サカナクション、映画『バクマン。』監督とタッグを組んだ“悪ノリ”カラオケ映像を公開!?

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サカナクションが9月30日にリリースする新曲「新宝島」。80年代末~90年代初頭のJ-POPを意識したレトロ感あふれるサウンドに仕上がった同曲だが、これまでのサカナクションになかったアプローチの映像表現を模索した結果、80年代末~90年代初頭の音楽シーンを象徴する映像ということで、当時のカラオケ映像を再現することになった。

サカナクション (okmusic UP's)

この企画を大根仁監督に相談したところ、大根監督の映像監督デビュー作が当時のカラオケ映像だったことが判明し、大根監督自らがメガホンをとることに。ストーリーは漫画家を目指す男とそれを応援する女のラブストーリー。二人の幸せな日常は、男が応募した漫画のコンテストに落選したことから二人の愛は崩れ始める…果たして二人の恋の行方は? 同曲が主題歌となっている映画『バクマン。』も漫画を目指す高校生のストーリーということで、大根仁監督自身の最新作を自らパロディする、まさかの悪ノリ企画だ。映画のシーンを再現したかのようなシーンも随所にみられ、さらにはバーテンダー役としてヴォーカルの山口一郎も出演。あっと驚くストーリーの結末はシングル「新宝島」DVD収録のカラオケ映像で確認してほしい。

90年代全盛だったカラオケ映像の質感を忠実に再現するため、当時の機材、演出手法、さらには当時、大根監督がタッグを組んだカメラマンまで招聘。映画のセルフパロディという悪ノリ感あふれる内容ながら、細部まで緻密にこだわり抜き、90年代カラオケ映像を徹底的に完全再現した作品となっている。メイキング映像では、撮影現場の模様以外にも大根監督による撮影手法の解説も。

同じくシングル「新宝島」豪華初回限定盤、初回限定盤のDVDに収録される江島啓一、岩寺基晴、岡崎英美の3名がカラオケルームで映画『バクマン。』の音楽がどのようにして出来上がったかを振り返る「カラオケボックストークセッション」のダイジェストも確認できる。

サカナクションにとって「新宝島」はバンドの原点に立ち返って再始動するシングル。映画『バクマン。』は前述の通りプロの漫画家を目指す高校生二人のストーリーで、いわば漫画家の原点を描き出した映画。さらに大根仁監督の映像監督としての原点もカラオケムービー。大根仁監督自らもこのカラオケ映像を撮ったことにより原点に帰れたというまさに「原点」というキーワードも今回のカラオケ映像制作の深淵に流れるテーマといえる。

このカラオケ映像はCDのリリース日である9月30日から通信カラオケLIVE DAMシリーズ(ブロードバンド対応機種)で順次配信予定。この「新宝島」の映像を観ながら全国のビッグエコー他、LIVE DAM設置店にてカラオケを楽しめる。またあくまで本作はカラオケ映像であり、正式なMVは今後発表予定とのことで、メンバー、大根監督含め「大根監督の名誉のためにもこれが大根監督が本気で撮ったMVとは絶対打ち出さないでほしい。(笑)」 とのことだ。

「新宝島」カラオケ映像ダイジェスト
https://youtu.be/kWSCzZh8aXQ

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