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やちむん、琉球ガラス…本物を見つけに工房へ。沖縄の手仕事に出会う

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陶房 火風水 お皿

かつては琉球王国と呼ばれた沖縄には、やちむん、紅型、金細工など、中国や東南アジアの国々から伝わった工芸が脈々と受け継がれている。

最近は、伝統の技を駆使しつつも現代の日常に寄り添った新しい作品も誕生。
作り手の声に耳を傾ければ、生まれてくる作品に対しての愛情もひときわ深まる。
作家との交流を求めて工房巡りを楽しもう。

[南部・那覇市]眞正陶房

優美な絵付けで魅了大らかさも兼ね備えて

眞正陶房 焼き物 インテリアにも映える、「眞正陶房」の清々しい焼き物。青と白のコントラストが美しい絵付けシリーズは、30cmプレートや花器、カップなど多彩なデザインが揃う

白化粧された生地にコバルト色で描かれた唐草柄は、沖縄の焼き物の中でよく目にするデザインのひとつだが、安里貴美枝さんの絵付けはひときわ美しく、使い手を魅了する。

その優雅な絵付けは、20年以上作り続けてきたからこそなしえた技だが、「美しさだけではなく、沖縄の風土と同じく大らかさを出していきたい」という思いが根底にある。

うちなんちゅーであることに誇りを持ち陶芸と向きあう安里さんは作品を通して琉球王朝時代から続く沖縄工芸のすばらしさを伝えている。眞正陶房 絵付け

絵付けを行う貴美枝さん。焼き上げると美しい青色 眞正陶房 酒甕 1斗サイズの酒甕を伝統技法に倣って作る夫の真尚さん

眞正陶房 お皿

沖縄の海を連想させる鮮やかな絵付けのお皿 眞正陶房 ギャラリーには夫婦の作品が仲良く並べられている

眞正陶房(しんせいとうぼう)
TEL/098-851-9288
住所/那覇市真弛260-6
営業時間/9時~18時 
アクセス/那覇空港道南風原北ICより10分
駐車場/4台
「眞正陶房」の詳細はこちら

[中部・中城村]陶房 火風水

沖縄の自然をヒントに可憐な世界を器で表現

陶房 火風水 お皿

食後もアートが楽しめる、「火風水」のお皿。中心が深い海のように見える右:film野菊9寸皿1万円〜、左:茜草8.5寸皿8000円〜

琉球王朝時代の職人の技に魅せられ、その域に近づけるため努力を続ける奥平清正さん。サンゴが彩る美しい海や、優しく降り注ぐ雨など、沖縄の自然の表情を釉薬と筆で巧みに表現。

絵画のようなクオリティーが保たれており、料理を食べ終えた後もお皿を鑑賞するという楽しみが待つ。その美しさゆえ、料理人からの支持も高い。 陶房 火風水 5枚の豆皿が収納された入り子組皿「お家へ帰ろう」1万2000円〜 B 笑顔が素敵な奥平さん夫妻。優しい人柄は器にも反映されている

陶房 火風水  

陶房 火風水(とうぼう ひふみ)
TEL/098-995-7331 
住所/中頭郡中城村新垣126 
営業時間/10時~17時 
定休日/不定(事前に電話確認) 
アクセス/沖縄道北中城ICより10分 
駐車場/P2台
「陶房 火風水」の詳細はこちら

[南部・南城市]うつわ+きっさ ボノホ

アートを食卓に幸せを呼ぶ楽しい器たち

うつわ+きっさ ボノホ

絵本の中から飛び出した、「ボノホ」の愉快な世界。小さな子供たちからも人気のかわいい器。カップ3100円〜

芸大では彫刻を専攻していた佐藤尚理さんが、器づくりを始めたのは2年前。彫刻的な視点から、「空間デザインを意識した」という器は個性的で躍動感にあふれている。

「楽しく作ること」を意識して、黄や赤、水色などキャンバスに描くように多彩な色を塗り重ねていく。手跡もデザインの一部として残したお皿はやわらかい印象で、手に馴染みやすい。うつわ+きっさ ボノホ

