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タバコのポイ捨てを、劇的に減らした「看板」。その斬新すぎる仕掛けとは?

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環境問題に取り組むイギリスのNPO団体「Hubbub」は、これまで誰も思いつかなかった、ユーモア抜群の戦略でロンドンの街からタバコのポイ捨てをなくそうとしています。そのアイデア、斬新すぎ!

ポイ捨ての代わりに
投票を呼びかける

地面に捨てられる吸い殻を有効活用させるには、それ自体に「意味を持たせればいい」。彼らは、吸い殻を使ってある作戦に出ました。吸い殻入れを投票箱に見立てて、あらゆるジャンルのトピックスに投票させようというもの。

灰皿は2種類
ロナウドとメッシ!?

ポイ捨てを止めさせるアイデアの効果はすぐに出ました。喫煙者たちは、自分のタバコの吸い殻で毎週、スポーツの話題に投票することができます。

例えばこんな質問。「現在、世界最高のプレイヤーと言ったら?」投票は言わずと知れた世界を代表する2人のサッカー選手クリスティアーノ・ロナウドとリオネル・メッシ。サッカー通のロンドンっ子の意見はロナルドがやや優勢。
他にも「F1グランプリ(イタリア)とテニスのUSオープン、どちらが観たい?」「次のクリケットの試合の勝者はイギリス?オーストラリア?」といった具合に、人々の関心あるトピックスが週替わりで登場します。

ウエストミンスター寺院脇のヴィラーズ・ストリートに設置された、この黄色い投票箱が、世界の喫煙者たちの意識を変えるきっかけになるかもしれませんね。

世界が注目する
ほんのわずかな発想の転換

毎年、イギリス政府はおよそ8.5億ポンド(約1,500億円)もの予算をかけて、公道清掃にあたっているにも関わらず、「この12年間一向に改善されていない現状」だと「Hubbub」は指摘します。政府主導では、いつまでたっても自分たちの街を綺麗にはできない。市民レベルでのアクションを呼びかけ、インタラクティブデザインや公共広告に特化したデザインチームと協力し、次々にユニークなクリーンキャンペーンを展開中。
例えば、吸い殻を入れると自動再生される音楽デバイスや、噛んだあとのガムを専用ボードに貼りつけ、ガムでイラストを表現させるなど、あらゆる工夫でロンドンの街の美化に協力しています。

ほんのちょっとの発想の転換。世界を変えるパワーは、きっとこうした些細な気づきの積み重ねなんでしょうね。このプロジェクトは、ハッシュタグ#neatstreetを通じで、いま世界中に拡散されようとしています。

Licensed material used with permission by Elle Mcall

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