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「顔と名前を覚えてもらうのに必死だった」ラッパー・カレーまんがLIGにジョインしました

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こんにちは、ナッツです。

LIGでは以前、新入社員の野田クラクションベベーが一ヶ月間アメリカ大陸を横断するという企画、『べべ旅〜ひとりぼっちのアメリカ編〜』を行っておりました。

そして、このべべ旅の総集編として完成した動画がこちら。
※オフィスにいらっしゃる方は、ぜひイヤホンをしてご覧ください。

いかがでしたか?
べべのダンスは置いておいて、この曲を歌っているのは下北沢を拠点にラッパーとして音楽活動を展開しているカレーまん
弊社社長の吉原ゴウジョンも共同で作詞・作曲をおこない完成しました。

そして今回、LIGのアーティスト支援事業『CriAge(クリアゲ)』にジョインすることになったカレーまんに、なぜラッパーをはじめたのか、そして今後の展望についてお話をお伺いしました!


カレーまん
下北沢を中心に活動するラッパー。高校時代に先輩のフリースタイルラップ(即興)を生で見て衝撃を受け、バンドマンからラッパーに転身。「聞いてくれる人に元気を届けたい」という想いのもと、老若男女に笑いと感動を届けている。LIG企画『ベベ旅』ではテーマソング制作に参画。
カレーまん出演イベント:http://curryfes.pw/

「血管、浮かび上がってるし」酔っ払った先輩の即興ラップがキッカケだった

— ラッパーになろう、と思ったのはいつ頃からですか?

高校3年のときです。もともとは僕、バンドマンだったんですよ。高校のときも軽音楽部入ってて、文化祭のときにライブやったりしていて。そのときはロックとか弾いてましたね。だけど昔からヒップホップは聴いてたし、ファッションとかもヒップホップのスタイルが好きで。
そんな中、キッカケとなったのは地元(長野県)のお祭りでした。先輩が酔っ払ってラップを目の前でしてきたんですね。僕は生まれて初めて生のラップを見て聴いて。めちゃくちゃ刺激を受けちゃったんですよ。
それから一緒にいた友だちと「オレらもやってみない?」と練習しはじめました。

— その先輩のラップはどんな感じでしたか?

酔っ払っていたとはいえ、即興で言いたいことをぶちまかしているし、もう血管が浮かび上がってるし、すごくアツいフリースタイルをやっていて。
言っていることもすごいカッコいいし、その姿もめちゃくちゃカッコよくて。「マジでヤベェな」って思ったのを覚えていますね。

— それからラッパーとして活動しようと。

はい、初めてステージに立ったのも高校3年生の終わりでした。「やらなきゃ進まない」と思って。ステージで歌うこと自体は、誰でもって言うとあれですけど、簡単なわけですよ。だけどお客さんからお金をもらうわけですから、プロとして見られるじゃないですか。だからプロとして恥ずかしくないラップを歌えないといけない。
キッカケを与えてくれた先輩からは、「どこでもフリースタイル(即興ラップ)ができるようにならないと、ステージに立たせないぞ」って怒られてましたね。

「沈黙よりはマシ」ヘタクソな即興ラップで初ステージのトラブルをカバー

— 初ステージはやはり緊張しました?

ライブまでは「本当に自分は才能あるのかな」とずっと悩んでました。だけどプライドを捨てなきゃ、と思って。
長野って東京と違って毎日ライブやっているわけではないので、ステージに立って、とにかく名を広めないといけない。そしてステージに立たせてもらうためにチケット売ったり、ライブ以外にも顔を広げるために、ライブのセキュリティをやったり、とりあえず顔と名前を覚えてもらおうと必死でしたね

— 最初のステージはどうでしたか?

もう頭の中が真っ白になって、お客さんの反応もイマイチ、トラブルも起こるし。マイクコードがからまって動けなくなるし、あとCDが流れなくなっちゃって。音楽が流れないときはMCがフォローするしかない。シーンと沈黙になるのが一番ダメなので。それで「何かしないと、何かしないと」とパニックになって。
でも、そのとき沈黙よりはマシだと思って、自分のヘタクソな即興ラップでカバーしました。ステージに立っているのに、何もしないわけにはいかないじゃないですか。だから、あの状況をカバーするにはフリースタイルしかなかった。フリースタイルは大きな武器だなと感じた瞬間でした

「僕、ラップやってるんですよ」って自分から進む勇気がなかった

— 東京に来ようと思ったのはなぜですか?

3年くらいは長野で音楽活動していたんですね。キッカケを与えてくれた先輩とも1年くらい一緒にやっていたんですけど、もっと刺激が欲しいなと思って21歳のときに東京に来ました。
そして何も分からなかったので、最初は知り合いがいた池袋に住んで。IWGPに憧れて行ったんですけど、「全然雰囲気違うじゃん」って思いましたね(笑)

— 東京での音楽活動はスムーズにスタートできました?

