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日帰りでも楽しめる!日本最後の秘境・西表島での欲張りネイチャーツアー

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西表島「神秘の滝を目指すジャングルツアー」

週末には近県の、長い休暇には国境を越えて、意中の森を目指す。そんな森狂いの私が今ゾッコンなのが、西表島!

かの地を初めて訪ねたのは、3年前のこと。沖縄では本島に次ぐ広さを誇りつつも、人口はわずか2500人。それもそのはず、島の90%は亜熱帯の原生林に覆われ、人が住めない代わりに、多様な植物と動物たちが生息している。

まさに、東洋のガラパゴス(行ったことないけれど)!

西表島「神秘の滝を目指すジャングルツアー」

そんなわけで、今年もめでたく「沖縄じゃらん」の取材で西表島に上陸。しかも、「神秘の滝を目指すジャングルツアー」という“森”過ぎるプログラムを取材させて頂くことに。

おまけに目的の滝までは、カヤック(漕いで)とトレッキング(登って)のWアドベンチャーが待ち構えているというから、ワクワクが止まらない!

石垣島からの日帰り参加もOK!サクッと、かつディープにワイルドな自然を満喫。

西表島「神秘の滝を目指すジャングルツアー」 石垣港から西表島(上原港)へは高速船で40分。お昼寝なんてしてたら、あっという間。港では、今回お世話になる「クロスリバー」のガイド・かおりさんが出迎えてくれた。冒険の舞台となるマーレー川の上流へは、車で移動(西表っぽい交通標識にテンションアップ!)。

濡れても良い格好と日焼け対策、準備はそれだけ!

ツアーを申し込めば、ガイドはもちろん、ライフジャケットやウェットシューズ、防水バッグ、冷たい飲みものまで用意してもらえる。

よって、準備が必要なのは、着替えとタオル、あとはカメラくらい。但し、濡れる可能性は大なので(むしろ、濡れる覚悟で行く方が楽しいので)、それなりの服装と日焼け対策を心がけて。

神秘の滝に向けて、いざ出発!と思ったら、嬉しいサプライズに遭遇♡

西表島「神秘の滝を目指すジャングルツアー」 マーレー川に到着して身支度を終えたら、カヤック乗り場へ移動。ここでハプニング!入り江一面がサガリバナに覆われ、幻想的な雰囲気に。

西表島「神秘の滝を目指すジャングルツアー」 この時季(6〜8月)にしか出会えない神秘的な光景を前に、取材陣はほぅ〜と溜息。かおりさんによれば、これだけキレイな状態の絨毯は、現地の人でもなかなかお目にかかれないとか。

それでは、あらためて。カヤックに乗り込みいざ出発!

カヤックに乗る前にはレクチャーがあるので、初心者でも安心。それでも不安な場合は、タンデムタイプのカヤックをチョイスしよう。とはいえ、思いのままに水の上を走るのは想像以上に気持ちが良い。漕ぐうちにコツもつかめるので、断然ひとり乗りをおすすめ!

西表島「神秘の滝を目指すジャングルツアー」

静かなマングローブの森を、のんびり水鳥気分でスーイスイ。

漕ぎ出せばすぐに鬱蒼としたマングローブの森。波の影響を受けないので、カヌーの運転もラクラク。ちなみにマングローブとは、海水と淡水が混じりあう場所に生育する植物の総称。

独特な環境だけに、出会う生きものたちも実にユニーク。樹々の茂みにカヌーを近づけると、愛嬌たっぷりのカニや魚たちを発見!

西表島「神秘の滝を目指すジャングルツアー」

西表島「神秘の滝を目指すジャングルツアー」

西表島「神秘の滝を目指すジャングルツアー」

あま〜い香りがすると思ったら、またあの美女に出くわした♡

うっとりするような甘い香りに誘われて、カヌーをやると、そこには可憐なサガリバナ!ふたたびのサプライズに一同歓喜。川面でユラユラ揺れるピンクの花びら、鼻腔をとりこにする魅惑の香り。それはまさに、小悪魔の誘惑。

聞けば、サガリバナの花はとても短命らしく、夜開いて翌日の午前中には、雌しべを残してポトリと落ちてしまうとか。甘く強い香りは、一晩の間に夜行性の虫を誘って、確実に花粉を運んでもらうためのもの。なんて健気な自然の摂理だろう!

西表島「神秘の滝を目指すジャングルツアー」

西表島「神秘の滝を目指すジャングルツアー」

ドーン!目の前に巨大な岩壁。そこに一筋の滝を仰いだ!!

