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「脳を鍛えるためにPCメモはやめるべき」で議論 営業コンサルの主張は「小学校のシャーペン禁止」と同じなのか

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打ち合わせなどでメモを取る際に、もっぱらPCを使っている若い人も多いことだろう。手書きメモでは後から読み返せず、なくしてしまう懸念もあるが、データならば保管や再加工、配布も簡単だ。もはやキーボードを打つ方が速いという人もいる。

このような風潮に対して「PCメモはやめるべきだ」と提唱するコラムがネット上で話題となっている。日経ビジネスオンラインに9月8日に掲載されたもので、筆者は、現場を知る営業コンサルタントとして定評のある横山信弘氏だ。
部下は「メモはパソコンかスマホが常識」と主張するが

タイトルは「『どうしてパソコンでのメモ」を繰り返していると脳力が落ちるのか?」というもので、架空の対談を中心にした構成になっている。

「今の時代、メモはパソコンかスマホでとるのが常識でしょう」と主張する部下に対し、営業部長が「何が便利だ! バカバカしい。メモぐらいパソコンなんかに頼るな。頭が悪くなる」と一喝する、という内容だ。

営業部長はさらに、PCで一言一句細かくメモを取っていた部下が内容を頭に入れていないことを指摘。手書きでメモを取らせると、慣れずに苦労する部下だが、今度は内容をしっかり把握していた。

ポイントは、手書きメモだと喋るスピードに追いつかないということだ。したがって手書きの場合は「話を聞く」「話の内容を理解する」「話の内容を理解したうえで短い文章にまとめる」という3つの「思考のインフラ」を同時に使わなくてはならない。

慣れないうちは大変だが、横山氏は「パソコンでメモをとっていると、キーボード入力のスキルは高まるかもしれませんが、肝心の脳が鍛えられません」と指摘。PCでメモを取っていると「たまに手書きでメモをとろうとしてもうまくできず、だからパソコンにしがみつく、という悪循環になります」とし、若いうちから紙でメモを取ることを推奨している。
賛同者は「手書きで字を書かないと、本当にバカになる」

PCでのメモに関しては「人の話を聞いているのに視線がディスプレイに向かって失礼」「タイピングの音もうるさい」といった話はよく聞くが、「脳が鍛えられない」というのは珍しい。読者からは「これはその通り」と同意する声も挙がる。

「手書きで字を書かないと、本当にバカになると思うよ。将来差が出た時に慌てても遅いから」
「『書く』という行為の凄さって確実にある。最近はPCになりがちだったから、手書きに戻そうかなあ」

手書きとPC両方でメモを取ったことのある人からも「一時期ノートPC使ってましたが、思ったように頭に入ってこなかったので、メモにしました」という経験談が出る。必要な情報を頭で取捨選択しながら書くという作業が重要、と感じている人が多いようだ。

一方で、PCでのメモに慣れ、今更手書きに戻ることはできないという人も少なくない。「字が汚いから嫌」というもののほか、やはり「書くより入力した方が速く、書き漏らしが少なくなる」という意見が出ていた。
問題は道具ではなく「メモの取り方」では?

そもそも内容が頭に入っているかどうかは、メモの取り方の問題であり、手書きかPCかという問題ではないとする指摘も出る。

「紙でもPCでも道具に罪はない。この手のメモはいかに要約してタイプを減らすかがポイントなので普通は脳みそフル回転やで。おっさん受けを狙った論理のすり替え記事」

たしかにPCでも、一言一句漏らさずメモするとなると結構大変だ。PCでも手書きのように頭を使って情報を選別しながらまとめていけば、楽に記録できる上に頭にも入る、というのだ。

横山氏は今年3月にも検索結果Yahoo!ニュース個人で、似たような内容の記事を投稿。はてなブックマークが500件以上付き、その際も「なにこれ。小学校でシャーペン禁止と同じ?」と反発する声が出ていた。

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