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10万羽以上のカツオドリが集まるボナヴェンチュール島での美しさ

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毎年4月になると、10万羽以上のカツオドリが北からやってきて、ケベックの森林のボナヴェンチュール島で巣を作ります。この島は、ケベック州のガスペ半島の東方に位置しています。カツオドリは年一回、この島に集まる世界で2番目大きい群れに来て交尾をします。

それは静かな交尾ではありません。カツオドリの笑い声のような鳴き声が響きます。この何かをバカにするような鳴き声に加えて、青い目、そして化粧をしたように黒い線が入った白い顔という特徴が、カツオドリをより滑稽な姿に見せています。カツオドリはフランス語でfou de Bassanと呼ばれ、この言葉は「宮廷道化師」という意味です。

巣を作るための空き地、特に岩壁の裂け目を確保するために競い合い、卵を孵して、生まれたひなと秋の出発の準備をします。生き続けるために、若いカツオドリは10月までに飛べるようにならなければなりません。優美な着陸は、なかなか上手になれないものなのです。

魚を獲るのは大切なことなので、その習得ももちろん必要です。 ボナヴェンチュール島のカツオドリは、ペルセ湾に泳ぐニシンを食べます。ニシンの群れは水面のすぐ下で球形のように動きます。カツオドリが水面上回って、その「球」を狙いながら調整。そして潜水するときは60~75mphの速さに達し、水に入る直前に、体を槍の形のように細くにします。海に入ったら、約30秒息を止めながら、すばやく魚をくちばしで獲ります。巣に戻る前に、カツオドリは魚を飲み込んで、巣についたら、ひなのために飲み込んだ魚を戻します。

昔、ペルセ湾の魚がもっと盛んだったとき、この地域はヨーロッパからの移民とネイティブのミクマク民を引き寄せていました。ガスペという言葉はフランス語だと思うかもしれませんが、実はミクマク語で「陸地の終わり」の意味をします。最近、ここの魚はカツオドリと数の少ない貿易漁師のみを引き寄せる存在になりました。貿易漁師は時々、鳥との競争に対して怒りを感じているそうです。特に魚が少ない年はなおさら。しかし、この競争はなくなりつつあり、毎年カツオドリの群体が3%ほど大きくなっているそうです。

Licensed material used with permission by Jungles in Paris (Instagram, Twitter, Facebook, Vimeo)
訳:Barbara Casu

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