ガジェット通信

見たことのないものを見に行こう

地域限定の珍ランチパックを取材するはずが、パッケージのキャラ2人の秘密を知ってしまった!

DATE:
  • ガジェット通信を≫

パンとパンの間にキューピーマヨネーズを敷き詰め、さらにその中に固形マヨを入れたマヨネーズづくしのランチパック。その名も「マヨ&マヨネーズ」。名前と内容のインパクトから発売を記憶している人も多いだろう。

山崎製パンの人気シリーズであるランチパックは、コンビニで見かけるたびニューフェイスが登場しているが、その中には時折マヨ&マヨネーズのような変わり種が存在する。

とはいえ、ご当地限定であったり期間限定であったりと、なかなか入手困難なレアキャラで、知る人は少ない。次いつ会えるかわからない刹那的な出会いが、購買意欲をかき立てる。今回はそんな一風変わったレアランチパックを紹介しようと思う。

 

まさかの“路面電車の旅”からインスパイアした「牡蠣ソース入りカレー」「レモンマーマレード&ホイップ」

広島から生まれた「牡蠣ソース入りカレー」「レモンマーマレード&ホイップ」。その開発経緯を広報担当者に聞くと、実に意外な回答が返ってきた。

「2015年は終戦70周年を迎え、被爆地である広島は観光客が例年以上に多い。また、広島東洋カープの盛り上がりの熱も高く、広島全体がかなりの盛り上がりをみせることは間違いない。そして、なんといっても広島といえば路面電車。広島に住む人々や観光客の足になっている。
そんな広島の誇る『路面電車』からインスパイアし、『路面電車に乗って街をめぐり、“広島のおいしい”を探しに行こう!』をコンセプトに、路面電車の電停とランチパックの味を結びつけ、電停のイメージからくる街の名物や広島名産のもの、季節に応じたおいしいものを製品化した」

つまり、今年は広島に注目が集まることが予想されるため、広島名物である路面電車でおいしいランチパックを食べに出かけようということだろうか。路面電車からインスパイアを受けているとは思いもしなかったが、こういった発想があるからこそランチパックは今までにない味を提供し続けているのだろう。

 

早速この2商品の味を説明しよう。

「牡蠣ソースカレー」(中国地方限定)

広島県産牡蠣を使用した、オイスターソース入りのカレーをサンドした一品。広島産牡蠣といえば全国的にも知名度が高く、広島ブランドとして確立しているのは周知の事実。冬になると広島県内は牡蠣まつりで賑わい、広島港付近の牡蠣小屋にはたくさんの人が訪れる。

そんな広島ブランドの牡蠣を日本の国民食であるカレーと合わせ、牡蠣風味のランチパックを実現させた同商品。少しピリッとした辛みのあるカレーで、主に男性をターゲットにしたそうだ。

ちなみにパッケージにある電停の写真は、「広島港電停」。「牡蠣=海」ということで、いちばん海に近い同電停と掛け合わせたそうだ。

「レモンマーマレード&ホイップ」(同)

国内生産量第一位を誇る広島名物「広島県産レモン」の果汁入りレモンマーマレードとホイップクリームをサンドした一品。レモンの甘酸っぱさとホイップクリームの甘さが相性抜群だ。

電停の写真は「紙屋町西電停」。広島の中心部として栄える同電停と広島レモンを掛け合わせている。

フレーバーからパッケージまで広島づくしのランチパックを手に広島を闊歩すれば、君も立派な広島ラバーだ。

 

知る人ぞ知る小ネタが詰まった「やまゆりポークの豚肉入りボロネーゼ風」


「やまゆりポークの豚肉入りボロネーゼ風」(関東地方限定)

神奈川のブランド豚肉「やまゆりポーク」とトマトでボロネーゼ風に仕上げた一品。トマトソースはケチャップを一切使わずに、ヨーロッパ産のホールトマトでじっくりと煮込んだという。それをパスタと合わせることで、レストランで食べるような高級本格志向のボロネーゼ風に仕立てることに成功したそうだ。ちなみに、やまゆりポークの挽肉(赤身)は口溶けがよく、脂肪は甘味を感じるような豊かな風味であるという。

それにしても、なぜやまゆりポークをメインに使用したのだろうか。広報担当者は開発経緯について次のように教えてくれた。

「山崎製パン横浜第二工場では地産地消の製品開発を強化している。兼ねてから付き合いのあるJA神奈川様とコラボ商品を考えたとき、神奈川の高級ブランド肉『やまゆりポーク』を紹介していただき、開発に至った。弊社のランチパックをきっかけに、神奈川の人はもちろん、関東、全国の人々にやまゆりポークの認知促進を図り、地域の活性化を図れる働きをしたい。ちなみに、やまゆりポークの名前の由来は神奈川県の花『やまゆり』から名称されている」

ここで小ネタその1「ちなみにやまゆりポークの由来は神奈川県の花からきている」

また、このパッケージにも、消費者に気づかれないレベルの小ネタが仕込まれている。

「パッケージで謳っていないため、商談の際の小ネタにはなっているが、消費者で気づいている人は少ないかもしれない。実はランチちゃんのポーズは『Y』、パック君の持っているパスタの形は『P』。YとP=『やまゆり(Y)ポーク(P)』」(広報担当者)

いや、ちょっと待った。YとPでやまゆりポークとか、論点はそこではない。

小ネタ2「ちょっと待って、ランチちゃんとパック君って誰なの、あぁこのパッケージのイラストの男女なの、名前あったの」

とにかくグルメな人にうってつけな逸品なので、ぜひ食べてもらいたい。これからもランチパックの突飛なアイディアとわかりづらい小ネタ、そして新しい味を期待している。

 

書いた人:藤田佳奈美


セーラームーン世代。幸せに満ち足りた時よりも、おセンチだと筆が進むタイプ。未婦人の頃から「婦人公論」が愛読書。蕎麦に熱燗の組み合わせと、台所で料理しながら飲む麦酒が好き。かわいい系のアルコールって肴に合わないよね?

カテゴリー : 生活・趣味 タグ :
メシ通の記事一覧をみる ▶
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。

TOP