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ハマちゃん役の濱田岳が釣りバカファンを納得させられる理由

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 10月にスタートするドラマ『釣りバカ日誌~新入社員 浜崎伝助~』(テレビ東京系)。スーさん役に西田敏行が起用されたことでも話題だが、物語の主人公、ハマちゃんこと浜崎伝助を演じるのは、個性派俳優の濱田岳(27)だ。今年は映画やドラマだけでなく、auでの金太郎役などCMにも引っ張りだこ。CM量ランキングでも男性1位に輝くなど、飛ぶ鳥を落とす勢いを見せている。イケメン評論家として数々の俳優をウォッチしてきた沖直実さんに、イケメン俳優にはない濱田の魅力を語ってもらった。

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 今俳優業界で絶大な人気を誇るのは、福士蒼汰さんや三浦春馬さんのような王子系男子。ベビーフェイスでぱっちりとした目がキュートな濱田さんは、いうなれば「ペット系男子」といったところでしょうか。

 女の子に「一緒にいたら面白そうだな」とか、「ちょっと弟分にしてみたいな」と思わせるところが彼の魅力だと思います。テレビにイケメン俳優が出てくると、自分の好みかどうかとか、恋愛感情的な視点で見てしまいますが、濱田さんの場合はそういった感情にとらわれずに済む。それゆえの安心感があります。

 おじいちゃん、おばあちゃん世代にとっては、孫のように見えるでしょうね。夏の甲子園に出てくる高校球児を見ている時の感覚と似ているかもしれません。

 濱田さんはこれまで、『金八先生』や『HERO』などの話題作にも出演しているほか、時には脇役ながら主役より記憶に残る演技をするので、すでに多くの人に認知された役者さんであることは間違いありません。でもドラマを見ないお年寄りの中には、auのCMで初めて知ったという人もいるでしょうね。「金太郎役は誰だ?」と気になったんじゃないかと思います。あのCMでほぼすべての年代に認知されたといえます。

 秋から新しく始まる「釣りバカ」も、往年のファンがたくさん見ると思います。これまでの主演、西田敏行さんの残像がみんなの脳裏に焼き付いているので、濱田さん本人も相当なプレッシャーを感じているでしょう。でも私は、濱田さんは違和感なく作品の中に溶け込めるのではないかと見ています。というのも、西田さんと濱田さんにはいくつかの共通点があるからです。

 まず、体型ですね。2人ともぽっちゃりした雰囲気がよく似ています。福士蒼汰さんや松坂桃李さんみたいな長身のイケメン俳優は欧米的なスラっとした体型をしていますが、西田さんや濱田さんは古き良き日本人といいますか、身長がそれほど高くなく、丸っこいイメージがあります。愛嬌があって憎めない顔立ちをしているので、普通にしているだけでもどこか面白い。ちょっとした仕草だけでもクスっと笑わせてくれます。

 そしてどちらも演技派であるという点。濱田さんは子役時代から演技力が突出していて、『金八先生』に出演した際も、武田鉄矢さんにその将来性を見抜かれていました。『金八先生』の後も芸能活動を続けられる子役はほんの一握り。武田さんは、濱田さんが間違いなく役者を続けるだろうと見越して、最終回で他の生徒役が泣いている中、唯一濱田さんにだけは泣くことを許さなかったそうです。それだけ演技として高いレベルの要求をしていたというわけですね。

 イケメン俳優というのは、20代後半以降から30代に必ず壁にぶつかります。演技や存在感等、ルックス以外の武器を磨き続けなければ、若い頃のように仕事をし続けることが難しくなります。フレッシュな10代~20代前半の若手俳優も毎年どんどん出てきます。そういう意味では、イケメン枠でないにもかかわらず多くの実績を残している濱田さんは、今の20代の役者さんの中で10年後の活躍が確実視できる稀有な役者さんだといえます。今も旬な俳優さんですが、その時には一人勝ちしているかもしれませんね。


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