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新国立劇場『ラインの黄金』リハーサル開始、エルッキラ演出補「美しく、エレガントで抽象主義的」

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 10月1日から開幕するワーグナー楽劇「ニーベルングの指環」序夜『ラインの黄金』のリハーサルが、新国立劇場にてスタートした。

 「ニーベルングの指環」とは、序夜『ラインの黄金』、第1日『ワルキューレ』、第2日『ジークフリート』、第3日『神々の黄昏』の4部作で構成されており、演奏時間は合計で15時間にも及ぶ大作だ。3年がかりで、本作に取り組む飯守泰次郎はスタッフ、出演者に向けて「皆さんと一緒に作っていけることを非常に嬉しく思う」と挨拶した。

 今回、海外から招聘された歌手7名のうち新国立劇場への出演経験のあるのは3名。ヴォ―タン役を務めるユッカ・ラジライネンは「この演出は、初めてヴォ―タン役を演じたとても思い入れのある作品。皆さんも、ぜひ楽しんで」と挨拶し、ローゲ役のステファン・グールドは、過去4回出演した新国立劇場での公演を振り返り、再びステージに立つことへの感謝を述べた。そして、イェレ・エルッキラ演出補から本プロダクションのコンセプト説明がスタート。まず、本プロダクションは「美しく、エレガントであり、抽象主義的な表現」とし、ヴォータンは最高位の神で夢見がち、フローは明るいキャラクターだが臆病者、フライアは若さの女神などと、それぞれのキャラクターの性格が紹介された。そして「ニーベルングの世界」「地下の世界」「巨人たちが住む世界」「神々が住む世界」の4つのシーンについて、セットの写真を見せながら説明が続けられた。

 本作は、権力の象徴である黄金の指環をめぐり、神々と人間が争いを続けて最後に世界が崩壊するまでが描かれたストーリー。新国立劇場では10月1日に開幕し、全6公演開催される。

◎公演情報
【楽劇「ニーベルングの指環」序夜『ラインの黄金』】
全1幕 
公演日:10月1日(木)、4日(日)、7日(水)、10日(土)、14日(水)、17日(土)
指揮:飯守泰次郎
演出:ゲッツ・フリードリヒ
出演:
ヴォータン:ユッカ・ラジライネン
ドンナー:黒田博
フロー:片寄純也
ローゲ:ステファン・グールド
ファーゾルト:妻屋秀和
ファフナー:クリスティアン・ヒュープナー
アルベリヒ:トーマス・ガゼリ
ミーメ:アンドレアス・コンラッド
フリッカ:シモーネ・シュレーダー
フライア:安藤赴美子
エルダ:クリスタ・マイヤー
ヴォークリンデ:増田のり子
ヴェルグンデ:池田香織
フロスヒルデ:清水華澄
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団

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