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日本国内での途中下船は違法?知っておきたいクルーズ中の注意事項

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Photo credit: 坂本裕幸「クルーズ旅行 福岡‐済州島-上海

皆さんこんにちは! TRiPORTライターの眞田舞です。
あんなに暑かった今年の夏ももうすぐ終わり。体調を崩したり、トラブルに巻き込まれたりせず、楽しく過ごすことができましたか?

さて、クルーズ業界も夏のバケーションは世界中で大盛り上がりの時期です。今回は、クルーズ経験者も、まだ利用していない人もチェックしてほしい、クルーズ中の思わぬトラブルや知っておきたい注意事項をお届けします。

①日本国内で完全下船はNG!

日本発着のクルーズは家から直接港に行けることもあり、行き帰りにあまり時間をかけないで済みますよね。ただし、ここで注意してほしいのは、外国船籍の場合は一度も船が日本国外の港に寄らないうちに、日本国内で完全下船することはできません。これは「Cabotage(カボタージュ)」と呼ばれている交通に関する規則の一つです。日本のパスポートを持っているし、同じ日本国内の移動だから問題ないかと思うかもしれません。しかし実際は違います。

例えば、楽しみにしていたクルーズが乗船初日から何もかも満足できなかったとします。「横浜から乗船したけど、クルーズのサービスが気に食わないので次の大阪港で勝手に降りてやる! もう二度と戻ってくるか!」という場合でも、せめてクルーズスタッフや添乗員さんに相談をしてください。勝手に下船してしまうと規則違反となり、クルーズ会社はもちろん、ゲスト本人や引率している添乗員さんが大きな問題に巻き込まれます。

Photo credit: 坂本裕幸「クルーズ旅行 福岡‐済州島-上海」

Photo credit: 坂本裕幸「クルーズ旅行 福岡‐済州島-上海

②船の上は日本国外

外国船籍のクルーズにも、日本人スタッフがいたり、メニューや船内新聞が日本語だったりと、言葉の心配をすることなく日本人向けサービスを受けることができます。ここで気をつけたいのは外国船籍によるクルーズの場合、日本国内の寄港地を回っていようと、日本発着であろうと「船上は日本ではない」ということです。

まず、クルーズに参加するにはパスポートが必要です。空港と同じく、出発する港では出国審査が行われます。また、船上のマナーも日本のやり方は通用しません。「日本のサービスは本当に素晴らしいの一言だ」と、海外旅行経験者なら一度は思うのではないでしょうか。船の上で、時にはスタッフの対応が不公平だったり、提供されるべきサービスを受けられないこともあるでしょう。ここで声を荒あげて怒鳴ったり、物をなげつけたりしてはいけません。一番気をつけたいのは、「○○人だからそんなこともできないのか!!」と人種を特定して不満を吐き出すこと。これは絶対に止めましょう。

自分は不満をわかって欲しかっただけで、つい口からでてしまい、それが本心ではない場合もあるかもしれません。しかしこういった発言は人種差別や周囲に悪影響を及ぼすゲストとして、すぐに船上のセキュリティーが対応します。最悪の場合、ゲストの意思に関係なく強制下船させられることもあるので注意しましょう。もちろん、下船した港から自分の家までの旅費はゲスト本人負担です。

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Photo Credit : Hazuki Ikeda「ルビープリンセス地中海クルーズハネムーン

③寄港地に寄れなくても旅費は戻らない

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