リズミカルに筆を動かす佐藤さん。「形を考えているときが一番楽しいです」うつわ+きっさ ボノホ

カレーライスを盛ることを意識したという深皿は5500円 うつわ+きっさ ボノホ 作家本人がリノベーションした手作り感あふれたギャラリー

うつわ+きっさ ボノホ
電話/098-947-6441 
住所/南城市佐敷手登根65 
営業時間/12時~17時 O日~火・木・金(土・水のみ営業) 
アクセス/那覇空港道南風原北ICより20分 
駐車場/2台
「うつわ+きっさ ボノホ」の詳細はこちら

[北部・今帰仁村]エドメ陶房

自然素材にこだわり、オリジナル色を追求

エドメ陶房

モダンさを醸し出す、「エドメ陶房」の絵付け。白化粧した生地と絵付けの青のコントラストを効かせた花紋シリーズ。右:花紋6寸鉢1800円、左:デザートプレート花紋1400円

工房を主催する川上真悟さんは、生まれ育った土地に窯を構え、伝統の焼き物と向き合っている。陶器を作る上で必要な透明釉、色化粧用の釉薬は、すべて手作り。

伝統的な緑釉(オーグスヤー)で使用するガジュマル灰の代わりに桜を使用するなど、オリジナルの色を追求。皿のソリを少し深くするなど、使い勝手もよい器が並ぶ。 エドメ陶房 イッチン盛り、絵付けなど多様な柄が揃うそばちょこ900円〜、湯呑み1000円〜

エドメ陶房 今帰仁城跡からほど近いのどかな場所に工房は立つ

エドメ陶房
TEL/098-056-1622 
住所/国頭郡今帰仁村今泊4567
営業時間/9時~19時 
定休日/不定(事前に要確認)
アクセス/沖縄道許田ICより40分
駐車場/5台
「エドメ陶房」の詳細はこちら

[北部・名護市]グラスアート 藍

優美な琉球ガラスは、海を連想させる

グラスアート 藍

沖縄を身近に感じる「グラスアート 藍」のガラス。沖縄の旅の余韻を食卓でも感じられる、海をイメージしたラグーングラス2810円

青の濃淡によって何層にも分かれる沖縄の海や、海中に広がる華やかなサンゴなど、沖縄の美しい景観からインスピレーションを受けて、ガラスに落とし込んでいく寿紗代さん。

琉球ガラスという伝統工芸を尊敬しつつも、新しい感性をプラスした作品は、日常のシーンに溶け込みやすく、食卓を華やかに彩ってくれる。 グラスアート 藍 カラフルなガラスの破片を散りばめた万華鏡皿15角クリア3020円

グラスアート 藍 吹き竿を使いガラスを制作する寿さん。工房では体験教室(吹きガラス体験1940円〜)も実施(要問合せ)

グラスアート 藍
TEL/098-053-2110
住所/名護市中山211-1 
営業時間/9時30分~18時
定休日/火(祝日の場合は営業)
アクセス/沖縄道許田ICより20分 
駐車場/10台
「グラスアート 藍」の観光ガイドはこちら
「グラスアート 藍」の詳細はこちら

[南部・八重瀬町]機織工房しよん

4名の女性が手がけたポップな織物

機織工房しよん

多彩な色と柄で魅せる、「機織工房しよん」の織物。4人それぞれが異なる技法で織った財布。各5616円

のどかな集落のシーサーが見守る古民家で、女性4人が花織やロートン織など伝統技法を用いて織物を制作。

手染めの糸を何色も組み合わせて織った作品は、「若い人にも手織りのものを使ってほしい」との思いから、カジュアルに使える生活小物が中心に。畳間の店舗は創作の場でもあり、彼女たちの繊細な手仕事を間近で見ることができる。 機織工房しよん 築50年余の民家が店舗に。手織りの見学もできる

