REOスピードワゴンの元ギタリスト、ゲイリー・リッチラスが死去

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 REOスピードワゴンのオリジナル・ギタリストであり、ヒット曲「Take It on the Run」の共作者でもあるゲイリー・リッチラスが、9月13日に亡くなっていたことがバンドの広報担当者の発表により明らかになった。65歳だった。死因などの詳細は発表されていない。

 1949年10月生まれのリッチラスは、1971年のデビュー・アルバム『R.E.O. Speedwagon』リリース時のメンバーで、1989年までバンドに所属。「Take It on the Run」ほか、ビルボード・チャートTOP5に入った幾つかのヒットソングを共作している。

 REOスピードワゴンのリードシンガー、ケヴィン・クローニンはバンドのウェブサイトやFacebookにて、「とても悲しい。ゲイリーは個性的なギタリストかつソングライターであり、優しい心を持った素晴らしいやつだった。私はロックバンドの何たるかをほぼゲイリー・リッチラスから学んだのだ。全REOファミリーは彼の死を嘆き悲しむと共に、彼の家族、友人、ファンたちへ哀悼の意を表します。今の私の気持ちはこれらの言葉では言い表せない」と綴っている。

 リッチラスが最後にバンドでプレイしたのは、竜巻被害者への募金を募ったイリノイ州ブルーミントンでの2013年のチャリティ・コンサートだった。

 「涙のフィーリング」などのヒット曲でも知られるREOスピードワゴンは、アメリカ国内で1,000万枚を売り上げた1980年の『禁じられた夜(Hi Infidelity)』をはじめ、いくつものアルバムを大ヒットさせた。ゲイリー・リッチラスは1992年にソロ・アルバム『Only the Strong Survive』をリリースしている。

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