可愛いすぎて病みつきだ!江戸時代の絵師 仙厓義梵のゆるふわ日本画コレクション
江戸時代 臨済宗の僧侶であり絵師でもあった仙厓義梵(せんがい ぎぼん)という人物をご存知でしょうか?
寛延3年に美濃国(岐阜県南部)生まれ、寛政元年から文化8年まで筑前博多聖福寺の住持を務めた人物。僧侶としての顔以外にも画家としての顔を持つ仙厓義梵ですが、彼が残した絵のなんともユーモラスなこと。
仙厓自身はなにもユーモラスに描こうという気があったわけではなく、思うままに気の向くままにただただ禅画を描き続けていたのだと思いますが、その飾り気なくまっすぐな作品が、ストレス社会で疲れ切った現代人の心を癒してくれるのです。
Japaaanでも何度か紹介した仙厓義梵の作品ですが、今回は彼の作品の数々を一挙ご紹介します。心をリフレッシュできるシルバーウィーク中に、仙厓義梵のゆるふわな作品たちで心をさらに健やかにしてみましょう!
意味はわからぬがわーいわーいとなっている。
[画像を拡大]この作品の意味するところはわかりませんが小さい子供?の嬉しげな雰囲気が伝わってまいります。
出典:仙厓 Sengai お月様幾つ…| Pinterest
蛙
[画像を拡大]仙厓義梵の作品の中では有名な作品ではないでしょうか。少ない筆数でこんもりとした蛙を表現。
逃げる人?
[画像を拡大]とってもシンプルな描写ではありますが、人が逃げている?様は伝わってくるわけです。
龍虎画賛
[画像を拡大]日本画で龍と虎を描くとなったそれは相当な怖さが表現されるのでしょうが、仙厓義梵はゴーイング・マイウェイであります。可愛すぎる…。
ヘタウマの境地
[画像を拡大]もうここまでくるとなにを表現しているのかわからないわけです。とりあえず意図したわけではないでしょうが、実にキャッチーな作品。
フグ
[画像を拡大]仙厓は人物や動物だけではなく、魚類も描くのです。
だ、だれですか?
[画像を拡大]有名な人なのか、ただただ一般人なのかわかりませんが、仙厓、人物を描く。。。
これ、犬です。
[画像を拡大]えっと、これ、犬です。
上手い下手関係なく、これが作品として平成の世に残っている時点で仙厓の偉大さがわかるわけです。
SKULL
[画像を拡大]仙厓の作品としては珍しいドクロ。
「よしあしは、めくちはなから、でるものか」
仙厓といったらこれ
[画像を拡大]Japaaanでも過去に紹介した作品、仙厓といったらこのゆるふわなワンちゃんの作品。
)猫の恋図
[画像を拡大]一見虎か?と見間違いしそうですが猫ちゃん。
出典:仙厓和尚の絵画
紙袋と猫
[画像を拡大]引用元の紹介文をかりますとこの図は「紙袋を被せた猫がそれを取ろうと後ずさりしているのを童子が喜んで見ている図」なのだそう。
出典:絵画教室 黒猫軒
○△□
[画像を拡大]これは仙厓義梵が残した作品のなかでとても有名な作品にあたります、○△□
驚くことに「○△□」をこのように描いた作品は他に例がないらしいです。◯をシンプルに描いた作品は目にしますよね。
出典:猿楽町通信 BACK ISSUES MIZUNO'S SCAPE
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