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秋の味覚・里芋はかつて日本人の主食だった

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お月見の供え物といえば今では団子が定番。ですが、かつて「芋名月」と呼ばれていた旧暦8月15日の夜は、団子ではなく里芋を供える地域が多くありました。その理由は真ん丸な満月の形にちなんでのこと。「衣かつぎ」や輪切りにして月に見立てた里芋以外にも、栗、柿、枝豆など「丸いもの」を供える文化は今でも各地に残っています。

縄文時代の主食だった里芋

ジャガイモやサツマイモに比べると、今ではやや地味な存在の里芋ですが、実は日本人が米を主食とする以前の貴重な主食でした。日本で稲作が始まったのは弥生時代のこと。それより前の縄文時代には、糖質をたっぷり含む里芋が主食として重宝されていたそうです。

里芋の栄養素は水分以外のほとんどがデンプンです。そのため、加熱すると消化・吸収しやすくなるのが特徴。デンプン以外にもビタミンB1、B2、ミネラル、食物繊維などが豊富なほか、高血圧予防に効果的なカリウムも大量に含まれています。また、里芋のビタミンCは加熱しても壊れにくいのが特徴です。

ぬめりパワーで脳細胞を活性化!

ところで他の芋類にはない里芋ならではの特徴のひとつに、あの特有の「ぬめり」があります。ぬめり成分はムチンとガラクタン。ムチンには胃の粘膜を保護する作用があるため、胃炎や胃潰瘍の予防、風邪などの感染症にも有効です。たんぱく質を効率よく吸収する働きがあるので、肉や魚と一緒に食べるといいでしょう。また、細胞を活性化して老化を予防するアンチエイジング効果も期待できます。

もうひとつの「ぬめり」成分であるガラクタンは、食物繊維の一種。ガラクタンには脳細胞を活性化させ、免疫力を高める効果があるとされています。もちろん食物繊維なので、腸の働きを活発にして便通をスムーズにしてくれる作用も。ダイエットの強い味方にもなってくれます。
煮っころがし、けんちん汁、里芋コロッケなど、さまざまな料理に応用できるのも魅力のひとつ。体脂肪や生活習慣病が気になる人は、里芋のぬめりパワーを積極的に食生活に取り入れてみては?
参考文献 『もっとからだにおいしい野菜の便利帳』(高橋書店)、『大江戸食べもの歳時記』(永山久夫/新潮文庫)

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