履き込んだ感も魅力に!“育てる革靴”の楽しみ方

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履き込んだ感も魅力に!“育てる革靴”の楽しみ方
J-WAVE日曜の午前の番組「SMILE ON SUNDAY」(レイチェル・チャン)のワンコーナー「DIANA Shoes ON FASHION」。9月20日のオンエアでは、靴磨きのプロに革靴のお手入れ方法と楽しみ方を聞きました。

青山の骨董通り沿いで、おしゃれな靴磨き専門店 シューシャインバー「ブリフト・アッシュ」の営む長谷川裕也さん。路上での靴磨きを経て、8年前に今までにない形で靴磨きをやりたいと同店をオープン。今や靴好きの間では知る人ぞ知るお店として高い評価を得ています。そんな靴磨きを知り尽くした長谷川さんは、革靴の魅力を次のように語ります。

「履き込んでいった靴は本当に魅力的ですよね。革にどんどん艶が出てきて、アンティーク家具みたいな新品にはない魅力をまとうので。革がひび割れとかしてきても、お手入れされた靴は艶が出て、履きじわの感じも味になります。靴は全体のバランスを最後に締めるところなので、シンプルで上質なものを履いている人は本当のおしゃれだと思います」(長谷川さん)

そんな長谷川さんに、自宅でもできる靴のお手入れ法を聞きました。お手入れで一番大切なのは“靴の栄養補給”。その栄養をしっかり取り込み、長持ちさせるためにはポイントがあるのだそう。

ステップ1 靴の健康状態を見て、汚れを落とす
磨く前に、自分の靴を360度じっくり見て、傷やカビ、乾燥状態など、靴の健康状態を確かめます。さらに、馬の毛のブラシでホコリを払い、クリーナーで表面の汚れをふき取っておきましょう。

ステップ2 栄養補給で乾燥を防ぐ
革は乾燥すると固くなってひび割れになってしまうので、1、2カ月に一遍は栄養補給をするというのが一番大切。ちなみに新品の靴も乾燥しているので、履く前には栄養補給を。栄養クリームを塗ったら豚の毛のブラシで余分なクリームを取り除きましょう。

ステップ3 “鏡面仕上げ”でピカピカに(お好みで)
油性のワックスを革の表面に乗せ、そこに水を1、2滴つけて布で馴染ませます。それを何度か繰り返していると、ワックスが徐々に膜になってきて、最後は自分の顔が映るほどに。光らせる部分は、履きじわができない、つま先、かかとの芯が入っている部分だけにすることがポイントです。

磨けば磨くほど味わいが出てくるという革靴。この秋はレディースもマニッシュな靴が人気だそうですが、お気に入りの靴を見つけて大切に履いて、育てるというのも楽しそうですね。

【関連サイト】
「SMILE ON SUNDAY」オフィシャルサイト
http://www.j-wave.co.jp/original/smileonsunday/

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