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成功している国から学ぶ、まだ使える○○のリサイクルボックス!

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Photo credit: By Ardfern (Own work) [CC BY-SA 3.0 or GFDL], via Wikimedia Commons

TRiPORTライターのヤマガミです。
ヨーロッパ連合の取り決めが、アイルランドを始めとしたヨーロッパ全体のリサイクル率の高さに影響しています。取り決めの内容は、地域に合わせた分別方法、ゴミを減らす方法、そしていかにゴミを出さないようにするかなどに焦点を合わせたものです。

日本でも近年、リサイクルの概念が確立されていますが、日本のように、主要な産業がものづくりの社会においては、大量生産、大量消費が当たり前になってしまっている部分もあり、なかなかリサイクルを実現し難い社会体質になっているのかもしれません。

世界一リサイクル率が高い国は?

例えば日本で家を借りる場合は、家が決まれば家電や家具を揃える必要があることがほとんどですが、アイルランドでは、その家に家電や家具も、前任者のものが備え付けてある場合が多いので、すぐに生活を始めることができます。つまり「やむを得ず捨てる」という状況を、自然と減らすことができているのです。また、アイルランドでは、ものづくりの企業にリサイクルの責任が課せられます。国や企業が先頭に立ってリサイクルを推し進めていることが、成功の秘訣と言えるでしょう。実際に、2013年にはリサイクル率78%を記録し、世界一リサイクル率が高い国として認められました。

まだ使える○○のリサイクルボックス!

実はほんの十数年前まで、アイルランドはさほどリサイクル率の高い国ではなかったようです。人々はゴミの分別方法などを知らず、ゴミ箱へ捨てたものは何でもひとまとめに公共のゴミ捨て場へ運んでいました。その後、ゴミの収集が有料化になってから分別が始まり、人々の意識が変わりました。とは言うものの、もちろん全員が几帳面ではないので、分別にも人によってばらつきがあります。ヨーロッパ全体を見ると、ポイ捨ては日本に比べて多いと言えるでしょう。

しかし、洋服のリサイクルには目を見張るものがあります。まだ着ることができるけれど不要になった洋服専用のリサイクルボックスが街に設置されているのです。この中の洋服は最終的にはリサイクルされるのですが、希望者がいれば、持ち帰ってもOKという場合も。日本の街中では、まだこういったリサイクルボックスはほとんど見当たりませんよね。

また、アイルランドにはゴミの焼却施設がありません。焼却施設が近隣に建設されると、ごみの量が増えるという統計が出ているそうです。日本でも近頃関心が集まるリサイクル。成功しているアイルランドや諸外国の事情を知り、一人ひとりが真似できる点を考え、追いつき、追い越す意識が必要なのではと思います。

ライター:マリアヤマガミ
Photo: By Ardfern (Own work) [CC BY-SA 3.0 or GFDL], via Wikimedia Commons

アイルランドの旅行記はこちら

*Asa「妖精が住む国アイルランド
*Haruka Fujisawa「Bike trip in Ireland

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