……ぶ、ぶりゅ、ぶりゅせr……この言いづらさ、ベルギーっぽいですね。
「ブリュセレンシス」とは、ベルギーの伝統的な自然発酵のビール「ランビック」を仕込む際に使う「酵母」の名前。ベルギーの首都ブリュッセル周辺に生息している野生酵母です。
そう、菌の名前!  本国でこのイベントを始めた「デ・ラ・セーヌ醸造所」の周辺はランビックの醸造家が集まる地域。このイベントでは小さな醸造所を中心としたベルギービールが提供されています。

 


そのデ・ラ・セーヌ醸造所と親交があり、都内で「ベル・オーブ」や「デリリウムカフェなどベルギービール専門店を展開する菅原亮平氏のプロデュースで、2009年から日本でも開催されているベルギービールのお祭りが、この「ブリュセレンシス・ビアフェスティバル」です

 


ポスターを手掛けたのはデ・ラ・セーヌ醸造所のラベルも担当するデザイナー。「モンスターだって仕事(破壊)を終えたらビールを飲む」という、万物(国)共通の“ビールが飲みたい時あるある”

 


登場する銘柄はなんと100種類以上!

これはベルギービールのビアフェスとしては日本最多数で、樽生も80種類を超える予定ですってよ……!

 

去年は池袋西口公園で開催され、3日間で約2万人が集まるという盛況ぶり。
今年は10月1日(木)~4日(日)の4日間、さいたまスーパーアリーナに隣接する「けやきひろば」での開催が決定しました!
「けやきひろば」といえば、300銘柄以上が集まる日本最大のクラフトビールの祭典「けやきひろばビール祭り(春・秋開催)」で知られる、けやきの大木が整然と立ち並ぶ、広くて気持ちのい~いオープンスペースです。東京駅から約30分、新幹線が接続するJR大宮駅から2分と程よいアクセス。こりゃー家族でも行きやすい!
会場が広くなってパワーアップした「ブリュセレンシス・ビアフェスティバル」
その楽しみ方や特徴について、生粋のベルギービールファンで、日本ベルギービール党党首やビアジャーナリストアカデミーの講師も務める、川端ジェーンさんに聞いて参りました。

 

――「ベルギービールウィークエンド(以下BBW)」との違いを教えてください!

「BBWではほとんどのブースでインポーターがサービングしてくれますが、このイベントでは『ベル・オーブ』や『デリリウムカフェ』の常連さんがボランティアとしてブースに入ることが多く、アットホームで和気あいあいとした雰囲気です。ベルギービールに詳しい愛好家がそこかしこに配置されているので、ブースの枠を超えて、一個人という観点からさまざまなビールをすすめてもらえると思います」

 

――ジェーンさんがおすすめする銘柄は?

「まずは、『XXビター(イクス・イクス・ビター)』。これを醸造するデ・ランケ醸造所はホップのきいた、“ベルジャンIPA”ともいうべき苦いビールを作るのが得意です。それと、ランボワーズ(ランビックにラズベリーを加えたフルーツビール)の中でも特にレアでおすすめなのが、『オード・ベルセル・フランボワーズ』。ランビック本来の酸味とフランボワーズの酸味の融合、そして仄かな甘味とのバランスが素晴らしいです。また、ボトルと樽生の飲み比べができる銘柄もあるので、味の違いに驚き、感動してもらえると思います」

 

――おすすめの料理はなんでしょう?

『フリッツ』というフライドポテトはベルギー人のソウルフードです。これはぜひベルギー人のようにマヨネーズで食べてください! 料理はブースで『これに合うビールはなんですか?』と聞くことで、新しいビールとの出合いが待っていたりもします」

――楽しみ方のコツをお願いします!

「(昨年はネームプレートの色がボランティアとEVER BREW社員、インポーターに分けられていました)社員やインポーターのスタッフに好みを伝えてベストマッチなものを選んでもらうのもいいですが、あえてボランティアスタッフに好きなビールを聞いてみるというのも面白いです。それと、どのビアフェスでもそうですが、酔っぱらいはすぐにこぼすので、濡らした台ふきんなどを持参すると慌てずにすみます」

 

プロデューサーの菅原氏によると、

「中規模以上の醸造所が集まるBBWに比べて、家族経営の小さな醸造所が集まって、最大の広告はビールの品質だという考えをもって、小規模醸造所のビールを中心に提供しています。料理はベルギーやヨーロッパの屋台料理に始まり、今年は埼玉の飲食店も参加して盛り上がる予定です」

とのこと。
マイナーな銘柄にも出合えるチャンス!
(ただし生産量も少ないので、早々に売り切れる場合も)
さらに「ベルギービール名誉騎士」の称号をもつ菅原氏自身がレシピを考案し、ベルギーの醸造所で仕込んだ『初陣 Uijin』も登場します。

 


筆者も銀座の「デリリウムカフェ」で樽生をいただきましたが、ほのかにフルーティな甘い香りと、口の中をリフレッシュしてくれる酸味が特徴の飲みやすいビールです

 


今ノリノリのベルギービールに、ノリノリのステージパフォーマンス!

 

ベルジャンビアファンにはもちろん、今までベルギービールに触れる機会がなかった人にもおすすめの「ブリュセレンシス・ビアフェスティバル」、一度は噛まずに言いたい「ブリュセレンシス・ビアフェスティバル」。前売り券なら1杯500円以下(3,900円でグラス付き7杯、もしくはカップで8杯)とお得です。
「ビールを飲めば皆友達」というのは世界共通。
10月最初の週末は、爽やかな秋風が葉を揺らすケヤキの樹の下に集合ですよ!

 

イベント概要

『ブリュセレンシス ビアフェスティバル2015
~小さな醸造所が作る偉大なるビールのお祭り~

日時:10月1日(木)~10月4日(日)
時間:1日(木)16:00~22:00、 2日(金)・3日(土)12:00~22:00、 4日(日)12:00~20:00
場所:さいたま新都心、けやきひろば
チケット:前売り/3,900円(ビール7杯引換券特製グラス付き、もしくはカップ8杯)特製グラス前売り券は、引換券を購入された方の購入順に先着1,000名予定
当日券/2枚綴り1,200円、4枚綴り2,200円、8枚綴り4,200円
※チケット購入方法や詳細は公式サイト参照。  http://www.deliriumcafe.jp/bruxellensis_about

お問い合わせ:EVER BREW㈱ 03-6206-6550
公式HP:http://www.deliriumcafe.jp/bruxellensis

※開催期間中は下記店舗にて、イベントのチケットと引き換えに樽生ビールの提供を行います。ビールの容量(カップ内容量)はイベント会場と同じです。
『デリリウムカフェ GINZA』『ベル・オーブ六本木』『ベル・オーブ豊洲』『ベル・オーブ東京芸術劇場』「デリリウムカフェトーキョー』『デリリウムカフェレゼルブ』『リトルデリリウム』『ブラッスリーセント・ベルナルデュス』

 


書いた人:
山口紗佳

1982年愛知出身、静岡在住。東京の出版広告会社・編プロを経て、現在は育児の傍らビール代を稼ぐ編集ライター。家族旅行にブルワリー巡りを絡めたがるビアラバ―。ラガーと赤いものが超好き。日本地ビール協会認定ビアテイスター/日本ビアジャーナリスト協会所属ビアジャーナリスト

山口紗佳さんのすべての記事

カテゴリー : 生活・趣味 タグ :
メシ通の記事一覧をみる ▶
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。