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オランダの最新「風車」は、ホテルも観覧車もついているらしい

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国際的な港湾都市、オランダ・ロッテルダムに建設予定の次世代型風車「Dutch Windowheel」。何やらモダンな現代建築というより、どこかアート作品のような独特の風貌。さらには、「風車」でありながら、肝心なアレがない?

ホテル、レストラン
観覧車付きの風車って
どういうこと!?

世界で最も革新的な風車には、羽根がないのです。これまでに前例のない、2つのリングの構造体を三次元に組み合わせた、ダブルリング構造の風車(というより実際はクリーンエネルギーを生み出す複合ビル)は、まるで水中に浮いているかのよう。ユニークな外観デザインだけでなく、多様な機能を備えているようです。

なんと、ダブルリング構造の外円には、ロッテルダム港湾部と街並みを一望できる、30人乗りのユニット型観覧車が。一方、内側のリングには、72戸の住宅のほか、ホテルやレストランなど複合商業施設が入る予定。
ちなみに、Windwheel内の水は、100%雨水をろ過して再利用。生ゴミもリサイクルされバイオガスへと変換し、至るところで再生可能なクリーンエネルギーの生産共有を目指しているんだそう。

水と風だけを使って発電
羽根のない次世代型風車

さて、当然ながら「Dutch Windw Wheel」は、再生可能エネルギーを生み出す次世代風車としても注目を集めています。

この羽根のない風車の核となるシステムが、静電気を風力エネルギーに変換する「EWICON」です。かいつまんで説明すると、本来、羽根の回転で発生するエネルギーを電力に変えるところを、直接風の力から電気エネルギーを生み出す仕組み。太陽熱によて温めたれたフレームの内側を風が抜けるとき、温度差により水滴ができます。この水滴がフレームを伝うときの動きをエネルギーに変えるのがこの発電システムの肝となるところ。

風の国オランダの名物でもある羽根風車ですが、実際は回転する羽根の騒音問題や低周波による健康被害などを、住宅環境への影響が問題視されています。これらを改善する新たな風車の開発 が、デルフト工科大学とワーゲニンゲン大学の研究チームが共同で研究開発にあたり、すでに小型のプロトタイプでは効果が実証済みだそう。
ロッテルダムの新たな観光名所としてお披露目されるのは2020年の予定です。

Licensed material used with permission by DOEPEL STRIJKERS

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