スマホでオーダーし、搭乗口で受け取り!空港向けフードメニュー事前注文アプリが登場

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空港に特化したフード事前注文アプリ「AirGrub」

空港では、搭乗手続やセキュリティチェックなどで、予想以上に長い時間待たされるケースが多い。

出発ロビーは、搭乗時刻までに買い物や食事などを済ませようとする搭乗客たちで混雑し、何かと気ぜわしくなりがちだ。

・スマホアプリから空港内のフード店に事前オーダー

米シリコンバレーのスタートアップ企業「AirGrub」は、2015年7月、空港内の飲食店に特化した事前注文スマホアプリ「AirGrub(エアグラブ)」をリリースした。

スマホアプリ「AirGrub」の画面サンプル

このアプリでは、便名と商品の受け取り時刻を入力すると、利用可能な飲食店を自動で表示してくれる。

メニューの中から好きなものを選んで注文し、オンラインで決済すれば、事前注文は完了。

空港内の実店舗では、指定時刻に合わせて、できたての温かい商品を準備している。

利用者は、行列の有無にかかわらず、待ち時間なく、商品を受け取ることができる。

AirGrubは、現在、サンフランシスコ国際空港、ボストンのジェネラル・エドワード・ローレンス・ローガン空港、ニューヨークのジョン・Fケネディ国際空港の3空港のみを対象としているが、今後、全米の空港にエリアを拡大していく見込みだ。

・スマホアプリを活用した事前注文サービスの広がり

スマートフォンアプリを活用した事前注文サービスは、大手コーヒーチェーンのスターバックスや、米ファストフードチェーンのタコベル(Taco Bell)でも、2014年から導入。

店の列に並ぶ必要がなく、キャッシュレスで商品をすぐ受け取ることができることから、ユーザーの人気を集めている。

AirGrubは、時間に制約されがちな空港特有のニーズに着目し、これに特化したサービスモデルをスマートフォンアプリとして実装している点が、秀逸といえるだろう。

AirGrub

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