機織工房しよん 右から長池さん、喜久村さん、山城さん、牧山さん

機織工房しよん 沖縄のお守り、マース袋(パワーストーン付)各1296円

機織工房しよん(はたおりこうぼうしよん)
TEL/098-996-1770
住所/島尻郡八重瀬町仲座72
営業時間/9時~17時 
定休日/木
アクセス/那覇空港道南風原南ICより17分
駐車場/3台
「機織工房しよん」の詳細はこちら

[南部・南城市]工房 きぼりや

煌びやかな漆の魅力を多くの人に伝えたい

工房 きぼりや

エレガントな「工房 きぼりや」の装身具。沖縄に咲く花をモチーフにした華ピアス2万7000円

沖縄に古くから伝わる漆工芸は、ハレの日にもてなす漆器が主流。しかし、森長八恵美さんは、日常使いしやすいアクセサリーを考案。主に三線の材料として使われる黒檀を用い、33もの工程を経て美しく仕上げていく。

「生きているような躍動感を出したい」と、蝶や花など生き物や植物をモチーフにした作品は、身につける人の魅力を引き立てる。 工房 きぼりや  

工房 きぼりや 木地の上に丁寧に朱漆を塗り重ねる森長さん

工房 きぼりや お父さんの木工工房と併設したギャラリーでは家具も販売している

工房 きぼりや
TEL/098-948-7008 
住所/南城市玉城富里91
営業時間/10時~18時(木は~17時)
定休日/なし
アクセス/那覇空港道南風原南ICより16分 
駐車場/5台

[南部・那覇市]カタチキ

姉妹で考案した伝統の新しいカタチ

カタチキ 扇子

普段着とマッチする「カタチキ」の紅型。月桃紙に亀甲柄の紅型で染めた扇子。各8500円(ケース付)

沖縄方言で「型を付ける」を意味する「カタチキ」では、本来は反物に染められてきた紅型を、クラッチバッグやストールなど現代風の紅型アイテムに展開。

亀甲やハイビスカスなどオリジナルの柄を取り入れつつ、配色は伝統色から採用。水色や紺など普段着に合わせやすい作品が中心に。すべて手染めの生地で作られており一点モノとなっている。 カタチキ ストール ブーゲンビリアをモチーフにした涼しげなストール。各1万9980円

カタチキ 作品は姉妹での共同作業。右・妹の當眞裕子さん、左・姉の崎枝由美子さん

カタチキ
TEL/098-911-8604 
住所/那覇市首里儀保町2-4 
営業時間/10時~16時(木~土)※月~水は染色作業のため要電話連絡 
定休日/日、祝 
アクセス/ゆいレール儀保駅より徒歩5分 
駐車場/2台
「カタチキ」の詳細はこちら

[南部・那覇市]ci.cafu

経年変化も楽しめる金属アクセサリー

ci.cafu 房指輪

幸せを呼び寄せる。「ci.cafu」の房指輪。嫁ぐ娘に親から贈られた房指輪。シルバー4万3200円・真鍮3万9960円
※チャームひとつずつの販売も可。シルバー各4100円・真鍮各2260円

真鍮や銀など金属を加工してピアスや指輪などを制作する喜舍場智子さんは、琉球王朝時代に高貴な人たちが身につけた房指輪の再現にも力を注ぐ。

歴史資料を参考に再現した7種類の古典柄に加え、シーサーやコウモリなどオリジナルデザインも展開。指元でシャラシャラと揺れる音は、沖縄の波や風を思い起こすようで穏やかな気持ちに。 ci.cafu 真鍮や洋白など金属を加工したアクセサリーも展開

ci.cafu ギャラリー奥が作業スペースとなる。現在は女性2名で制作

ci.cafu(チ.カフー)
TEL/098-886-8093 
住所/那覇市首里儀保町3-9
営業時間/11時~19時 
定休日/月~金(事前に要確認)
アクセス/ゆいレール儀保駅より徒歩1分 
駐車場/2台
「ci.cafu」の詳細はこちら

※この記事は2014年10月時点での情報です

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