ガジェット通信

見たことのないものを見に行こう

想像外のインスピレーション!旅先でアートに触れるメリット

DATE:
  • ガジェット通信を≫

Photo credit: Shikata Takuo 「ポテンシャルを秘めたカスコビエホ-パナマ

TRiPORTライターの志方拓雄です。「知らない世界を見てみよう!」「固定概念にとらわれず、自分の殻を破ろう!」と意気込んで旅に出てみたものの、入るのをためらうほど汚いトイレに遭遇したり、手際がよくないサービスに右往左往させられたりすると、「なんでこんな所に来たのだろう?」と疑問を抱いてしまう旅人も多いのではないでしょうか。

こうした場面に出くわすと、やはり日本の衛生レベルやおもてなしは世界でもトップレベルだと改めて認識させられます。ここで留まればまだしも、「この国は日本より○○だ」と優劣をつけてしまうことがあるのも事実です。現地の習慣を尊重せずに、見下してしまっては、せっかくの旅も台無しに。こんなとき、みなさんはどうしますか? 解決策は人それぞれですが、「アートに触れてみる」という方法はいかがでしょうか。

違いがあるからこそ面白い!

筆者は日本にいるときだと、期間限定の展示会に合わせてこまめに博物館や美術館を訪れるほど、熱心なタイプではありません。しかし旅行中は、博物館に行くとその国の歴史の勉強にも役立つのでよく訪れます。海外だと入場料も日本より割安な場合が多いので、観光がてらに気軽に足を運ぶことができると思います。

博物館や美術館にわざわざ訪れなくても、青空市場の民芸品や露店で売られている絵画を見るだけでもアートに触れる一つのきっかけになるでしょう。先住民が作り出す民芸品は、伝統を受け継ぎ、なおかつオリジナルな表現方法で魅了してくれます。例を挙げると、中米パナマのクナ族の「モラ」と呼ばれる手芸は、刺繍で色とりどりの動植物を織りなす作品。それを目にしたとき、筆者はその独創的な世界観に引き込まれ、強烈なインパクトが残りました。生活環境や文化・習慣が違うから、私たちが想像もつかないようなインスピレーションで作品を仕上げることができるのです。この「違い」こそが、旅をおもしろくする要素で、「優劣」をつけるべき対象ではないことを、アートを通して感じることができます。

Photo credit: Shikata Takuo「意外なアート空間 国連欧州本部スイス ジュネーブ

意外な場所もアートで溢れている?

芸術に触れるために、美術館や博物館、民芸品市場などを訪れるのもおすすめですが、海外では意外な場所にアートが広がっていることも。スイスのジュネーブにある欧州国連本部もその一つ。国際問題などを取り扱うお堅いイメージがある国連ですが、その建物内部は、美術館さながらのアート空間に。スペインの現代アートを代表するミケル・バルセロの新しい惑星をイメージした作品は、会議室の天井に装飾されていて、見ごたえ十分です。

Photo credit: Shikata Takuo「勉強する気もアップ?キャンパスが世界遺産 メキシコ国立自治大学

意外な場所のアートはスイスだけにとどまらず、他にも中米のメキシコ国立自治大学などは見に行くだけの価値があります。大学都市として世界遺産に登録されているだけあって、図書館などに施された圧倒的なスケールの壁画は、それが大学の建物であることを忘れさせてくれるほどです。

このように、意外な場所にアートを繰り広げるのも習慣の違いならでは。芸術はまさに互いの多様性を尊重し合うことを教えてくれる恰好の材料になります。これまで、アートにあまり興味も縁もなかったという旅人も、次の目的地で現地の芸術に触れてみてはいかがでしょうか。

ライター:志方拓雄 Photo by: Shikata Takuo「意外なアート空間 国連欧州本部スイス ジュネーブ

関連旅行記はこちら

*Shikata Takuo 「ポテンシャルを秘めたカスコビエホ-パナマ
*Shikata Takuo「意外なアート空間 国連欧州本部スイス ジュネーブ

カテゴリー : 生活・趣味 タグ :
Compathyマガジンの記事一覧をみる ▶
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。

TOP