実は、東京に来て最初の頃はまったく音楽活動できていませんでした。長野では「FM長野」というラジオで放送してもらったりしたのに、東京に来たら全部ゼロからのスタートじゃないですか、自分の名を広めることも何もかも。
この大都会で、どう自分を活かそうと思って。六本木のクラブとかライブハウスにとりあえず行って名前を広めようと思っても、いざ行ったら「僕、ラップやってるんですよ」って自分から進む勇気がなくて。半年くらいは何もできなかったんですね。かなりホームシックになりました(笑)

— 一歩ふみ出したキッカケは?

そのタイミングで池袋から下北沢に引っ越したんですね。下北沢は、長野にいた頃から地元の友だちが住んでいたこともあって、よく行ってて。そしてたまたま入った飲み屋が「長野県民1杯無料」と書いてあって、店も本当にいい店で気に入っちゃって。
そしたら店長が「今度ここのお店の周年イベントをライブハウス借りてやるから、よかったら出てみる?」って声を掛けてくれたんです。そして、そのイベントでフリースタイルをやったら盛り上がって。みんなが僕の名前を覚えてくれたんですよね。嬉しかったなぁ。それを機にいろいろな人と繋がって繋がって、東京での音楽活動がスタートしました。

おじいちゃん、おばあちゃん、みんなが僕の曲に泣いてくれた

— 東京はやっぱり長野とは違いますか?

地元にいるときと違って、東京っていろんな人がいて、みんなもみくちゃになりながらも必死で頑張ってるじゃないですか。そんな中、初めて自分よりも年下のラッパーのライブを見て、「生きている期間は自分の方が長いのに、なんでここまで彼らはラップできるんだろ」って。お客さんをすげぇ盛り上げてたんですよ。もっと自分も頑張らなきゃと思いながら、悔しくて歌詞が書けない日が続いたりしました。

— ラッパーを諦めようと思ったりもしましたか?

ラッパーとしてやるために東京に出てきたので、諦めるなんてダサいじゃないですか。だから諦めようとは思わなかったんですが、めちゃくちゃ悔しかったですね。
だけど、「自分は自分」と気づくこともできました。というのも、僕はクラブでラップをやるときもあるし、おじいちゃん、おばあちゃんが集まる場所も、子どもだちの前でもラップをやったこともあるんですよ。そうしたら、見方が変わってきて。
人の死や、世の中に対して思うことなど、自分の経験してきたことを曲にしていて。それで僕、父親がいないんですけど、父親に書いた曲があって。この想いを伝えたいなと思って歌ったら、みんな泣いてくれたんですよ。

— それは嬉しいですね!

ホントに。そして「これは僕にしかできないことだな」って思うと勇気をもらえて。自分がイチからつくった曲に泣いてくれる人がいるんだなと思うと、嬉しいし、吹っ切れるようになっていきました。
自分は自分のやり方で世に音楽を伝えたいし、伝わればいいって思えるようになって。100人が100人、全員が「いい」と思う曲なんてないじゃないですか。だから自分の好きな通りにやって、歌詞も自分の好きなように書いて、それを「いい」と思ってくれる人が増えればいいなって。他の人には他の人の色があるし、僕には僕の色があるんだと

「なに言ってるか分かんねーけど、いいよね」日本語のラップで世界に挑戦したい

— ラッパーとして達成したいことは?

達成したいことはたくさんあります。これからも自分の思っていることを歌詞にして、僕の曲を聴いて元気になってもらいたい。そして「この曲を聴いて元気出ました」という人を増やしたいですね。
そしてライブの回数を重ねて、いずれはでかいステージに立ちたい。そして海外でも挑戦して、世界に名を広げたい。

— 海外も視野に入れてるんですね。

はい、しかも英語ではなく日本語ラップで挑戦したいんですよ。やっぱり日本で生まれたので、どこいっても日本のラップで認められるようなオトコになりたい。海外の曲を聴いても「いい」と思える曲があるじゃないですか。僕は2Pacが好きだったんですよ。ぶっちゃけ英語の歌詞は何言ってるか分からなかったですけど(笑)
だけど音楽で伝わるものがあったんですよね。かっけぇなーって。同じように、「こいつ、日本語でなにを言ってるか分かんねーけど、いいよね」と言ってもらいたいなって思っています。

おわりに

「曲を聴いてくれる人に元気になってもらいたい」

音楽の道で食っていくことは、そう簡単なことではありません。そこでLIGではカレーまんの認知度向上とマネタイズをサポートできないかと、LIGが新しく始めたアーティスト支援事業『CriAge(クリアゲ)』に今回ジョインしていただきました。

彼のラップで世界中の人が元気になるよう、そして一人でも多くのアーティストが世界で活躍できるように、LIGのメディア力を駆使してアーティスト活動の情報発信体制を整え、素晴らしい才能に見合った収益基盤の構築をお手伝いしていきます。

そして『CriAge(クリアゲ)』の公式サイトも近日公開予定。所属アーティストも続々と増えていますので、ぜひ一緒に「ケタ違いの世界」を見にいきましょう!

>>カレーまんへのお仕事のご依頼はこちらまで<<
https://liginc.co.jp/contact/criage/

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