【連載コラム】稚菜、徳永英明の「壊れかけのradio」をカバー

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今の時代、色んなものが発展してきている。
世の中が便利になるという事はとてもありがたい事だ。
大きなもので言えば、医療技術の発展、交通機関の発展、IT関連の発展…
人が住みやすい世界へと変わっている。

稚菜 (okmusic UP's)

しかし発展すればする程、同時に問題点というものも出てくる。
上にあげたものを言えば、延命治療と生命尊厳の問題や、大気汚染の問題。
そして私達にとって一番身近に感じられる、IT革命により生じてきている諸問題。
例えば、インターネットが発展した事で情報が手に入りやすくなり過ぎてしまった事。

最近では、mixiに始まりTwitter、Facebook、Instagram…
他にも私の知らないものが自分より下の世代にどんどん流行りつつあって、
SNSというものがいつの間にか進歩している事に気付かされる。
かく言う私も、全てやっていますが。笑

Facebookの自分の記事に“いいね!”が押されていないとまずい、
だから、人の記事にも押さないといけない、という勝手な流れ。
息がつまりやすくもなったし、
匿名というものを使ったりする事で人の温度が感じにくくなってしまっている様にも思う。
便利になった反面、その分、プライバシーというものがなくなってきているかも知れない。
こういう世の中が怖く感じる事もしばしばあります。
でも同時に。
なかなか会えない人が今何をしているのかが分かったり、
当時は連絡先を知らなかった友達と繋がって会える様になったり、
私も頑張らなきゃな!という気持ちにさせてくれたり。
これらは発展してくれたITのおかげでもあるのです。
良いものがつくられて便利になれば、悪い事だって沢山出てくるものなのだ。
逆に、悪い事が起こるとそこにばかり視点が集中してしまうけれど、
良い事だって必ずあるのです。
だからこそ、その問題点を取り上げて批判するよりは、
どう上手く付き合っていくかなのだろうなと思う。
批判をするばかりでは何も始まらないし何も変わらない。そう思うのです。
私はメールより手紙
携帯やパソコンよりラジオや本
という現代っ子にはなかなかいないアナログ人間。笑
でも、アナログな物が衰退していっているという事実は、
今の世の中、残念ながらなきにしもあらずです。
新しい物が栄える事はもちろんありがたいけれど、
同時に昔の大切な物も無くさずに共存していける時代になって欲しい。
こんな時代の中、そんな事を思うのでありました。

今日の一曲。
徳永英明さんの『壊れかけのradio』
アナログの話をしていたらふと思い出しました。
徳永さんはそんなつもりで歌っているつもりはさらさらないと思いますが。笑
人の心に優しく寄り添う様な歌声が大好きなんです。
これもまた、私が生まれる前の曲なのに知っているという素敵な歌。
是非聴いてください。
https://youtu.be/UFDeH1qubBU
それでは。

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