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世界でたった1頭の「真っ白いクジラ」。目撃した人には幸運が訪れる!?

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オーストラリア・クイーンズランド沖合で、白鯨が目撃された。お腹だけでなく、背中もヒレも真っ白。これは、世紀の大発見!?

純白のザトウクジラ
運が良ければ出会える?

オーストラリア東部をクジラが回遊するのは、毎年6月から10月にかけての冬の期間(現地シーズン)。プランクトンを追って沖合に現れるのは、主に体長15メートル〜20メートル級のザトウクジラだ。
日中の最高気温が20℃を超えることも珍しくないオーストラリアの夏とはいえ、さすがに海に入るにはちょっと寒い。この時季の人気マリンレジャーが、ホエールウォッチングという訳。
大型クルーザーを保有する「Sea World Whale Watch」が2015年8月10日、ゴールドコーストの沖合で真っ白なザトウクジラを発見。その時の写真がこちら。本当に真っ白!

“幸運の使者”は
遺伝子の突然変異

遺伝子の突然変異で、生まれつきメラニン色素を生成する遺伝子情報が欠落し、白化する「アルビノ」。動物界でも鳥やサル、トラ、ライオン、さらにはイルカなど、色素を持たない白い生物は確認されてきている。このザトウクジラもアルビノ特有の体躯をしている。

じつはこの白鯨、過去にも数回目撃例が報告され、オーストラリアでも話題となっていた。先住民アボリジニーの言葉で白を意味する「Migaloo」と名付けられ、目にすることができた人は超ラッキーな、幸運を呼ぶクジラとされてきた。
さらに、2011年にはMigalooと並んで泳ぐ小さなクジラの姿(こちらも白)が目撃され、Migaloo2世にオーストラリア中が湧いた。

現れたのは瓜二つの
Migalooジュニア!

さて、専門家によると今回目撃された白クジラは、どうやら世界で唯一と言われてきたMigalooではなかった様子。Migalooの行動域や現在地を調査研究する「White Whale Research Center」の創設者Oskar Peterson氏は、「Migalooにしては小さく白さが際立っている。昨年撮影したMigalooの尾びれには、黄色色素が沈着していたが、今回のクジラにはそれが見られない」ことからも、2011年に一度だけ目撃された、「Migalooの子供とみて間違いない」とする見解を、全国紙「The Australian」が報じている。

ハーマン・メルヴィルの長編小説『白鯨』に登場する白いクジラ(マッコウクジラ)は、捕鯨船もろとも乗組員を海へと沈め、“悪魔の化身”として描かれている。しかし、こちらは”幸運の使者”。Migalooもしくは、Migalooの子供に出会えるチャンスは、10月いっぱいだそう。

 Reference:The Australian
Licensed material used with permission by  © Sea World Whale Watch, Gold Coast, Australia –

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