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日本と世界の架け橋を作りたい~CosmoBridge取締役インタビュー~(後編)

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Nakano Takayuki 「当たり前って何か?を考える。国際協力に触れたい一歩目。フィリピンのNGOスタディーツアー。

こんにちは! TRiPORTライターの小林香織です。千駄ヶ谷で英語教室の運営と国際交流イベントの主催をしている「CosmoBridge(コスモブリッジ)」の取締役である甲斐 実さんのインタビュー後編をお送りします。(前編はこちら

さまざまな国籍の人と出会うキッカケになれば十分

—イングリッシュオンリーパーティーを行う中で困ったことはありますか?

一番困るのは、まったく英語をしゃべれない方が参加されたときですね。ネイティブ講師のほかに日本人スタッフも多めに配置してフォロー体制を強化しているんですが、なにしろルール上スタッフも英語しか話せないので…。

ただ、初心者の方でも会話が楽しめるように、アイスブレーカーゲーム(参加者がリラックスして臨めるように行う簡単なアクティビティ)などを取り入れて参加しやすい雰囲気作りに努めています。以前におこなって好評だったのは、英単語を使ったゲーム。

たとえばお題を「marathon(マラソン)」としたら、直接マラソンと言わずにほかの言葉を使って会話をし、誰かにマラソンと言わせたら勝ちというルールです。さらにNGワードも「running(ランニング)」「sport(スポーツ)」「race(レース)」など3つぐらい作って。非常に盛り上がりました。

また、例外のルールとして「How do you say ○○ in English?(英語で○○はなんと言いますか?)」と聞くのはOKとしています。○○のところは日本語を使って構いません。あと、最後の30分はリラックスタイムとして日本語もOKにしているので、とにかく気楽に参加していただきたいです。

—では、イベントを行っていて嬉しかったのはどんなことですか?

イベントが終了したあとに、参加者同士で打ち上げに行ってくれたり、この出会いをキッカケに日本と海外の参加者たちが交流を深めてくれることが一番嬉しいです。

うちはそのキッカケを与えられれば十分だと考えているので、国際交流イベントについては収益目的ではやってないんですよ。どんどん参加して、海外の友達を増やしてもらえればと思っています。

英語をマスターするための鍵は「目的」と「好奇心」

—英語を身につけるために一番大切なのは、なんだと思いますか?

目的を認識すること、好奇心を持つこと、それに尽きると僕は考えています。スクールに来てくれる人にも「どうして英語を勉強してるんですか?」と毎回聞くんですが、ときどき「英語を上手に話せるようになりたいから」と回答する人がいたりします。

それって一見まともなようで、実は目的が認識できていないと思うんです。本来は「英語を話せるようになる」こと自体が目的なのではなく、実際に大事なのはその次。たとえば、日本にいる海外の人と話がしたいとか、色んな国に行って現地の人と交流したいとか。そうやって目的をしっかり認識していない人は、途中で挫折してしまうことが多いんです。

だから、海外の友達をたくさん作りたいでも、英語を話せるようになってモテたいでも、なんでもいいから自分の欲と英語を結びつけて、目的を明確にするといいですね。

さらに、好奇心も重要な要素だと思います。たとえば「海外から見て日本はどのように見えるのか知りたい」「アメリカ人に銃規制問題について意見を聞いてみたい」など、強い好奇心があれば英語力が足りなくても、必死に伝えようとするものなんです。宗教や外交の問題のようなデリケートな話でも、聞き方に気をつければ大抵の場合は問題ありません。

世界中の人と会話ができるのは何ものにも代えがたいメリット

—甲斐さんが英語を身につけて、よかったことはなんですか?

僕は仕事柄、海外からの旅行者やパーティーの参加者と接する機会が多いんですが、英語が話せると世界中の人とコミュニケーションがとれます。これは何ものにも代えがたいメリットです。海外のことを知ろうとするとき、自分で世界中のいろんな国に住んでみたりできればいいけど、それはなかなか叶わない。旅行で訪れても、1週間ほどの滞在でその国のことがわかるわけじゃないですよね。

でも、実際その国から来た人と深く話ができれば、文化だけじゃなく、その国の人の感性や意見も聞くことができます。それに日本人と比べると、とくに欧米の人などは何事にも自分の意見を持っていて、それをハッキリと伝えてくれます。日本人同士だと相手が遠慮することが多く、議論はなかなか起こりづらいのですが、海外の人とはとことん議論ができるし、口論っぽくなっても関係が悪化することはなかったです。

あとは、もちろん人って母国語で話すときに一番性格が出ます。相手が得意な言語で会話することで、より相手の素が見える。そして、政治などの難しい話題を振ることができるのも、とても価値のあることだと思っています。

海外への旅は現地の人と直接会話ができる貴重な機会

—英語が話せると海外への旅はどう変わりますか?
今までの話ともつながりますが、英語で自由にコミュニケーションがとれることによって積極性が変わってきます。好奇心によって湧いてくる積極性ももちろん大事なんですが、やっぱり疲れたときとかモチベーションが低い状態のときもあるわけで…。

オーストラリア、カナダ、アメリカで6~10人部屋のドミトリーによく宿泊していたんですが、そのときは英語力がまだ足りなくて、最初こそ積極的に話しかけていたもののだんだん疲れてきて、しまいには一人になりたいと消極的に過ごしてしまったときもありました。

英語がスムーズに話せれば疲れづらいうえに旅の自由度も全然ちがってきます。海外の人に話しかけるのに萎縮もしなくなるし。さらに、トラブルへの対処も容易になります。

あとは、旅って人生の中で数えるほどしかできないうえに大金をはたいて行くわけで、それなのにその貴重な機会に現地の人と会話ができないのはあまりにもったいないことだと思います。英語で深いコミュニケーションがとれれば、話す内容やテーマもまったくちがってきます。ぜひ、海外への旅でそういった貴重な経験をしてきてほしいなと心から思います。

次回のイングリッシュオンリーパーティーは、9月27日(日) 18:30~千駄ヶ谷にある教室で「寿司アート(ご飯と海苔とさまざまな食材を使って断面にデザインを施した巻き寿司)」を行うそうです。ぜひお気軽にご参加ください。(参加申請はFacebookページかCosmoBridgeの公式HPよりお願いします)

★Facebookページ
[LIMITED 20ppl] 9/27(Sun) Sushi Art competition w/prize (English Only vol.13)

★公式HPイベントページ
【English Only vol.13】寿司アートで国際交流会♪@20名

★CosmoBridgeイベント公式HPはこちら
★CosmoBridge英語教室公式HPはこちら

(取材・文:小林香織)

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