ザ・ウィークエンド 2度目の返り咲き!米ビルボード・シングル・チャート1位&2位を同時にマークする偉業達成

access_time create folderエンタメ
ザ・ウィークエンド 2度目の返り咲き!米ビルボード・シングル・チャート1位&2位を同時にマークする偉業達成

 ザ・ウィークエンドの「キャント・フィール・マイ・フェイス」が2度目の返り咲きを果たし、通算3週目の首位獲得となった、今週の米ビルボード・シングル・チャート。

 先週、ジャスティン・ビーバーの新曲「ホワット・ドゥ・ユー・ミーン?」がNo.1デビューを果たしたことで、アルバム『ビューティ・ビハインド・ザ・マッドネス』との2冠達成とはならなかったが、今週2週目の首位をマークしたアルバムと共に、再び息を吹き返し、2回目の返り咲き、首位獲得を果たした、ザ・ウィークエンドの「キャント・フィール・マイ・フェイス」。シングル/アルバム・チャートの制覇と共に、「ザ・ヒルズ」も連れて2位まで上昇し、シングル・チャートのワンツー・フィニッシュも、同時に達成する快挙を成し遂げた。

 初動枚数40万枚を突破したアルバム『ビューティ・ビハインド・ザ・マッドネス』の首位デビューに、先週は、HOT100チャート内に11曲を送り込んだことも話題をよんだが、上位2曲に次いで、今週も引き続き、100位内にアルバムから9曲をランクインさせている。1位、2位に同アーティストがランクインするのは、昨年、イギー・アゼリアが「ファンシー」と、アリアナ・グランデとのコラボでヒットさせた「プロブレム」以来、1年ぶりという短期間での記録更新だが、ビルボード史上でみると、長い歴史がある中で、21回目という希少な記録で、ザ・ウィークエンドが、いかに今のトレンドであるかということを物語る。

 首位から3位にダウンしたジャスティン・ビーバーだが、大きくポイントを落としたということではなく、ストリーミング回数はすでに6000万回を突破し、90か国以上のiTunesチャートでNo.1をマークする大ヒットに至っている。11月13日にリリースが予定されている4thアルバムのリリースまでは、この「ホワット・ドゥ・ユー・ミーン?」が引き続きTOP10内に停滞すると共に、新作からの2ndシングルが、来月あたりにリリースされる可能性も高い。11月にはジャスティンに続いて、ワン・ダイレクション、そして4年半ぶりとなる、アデルの新作もリリースが予定されている。

 今週、新たにTOP10入りを果たしたのは、エド・シーランの「フォトグラフ」。今年初頭から、アルバムチャートでTOP10内にランクインし続けている『x(マルティプライ)』からの4thシングルで、「ドント」、「シンキング・アウト・ラウド」に続き、3曲連続のTOP10ヒットとなった。アルバムはUKで200万枚、アメリカでも170万枚を突破し、ワールドセールスは700万枚という大ヒットを記録している。

 先週、ジャスティン・ビーバーとの一騎打ちが予想された、テイラー・スウィフトの「ワイルデスト・ドリームス」は、初登場15位と若干出遅れたスタートとなったが、ビデオの再生回数は5600万回に達し、、今週は12位までランクアップした。アルバム『1989』が、今年のNo.1アルバムにランクインされることは、現時点で間違いなさそうだが、アルバムからのシングルが、5曲連続でTOP10入りとなれば、今後さらにセールスを伸ばし、ダイヤモンド・アルバム(1000万枚)に認定される日も、近いかもしれない。

Text: 本家 一成

関連記事リンク(外部サイト)

9月26日付 Billboard Hot 100 全米シングルチャート
9月26日付 The Billboard 200 全米アルバムチャート
Album Review: 全米No.1ソング含むザ・ウィークエンドの2ndアルバム『ビューティ・ビハインド・ザ・マッドネス』がついにリリース

  1. HOME
  2. エンタメ
  3. ザ・ウィークエンド 2度目の返り咲き!米ビルボード・シングル・チャート1位&2位を同時にマークする偉業達成
access_time create folderエンタメ

Billboard JAPAN

国内唯一の総合シングルチャート“JAPAN HOT100”を発表。国内外のオリジナルエンタメニュースやアーティストインタビューをお届け中!

ウェブサイト: http://www.billboard-japan.com/

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。