西表島「神秘の滝を目指すジャングルツアー」 サガリバナに見とれていたところ、前方から「わーーーっ!」という叫び声。何かと思って目をやると、雄大な岩山がそびえていた。しかもそこには一筋の滝。「あれが、目指すピナイサーラの滝ですよ」とかおりさん。そこには、とても日本とは思えないダイナミックな風景が広がっていた。

漕ぐこと約50分。オールさばきに慣れた頃、ピナイ川の上流に到着。

ここからはカヤックを降り、滝つぼを目指してトレッキングがスタート。濃すぎるグリーンの視界に見惚れてしまい、かおりさんの「けっこうハードですけれど、がんばりましょうね」の声をふんわりとしか耳にいれていなかった。

西表島「神秘の滝を目指すジャングルツアー」

開始5分で汗だく。筋肉痛必至のワイルドトレッキング。

西表島「神秘の滝を目指すジャングルツアー」 まさしく、手つかずの自然。とにかく登りづらい!岩あり、根ありの難所だらけの道は、凄まじい急斜面で、少し進むだけで息が切れる。時にはロープでよじ上る箇所も。

西表島「神秘の滝を目指すジャングルツアー」 軽いステップで登るかおりさんを追うのに必死で、森狂いの私が樹を見ずして足元ばかり見る始末。おまけに軍手を忘れたことを後悔。皆さん、ご参加の際は軍手も必須です!

ガイドさんの解説で、ジャングル歩きはいっそう楽しくなる。

西表島「神秘の滝を目指すジャングルツアー」 そんな私たちを見かねて、時おり休憩を入れてくれる優しいかおりさん。その際に披露してくれるジャングルの豆知識がおもしろいこと。

「あの植物はなんですか」「この虫はなんていうんですか」「どのくらい通ったら、そんな風に登れますか」暫くしてちょっと余裕が出て来た私たちは、かおりさんを質問攻めに。

西表島「神秘の滝を目指すジャングルツアー」

そして遂に!ピナイサーラの滝に到着。

西表島「神秘の滝を目指すジャングルツアー」 「もうそろそろですよ〜」とかおりさん。わずか20分のトレッキングだというのに、疲労度はピーク。ふと耳を澄ませば、水の音が聞こえる。と同時に、視界が一気に開け、ピナイサーラの滝が登場。安堵と嬉しさで「うぉ〜」と雄叫び。

落差55mの県下最大の名瀑。轟音と共に水しぶきが上がり、辺りは清涼感たっぷり。

ドボン!と飛び込めば、暑さも疲れも一気に吹き飛ぶ。

西表島「神秘の滝を目指すジャングルツアー」 かおりさんの「滝つぼで泳げますよ」の言葉を聞き終わらぬ間に、ドボンと躊躇なく飛び込んだ私。極楽天国パラダイス!気持ち良いという言葉じゃ足りない心地良さ。

西表島「神秘の滝を目指すジャングルツアー」 水はひんやり冷たく、透明度も抜群。全身にかいた汗の不快感も、歩き疲れも、すべてが癒えるような不思議な感覚。

汗もひいて、足取りも軽い下り。ふたたびカヤックを漕いで帰路につく。

どういうわけか、下りのせいか、同じ距離を歩いたのに、帰りはちっともキツくなかった。そればかりか、カヤックを漕ぐ力もみなぎらんばかり。

かおりさんに「ものすごいスピードでしたね!」と驚かれたほど。もしかして、私が浸ったあの滝つぼの水は「ぬちぐすい(=命の薬)」だったのか。半日たっぷり遊んだのに、すっかり元気になって帰ったのでした(もちろん翌日は筋肉痛でしたが)。

西表島「神秘の滝を目指すジャングルツアー」

今回体験したプログラムは、コレ!

「ピナイサーラ半日コース」

今回参加した半日コースのスケジュールは以下の通り。

#スタート
石垣島から参加の場合は8:30発の船で西表島(上原港)へ
西表島に宿泊の方は8:40~9:00頃宿にお迎え
#9:30
身支度、カヤックレクチャー
#10:00
マーレー川の上流からカヤックで出発
#10:50
カヤックを降りて、トレッキングスタート
#11:10
滝壺到着。夏場は生パインを食べてリフレッシュ
#12:00
カヤックを漕いで、帰路へ
#13:00
上原港帰港、又は各宿に送迎

この他、トレッキングで滝上まで登頂でき、八重山そばとおにぎりのランチが付いてくる「ピナイサーラ1日コース」もある(料金などの詳細は要問合せ)。滝を見上げることはあっても、滝から下を見おろろすなんて、なかなかできない体験だけにかなりオススメ。

**********

西表は地球規模の生態系を体験できる島。日帰りでも、至れりつくせりのツアーを利用すれば、準備不要でめいっぱい大自然を満喫できる。安全にはくれぐれも気をつけて、ワイルドなアドベンチャーに挑戦しよう! クロスリバー(くろすりばー)
TEL/0980-85-6564
住所/沖縄県八重山郡竹富町字上原10-642
営業時間/8時〜20時
定休日/なし
料金/大人6500円、小学生5000円 、幼児3500円 ※保険料・飲物付き
※参加の際は、水着など濡れても良いスタイルと日焼け対策。軍手を忘れずに
※ライフジャケット 、滑り止め付きシューズ、防水バック(容量10リットル)、リュック、レインウェアのレンタルは無料
「クロスリバー」の詳細はこちら
この記事は2015年8月時点での情報です

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