40代シングルが住みたい街の条件トップ10

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40代独身300人に聞いた!住みたい街の条件TOP10

引越しの際に、買い物や遊びに便利な都心部、自然や大きな公園があり、のんびり暮らせる郊外の住宅地など、住みたい街を考えるものだが、みんなは街選びでどんなことを重視しているのだろう? アンケート調査を行った。
通勤時の利便性を選ぶ人が大多数

今回は、首都圏に住むシングルの40代300人(男女それぞれ150人)に、「一人暮らしをする際に、街選びで重視するのはどんなことですか」と質問し、複数の選択肢のなかから上位5つを選択してもらった。ランキングTOP10は以下のとおり。

●一人暮らしの街選びで重視すること

1位:通勤アクセスのよいエリア(60.0%)
2位:スーパー・薬局など日用品の買い物が便利(46.7%)
3位:治安がよい(38.3%)
4位:都心部へのアクセスのよさ(32.7%)
5位:生活環境のよいエリア(商業、公共、医療施設など)(31.3%)
6位:家賃が安い(25.7%)
7位:周辺環境のよいエリア(街並み、公園、自然など)(20.0%)
8位:街の雰囲気(19.7%)
9位:飲食店やコンビニなどが充実している(18.7%)
9位:実家に近い・帰りやすい(18.7%)

1位の「通勤アクセスのよいエリア」(60.0%)は半数以上が選択する結果となった。フリーコメントを見ると、「毎日の通勤に嫌気が差していたので、少しでも会社に近いところに住みたかった」(43歳・男性)、「毎日の通勤が楽なのが一番!」(43歳・女性)といったコメントが多数。片道1時間の通勤をするよりも、片道20分の通勤のほうがプライベートの時間も増え、身体への負担も少ないと考える人が多いのかもしれない。

2位の「スーパー・薬局など日用品の買い物が便利」(46.7%)も、ほぼ半数近くが選択している。仕事が忙しく、帰宅時間が遅くなりがちな40代にとっては、自宅近くに遅くまで開いているスーパーや薬局があることは心強いようだ。なかには、「スーパーが近くだと、体調を崩したときにも安心」(49歳・女性)とのコメントもあり、体調が悪くなっても自分でどうにかしなければならない、単身者の事情が垣間見える。

3位の「治安がよい」(38.3%)を選択した人は、安心して長く住めることを重視しているよう。フリーコメントには、「泥棒に入られたことがあるので、治安、環境の良さは必須」(43歳・女性)と、実際に被害に遭ったことがある人もおり、ひとごととは言えないかもしれない。ちなみに、『犯罪情報マップ(警視庁)』によると、東京都23区内で比較的犯罪件数が少ないのは、荒川区、文京区、中央区、目黒区のようだ(2015年7月現在)。引越しの際は、警視庁のウェブサイトで治安を調べるといいだろう。男性は安さと外食、女性は治安と実家の近さを重視する傾向

さて、前述のランキングを男女別に見ると、男女で順位傾向が異なる結果となったので紹介しよう。

全体のランキング同様に「通勤アクセスのよいエリア」が、男女ともに1位となっている。また、日用品の買い物の利便性や生活環境の良さも性別問わず、街選びで重要なポイントと言えるだろう

全体のランキング同様に「通勤アクセスのよいエリア」が、男女ともに1位となっている。また、日用品の買い物の利便性や生活環境の良さも性別問わず、街選びで重要なポイントと言えるだろう

男性のランキングで特徴的な項目は、3位の「家賃が安い」(34.0%)や7位「飲食店やコンビニなどが充実している」(24.7%)が女性よりも上位にランクインしている。

「会社の帰りが遅くなるときがあるので、食事を買うのに困らないところを選んだ」(42歳・男性)「自炊しないので、コンビニ弁当ばかりではバランスが悪いから、定食屋が多いエリアがいい」(46歳・男性)のように、外食メインの食生活が多い男性にとっては、近所にコンビニや飲食店があることはとても重要なようだ。

また、家賃に関しては、「節約・貯蓄したい」派と「収入が少なく……」派で分かれているが、どちらにせよ「家賃が安いにこしたことはない」という考えなのだろう。

一方、女性のランキングでは、2位「治安がよい」(50.7%)や6位「実家に近い・帰りやすい」(23.3%)が男性よりも上位に。

ひったくりやストーカーのような、女性が狙われやすい犯罪を考えると、治安のよさが上位にランクインするのもうなずける。街選びのポイントとしては、「駅から自宅までの道のりが明るいか」が重要なようだ。部屋の内見をする際は、近所の街灯も忘れずにチェックしておくと安心。

「実家に近い・帰りやすい」に関しては、「実家でなにか手伝いが必要な場合にすぐ行けるように」(42歳・女性)「両親に何かあったときにすぐにかけつけられること」(46歳・女性)とのコメントが大多数。介護職のなり手不足が問題視される昨今。親の面倒を自分でも見られるように実家近くを選ぶという選択肢は、今後増えていく可能性が高いかもしれない。

引越しの際に部屋の設備や広さなどに気を取られて、街並みチェックをおろそかにしてしまうと、あとで後悔することもある。そうならないためにも今回のランキングを参考に、住みたい街を考えて満足のゆく引越しにしよう!●調査概要
[SUUMO 40代シングル調査]より
・調査期間:2015年3月27日~2015年3月29日
・調査方法:インターネット調査(クロス・マーケティング)
・対象:首都圏居住、年収250万円以上、40代
・有効回答数:300名(男女150名ずつ)●参考
警視庁 犯罪情報マップ
元記事URL http://suumo.jp/journal/2015/09/18/97743/

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