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安易な真似は絶対ダメ!!「不食」の危険性を医師が指摘 寝たきりや認知症になる可能性も

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突然だけど、僕は俳優の榎木孝明(59)が好きだ。バラエティ番組に出ると、いつも声が小さくて若干イライラするんだけど、役者としてはかなりの実力派だと思う。個人的には1997年のNHK大河ドラマ「毛利元就」で演じた戦国武将・渡辺勝の非業な最後が特に印象的だった。

そして最近では、今年の6月にワイドショーにやせ細った姿で登場したことを忘れてはならない。なんでも、医師との相談の上、不食生活を1か月も継続し、9キロも痩せたというのである。(文:松本ミゾレ)
栄養不足でシワやたるみが目立つ外見に

1か月間、一切の空腹感に見舞われることがなかったとも話しており、正直何をどこから突っ込めばいいのかよく分からない。しかし、本当に彼の「不食」は健康上大丈夫なのだろうか。9月1日放送の「中居正広のミになる図書館」(テレビ朝日系)では、専門分野の異なる医師5人が不食によって引き起こされるリスクについて解説していた。

まず、泌尿器科の平澤精一医師は、不食によって男性機能の低下が発生すると指摘する。男性ホルモン・テストステロンの精製が不食によって上手く行かなくなるのだという。

テストステロンの精製に必要なものは、コレステロール。このコレステロールは食事をすることで体内に蓄積する。1か月もこれを怠っていると、体内のコレステロールが欠乏し、正常なテストステロンの精製が阻害されてしまうというのだ。

男性にとって、男性自身の機能が損なわれてしまうのは、絶対に避けたいところ。不食が、その絶対に避けたいリスクを誘発する危険性を秘めているとは……。

皮膚科の黒田愛美医師は、不食がシワやたるみの原因になると話す。食事をしなくなることで、必要な栄養素を吸収できず、そのために顔や皮膚全体の血流を悪くしてしまい、シワが目立つようになる、というのである。榎木の不食前後の写真を比較して「シワが増えていて、ほうれい線のラインにたるみが結構出ている」と語る。
基礎代謝が落ち、逆に太りやすい体質になる懸念も

さらに循環器内科専門の小松宏貴医師は、榎木が不食にチャレンジしている間に、両手のだるさを感じていた点に着目。その理由が、低血糖によるものと推察する。放置しているとやがて血管の痙攣を招き、これによって異型狭心症を発症する危険性が上昇してしまうという。

食事はやっぱり、体内に生きるために必要な栄養素をしっかり吸収させるためにも必要なものなのだと再確認した。そしてスタジオでは、モニター越しに医師たちが榎木に不食によって誘発されるリスクを説明する。こちらもかなりヤバい。

内科医の大竹真一郎医師は、過度な体重の増減が余計に太りやすい体質にしてしまうと警鐘を鳴らす。不食によって必要な栄養素を絶ってしまうと筋肉量が落ち、これによって基礎代謝まで落ちてしまう。

その結果、徐々に太りやすい体質になってしまうというのだから恐ろしい。平澤医師も「筋肉がつきにくくなると、皮膚がたるんだり、将来的に寝たきりになる恐れがある」と警告する。
栄養が脳に行かなくなり、判断力が低下する

そして、脳神経外科の菅原道仁医師は、不食生活を長くやり過ぎると脳にも悪影響があると指摘する。

不食によって糖分が不足すると脳に十分な栄養が行かなくなり、脳細胞が萎縮することがある。特に前頭葉が萎縮すると、判断力の低下のほか、認知症になるリスクが高まるので注意が必要だという。

いやはや、不食をすること生じる5つのリスク、どれも無視できないものばかりではないか。榎木の場合は医師とのしっかりとした相談があったとはいえ、やっぱり安易に不食に挑戦なんてしないほうが良いのではないだろうか? 人間、食べなきゃそりゃ確かに痩せるけど、やっぱり度が過ぎたダイエットはすべきじゃないようだ。

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